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いよいよ始まるか、本格火葬発電

★★ 百も承知のフェイク・ニュース その4 ★★

まもなく確実に到来する超多死社会において、火葬が追いつかず『待機遺体』が急増する懸念が各自治体から寄せられていた事に対し、厚生労働省はこの度資源エネルギー庁と協議の上、関西電力から出されていた『火葬発電』の申請を試験的に許可する事になった模様です。

火葬場の廃熱による発電は、すでに台湾の台北市が試みていますが、関電方式は火力発電所にAI技術を駆使した最新式の火葬設備を導入するというもの。

その詳細は企業秘密とかで未だ不明ですが、各家庭に配られる予定のパンフレットには「関西電力は魂のこもった電気をお届け致します!」という力強いコピーが踊り、将来の火葬を予約した場合の電気料金割引プラン等の説明が分かりやすく書かれています。

さらなる情報によると、俳優の佐々木蔵之介さんが十返舎一九に扮して辞世を詠む・・・という設定のテレビCMも作成済みだとか。

ちなみに、その辞世の句とは、「この世をばどりゃおいとまに関電の電気となりて灰さようなら」というものだそうです。

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