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BEAN TO BAR チョコレート Humming Birdさんにお邪魔しました。

富山県でBEAN TO BARの無添加チョコレートのお店を営むHumming Birdさんを訪ねました!

カカオ豆の焙煎から始まる手作りのBEAN TO BARチョコレート。

10年以上コーヒー屋さんを営まれていたご主人。
地元を盛り上げたいなと思った時に、コーヒーだとせいぜい地元の牛乳を添えるくらい。
チョコレート作りは、実はコーヒー焙煎の技術や知識と共通する点が多いのでコーヒー焙煎のノウハウを活かしつつ、地元の食材ともコラボできるチョコレートを作りたい!
ということでチョコレート専門店をオープンさせたのだそう。

チョコレートドリンクやコーヒーも楽しめる。

ホタルイカ、能登揚げ浜塩、昆布、山椒、白エビ、氷見うどん・・・
店内には産地別のこだわりのチョコレートのほかに、味の想像もつかないようなフレイバーのチョコレートがずらり。

全て味見ができる。
そしてちゃーんと、その食材の味がするのが面白い!
香料も着色料も使わずに、こんなに豊かな表現ができるのなんてすごい!

思わず買ってしまった、ほたるいか味のチョコレート(笑)

ピンからキリまでチョコレート

カカオときび砂糖、全乳糖と地元の食材でじっくり作る。
そんな丁寧なチョコレートがある一方。

スーパーで買える安価なチョコはほとんどカカオが入っていない、お砂糖や油脂がベースになったもの。
乳化剤・香料・・・無添加のチョコレートも早々出会えない。

「なんでこうなっちゃったんでしょうね〜」
ぼそっとつぶやいてみたら意外な答えが。

「最初は単純に、こんなにおいしいものを他の地域にも届けたいって想いだったんじゃないかな」

当時の人たちは、添加物がどうのとかそう言うところはまだ情報もなくって、ただただこの美味しい食べ物を世界中に届けたいと願ったに違いない。一周回って振り返ってみたら「あれれ、入れない方がいいかもね」って。

最近ぼんやり考えていたこととマッチする答えをもらえたような気がしてなんだかホッとした。
添加物も、安価に大量生産される工業的な食べ物も。
開発した当時の人たちは純粋に美味しいものをもっとたくさんの人に届けたい!という気持ちだったはず。

「たくさんの人にこのおいしさを届けたい」
その表現はそれぞれ。
どれも違って面白い。

だけどやっぱり、Humming Birdさんのように余計なものを加えずに、素材に向き合い技術を磨き、本当のおいしさを追求する姿と味には感動するなあ。

知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!



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