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20代後半、自分の人生に迷う

ひとりで過ごすとき、もしくは通勤などで電車に乗るときは専ら何かを聞いている。今まではYoutubeが多かったけど、最近はPodcastsを聞く割合が増えてきた。

これが結構おもしろくて、今まで興味があるけどどこから情報を取り入れたらいいんだろうと思うことも、YouTubeや情報が流れるスピードが早いSNS媒体ではうまく咀嚼することができないようなことも、ふらっと触れていたり。ラジオを聞く機会があまりなかっただけに新しい扉が開いたようで、一日家にいるときはよくよく流すようになった。

特によく聞く番組で、
「自分のことを愛していますか?」
と、ふと考えさせられる問いかけがあった。


学生までは敷かれていたレールを進むだけでよかった。1年経てば、自動的に学年が上がってやるべきことも提示されて、なんとなくそのとおりに進んでいれば ”なんとなくいい感じ” になっていた。別にやりたくないことでも言われるがまま受け入れていたし、従順に真面目に取り組めることが存在意義を認めてもらえることでもあって。そうやって、自分の人生を歩んでいるようで歩めていない、いざとなったら他責にしそうになる人生だったように思う。

自分の人生を切り拓かねば自分が壊れてしまうのではないかと思った数年前から今までの内省によって、ようやく今までずっと心の奥底に押し込めていた自分の気持ちに気づいた。


もっと自分らしく生きたい。
人生一度きりなんだからやりたいことをやれる人生にしたい。
自分のことを誇りに思える好きな自分でいたい。

そうやってこの数年進んできたつもりだ。
SNSまわりだけでも、特にインスタやnoteで今まで見せられなかった自分のスキを集めて表現して、スキが重なる人と出会えたことで間違いなく人生の色彩が鮮やかになった。
憧れの人はどんな人でどんな振る舞いをするだろうと考えたり、実行に移したり、たぶん今までの人生の中でいちばん自分の人生を生きている。毎年「今年がいちばん最高!」を更新しているくらい充実している。

でも、毎日小さなやることややりたいことに追われているとやっぱり見失うことがある。

社会人も5,6年経ってくると、さすがに新人時代ほど成長もないし、大きなライフスタイルの変化もないし、日々淡々と生きているだけでは何も得られなくなってきた。このままでいいのかなんて、ここ最近ずっと考えている。

もっともっとワガママでいいんだと思う。
職場で出会うおばあちゃんたちには「若くていいねえ」なんて言われる。そりゃ80、90代の人から見たら20代なんてその人たちの1/3程度しか生きていない。まだまだこの先の人生のほうが長いのだ。
でも、どこかで「いい大人なんだから…」「もうすぐ30なんだから…」と自分に制限をかけている。これは無意識だし、たびたび友人たちが自分に言い聞かせるように言っているのを耳にすることもある。

無垢な幼いときに夢見ていた「お花屋さんになりたい!」という夢は、今では収入的にもスキル的にも現実的に考えて選択しないだろう。

どうなりたかったっけ?

そうやって自分に問いかけ、思考を深めていかなければ、知らず知らずのうちに抱いていた夢とはかけ離れていくばかりになりそうだ。
時には自分と向き合うことが苦しいときもあるけども、心の奥底にこそ、本来望んでいたものが潜んでいることが多い。

自分を愛するって難しいけども「自分のために生きてる?」と問いかけを変えると、わかりやすいのかもしれない。前述の抑圧は大体は自分の気持ちよりも他のことを優先にしていることが往々にしてある。

結婚したいのか、子どもがほしいのか…
それよりも、ただパートナーと楽しく暮らせたらカタチなんて何でもいい。安定的な仕事もあるに越したことはないけども、今の発信の延長で何か成し遂げたいとか、小さなお店をもってみたいとか、そういうことのほうが興味はある。
たぶん、どうなりたいかのビジョンが不安定だと、このまま仕事をなんとなく続けて、なんとなくな人生になるんだろう。

私もまだまだなりたい姿の深堀りの道半ばで、やりたいことがぼんやりあるにも関わらず上記のような悩みに行き詰まり、自分のやりたいことが現在進行形でわからなくなっている。

本当の意味で自分らしい人生を歩んで、自分を愛するということには時間はかかるだろうけども、気持ちに嘘をつかず生きたい。


参考にしたPodcast🎧


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