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虎に翼 ふたりの男性の嘘 個人的な感想

某アカウントで色々呟きましたが

 猪爪寅子の周りの男性達について


寅達、女性が数名 明律大学に入学した時に
女生徒を「魔女」と呼び、馬鹿にしていた男子学生の中で
花岡だけは理解のある態度で好感度が高く、優しかった。


ところが、花岡は学校以外でも女の子達からモテモテだったのだが、冷たく突き放す所があった。

じゃあ才女じゃ無いと駄目なのかと思ったら

「クラスの魔女も優しくすりゃちょろい」
というような事を同級生と話していた。
それに対して轟が
「貴様!謝れ。俺も女に対して偏見はあったが俺は彼女らが好きなんだ。(クラスメイトとして)」

と、まぁこういう感じの出来事がありました。

そして、そこで花岡は改心したんかなと思ったら
どっこい
ピクニックに行けば、またそこでも女性を下に見る態度。
そしてはずみで、崖から落ち

花岡何故か助かる。
病室には花岡ファンの女の子達が取り囲む。

そして寅は、私が悪い事をしたと悩んでいたのに

花岡は
「猪爪を訴えてやる」
と轟に言い、轟に
「貴様!男を下げるな!」
と怒りだす「お前が悪い」という内容で説教。
実は花岡とは昔から友人だったらしい…
「お前ってそんなやつじゃなかっただろう?」
と、轟は言う
*轟って昔から花岡の外面しか見てなかったんじゃないのか?と今になって思う。


そして、周りから色々言われて花岡はどうしたかと言うと

「猪爪さんの事が忘れられない!」
と寅に言ったり

「猪爪さんとふたりだけで会いたい」
だのを言って、男と恋愛など考えていなかった寅の心をキュンとさせる…

寅は、ワンピースまで手縫をして家族中がデートをするので嬉しさ一杯の寅を見てほのぼのとする。

花岡は猪爪家の危機にも訪れていたので、寅の家族も
好感を持っていたのだろう。

しかしデートは、花岡が仕事の関係で遠くに行くという話しだった。

月日が経ち
花岡は選びぬいたような文句の付け所の無い女性を連れて皆の前に現れる。婚約者だと言う。

そこから今日の話なのですが

もう一度よく考えてみたら

初めから
「結婚を申し込んでいない仲」
なのだから轟とヨネは口出しするべきではなかった。
そして、寅も寅の家族も勘違いをしていたのだ。
花岡は寅を好きなのだと。

ここまでは、しょうが無いなぁと思うも
「僕は猪爪さんの夢を潰したくない。彼女が人を助ける邪魔をしたくない」
と、轟とヨネに熱弁したので

「ええっっ?!!」
と私は思った。
そして逆に良い弁護士になれるよ。嘘をツラツラと言えてと思った。

友達なんだろう。
もっとマシな事を言えと思う

「猪爪さんは級友として尊敬が出来、いっときは好きだったが妻にしたいというほどの女性じゃない。
今現在の女性が俺の理想の妻」
だと。
「誤解をさせて悪かった」
と、親友には言いなさい。
昔からの親友で
情け深い轟を黙らすなんてチョロいんだろう?
花岡は変わって無いんだよと思った。

しかし、轟は大丈夫かなと思う。
情に訴えられて
女子供のために生命をかけろと言われたら
素直に立派な特攻を志願するかもしれない。


 嘘を全くつけない轟
戦争に行くことになっても無事に帰って来いよと言いたい漢です。

そして優三さんはカムバックをしました。

寅と優三

仕事をしたくても独身だと世間が認めてくれないから結婚をしなくちゃと不純な動機で結婚を焦る寅。

そんな様子に気が付き、優三が帰って来ました。
ああ、良かったですね。

ところで寅は優三に恋愛感情は感じていないらしい。
まぁそうでしたよね。
下宿していた人ぐらいの気持ちでした。
だけど優三は、寅が結婚を焦っているという事を知ってもう、居ても立っても居られない気持ちで戻って参りましたよね?
寅「お互いに恋愛感情がなくても利潤があるから、良いよね!」
優三「そう!僕もそうなんです。結婚をしないと僕も困る!立場をよくするため!」
と言う優三。
しかし、君のお腹はそんな軽い気持ちじゃ無い事を物語っている。
✳仕事中は大丈夫だろうか

お腹は嘘をつけないので、急に下痢になってトイレに駆け込んでしまった。

好きなのに好きと言えない優三。

こういう嘘は可愛いなと思いました。

そして優三はその身体の不調さ故に兵役試験にも不合格になり、戦争に行かんでくれ。
どうせ行っても駄目でしょう。行かないで下さい。

だけど、優三の勤める会社が軍需工場になっているのか、これからなりそうなのかまだわからはないけれど
そういう所にいるので
戦争中に空爆に合わないで下さいと思いました。


花岡悟役をやった岩田剛典さん、モラハラ役がぴったりで凄いなと…思いました。
モラハラ夫にはこういう人がいますよ
人の情に訴えて…自分は良い人間に見せる。
そして自分の思い通りにする。

個人的な見解でした。

追記∶たとえ、ヨネの言うように寅が花岡に付いて行ったとして…
「猪爪君の仕事の邪魔をしたくない」
と言うのなら
専業主婦になって貰いたかったのだろう。

そして、働いている女よりも甲斐甲斐しく男の面倒を見てくれる昔ながらの女が良かったのです。
女はそうじゃなくては
結婚相手として認めないという
そういう男だったのです。
ピクニックの時から変わっていない。

そして、寅と以前に話すときに
「僕のために仕事を辞める気はあるの?無いよね」
と、それを言えば
「とんでもない!辞めないです!
あなたってそういう人だったんですね」
で終わった話しだった。
 ヨネもてっきり理解のありそうな花岡は、寅と弁護士事務所を開いてお互いに支え合うと思ったのだろう。
人に期待し過ぎるのも、トラブルの元なんですよね…

✳加筆修正いたしました。



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