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HAPPY?

この1年はHAPPYだった?

暑いのと寒いのが交互に続き、服選びに苦労した11月が終わり、いよいよ12月に突入した。

この時期になるとよく聞かれるフレーズがある。

「どんな1年だった?」

というものだ。

なんかこの言葉は少しばかり圧迫感があって、「実のある日々を過ごせましたか?」と言われているようであまり好きではない。

こっちは1日1日過ごすのに必死だよ!って言いたいし、振り返る時間なんてないわ!とも言いたい。

ただぼくはここで振り返る機会があるので、実のある日々を過ごせた"風"に書いていきたいと思う。


ぼくとしてはこの1年を振り返ってみた時、すごく"変化"の多い1年だった。

仕事のこと

プライベートのこと

どっちにも大きな変化があったし、"自分自身や周り人"について、今まで以上に考えた年になった。


「自分にとって"働く"とは何なのか」

「自分にとって"大切にしたいもの"は何か」

目まぐるしい日々を過ごす中で当たり前になっていたものが、本当に自分にとって必要なのか考えたり、

これまでの自分だったら選択しないであろう選択肢を取ってみたり、

自分の感情について今まで以上に考えたりしてみた。

そうすることで、色々な視点や新たな価値観などが生まれて、自分でも気づくことができなかった"自分という人間"を見つけられた。

おれってこういう時にはこういう感情になるんだ〜とか、

おれがこの行動してるのにはこういう背景があったからか〜とか、

なんか常に自分の頭の中と会話していて、勝手に不安になったり、つかみどころのない何かを探したりしていた気がする。

自分らしくいられるために、自分らしくない選択をしてみた。

色々と大変な1年だったけど、

総じて、"HAPPYだった"といえるのではないかな。


さてと、長めの前置きはここら辺にしておいて、

みなさんにとってこの1年はどうでしたか?

HAPPYでしたか?

そんな問いかけをテーマに行われたライブに足を運んだ。



DISH// ARENA LIVE 2023 「HAPPY?」

12月3日にぴあアリーナMMで行われたDISH//のアリーナライブ「HAPPY?」に参加してきた。

ぼくは今年初めて参加したのだが、このアリーナライブは毎年12月に行われており、DISH//のみなさんやファンの人たちにとっては、"1年の締めくくり"としてこのライブが存在しているらしい。

"らしい"と言ったのも、DISH//のことは最近まであまり知らなかったからだ。

「THE FIRST TAKE」で歌っていた"猫"という曲と、"君の膵臓をたべたい"に出ていた"北村匠海"がいるグループということしか知らなかった。

なのでライブに行くにあたり、メンバーの方を調べたり、曲を聞いたりしてから当日を迎えた。

にわか程度の知識と、ファンの方には申し訳ない程度のライブグッズを身につけ、いざライブ会場へと向かい、早速鑑賞してきた。


いや〜もう圧巻も圧巻のステージでした。

「HAPPY」というこのライブのテーマソングから始まり、「ウェディングソング」という心温まる曲、「万々歳」という会場が一体となって盛り上がる曲など、メンバーのみなさんが全力で創りあげるステージに心踊らせた。

最後に「HAPPY」をもう1回披露して、閉幕となった。

このライブの感想を言葉にすると、軽く聞こえてしまうけど、なんと美しく、なんとメッセージ性のあるライブだったのだろうと感じる。

「HAPPY」で始まり「HAPPY」で終わる。

この2つのHAPPYの間には、辛いこと、悲しいこと、上手くいかない現実、泣きたくなるような出来事とかたくさんあるけど、"最後はやっぱりHAPPYでありたいよね"という願いが込められている気がした。


その「HAPPY」という曲のサビには"ただ!"という言葉を多く使っている。

ただ!ありがとうと
ただ!会いたいんだと
ただ!愛していると
ただ!世界へ!あなたへ!届け!
ただ!HAPPY!!!!

もはや"歌っている"というよりか、"叫んでいる、訴えかけている"みたいに感じる。

"ただ"おれは〇〇したい"だけ"

"ただ"わたしは〇〇したい"だけ"

「ただ」の文末には「だけ」がくる
というのも素敵だ。

色々と複雑で大変な世の中だけど、「ただ〜したいだけ」というシンプルな答えでいいんだよと教えられた気がした。


最後にDISH//のみなさん。

今回は素敵なライブを見させていただきありがとうございました。

来年も変わらず元気に音楽活動を続けてください!

"ただ"ぼくは来年もDISH//のアリーナライブに行きたい"だけ"なので。

ライブの次の日の朝の公園
なんだかんだちゃんと紅葉見たの今年初かも🤔

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