海賊と呼ばれた男 百田尚樹 [本089]

#海賊と呼ばれた男

とりあえず上。

買ったの2014年とか。
先輩にも勧められてて、やっと。

まだ上やけど、
日田とのエピソードで泣いたり。

コロナで、大変な状況やなーとか思ってるけど、
戦争よりはよっぽどマシ。
すごいわ、明治大正昭和。
出光すごい。
たくさんの働き者、キレ者を知って、落ち込むわ。
自分はどうしていくんやろ。

歴史とか地理とかほんま興味なくて、テストも短期記憶のパズルぐらいに解いてたけど、今改めて社会の授業で習った戦争の事件を理解できるようになって、
ほんま軍の暴走で内閣まで殺すとか、情報統制して不利な情報流さず国民騙すとか、マジでアホ。
暴力で乗っ取られた国の政府ってなんやねん。
国民が厳しい状況のなかで利権に貪りつくそうとする石油統制会社とかほんまクズ。

あれ?情報統制、お友達利権、官僚もグルの中抜き組織とか、戦後70年経ってまだやってんの?
やばくない?マジで?

出光佐三に学んで、正しい商いと社会貢献せなあかんわ。
下巻楽しみ。

おもしろかったわ。下巻一気に。

すごいわ、人間尊重、日本人の大命を貫き通して生きていて。
目先の損得じゃなく、日本がどうあるべきかで判断する。

ぼくは、「日本」とか「地元」とかのカテゴライズはただの運やと思っているので、「地球」とか「人間」のくくりで考えて実行していきたいから、
いつかアフリカで事業をするのと、
宇宙に住むのが、残りの人生の目標。

子供の頃の自分に恥じない、純粋さを持って、うしろめたくない生き方をしていきたいわ。

最後にコロナに向けて、出光佐三より。
「ガソリンがなければ、車に乗らないで、歩けばいい。足はそのためにある。灯油が足りなくてストーブが使えなければ、外套を着ればいい。終戦後は長い間、冬は事務所でも外套を着ながら仕事をしている人がいくらでもいた。終戦直後の苦しみは、こんなものではなかった。あれを経験したものにとっては、今度の石油危機などどうということはない。たしかに今後、インフレも起きるだろう。しかし経済というものは数年周期で、好不況がめぐってくる。今度のはそれが少しばかり大きいだけの話だ。それでも戦争に比べれば、何ほどのことはない。何、この騒ぎもまもなくおさまる。いちばん大事なことは日本人の誇りと自信をうしなわないこと。それさえ失くさなければ、何も怖れることはない」

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