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競馬を知ると月日が早い説

自分が意識して競馬を見始めたのは学生時代、ビワハヤヒデが2着となった朝日杯3歳S(1992年、現在の朝日杯フューチュリティS)が最初だったと記憶している。後にクラシック三冠を含むG1を5連勝し怪物と称されたナリタブライアンの兄である。
1990年前後、オグリキャップと武豊がその火付け役となった競馬ブームからおよそ30年…ウマ娘のヒットもあり現在の競馬場には当時を超えんばかりの活気がある。

(いまではわたしもウマおじ)

ある程度長く競馬を観ていると、当然ながら血統にも目を向けることになるだろう。競走馬の現役生活は数年、活躍すればその仔馬たちが4年後にはデビューする。ヒトであれば四半世紀のサイクルが、競馬では10年にも満たない。
思い入れのある活躍馬の仔が走る姿を見て、自分もまた加齢していることに否応なく気づかされるのだ。

この数年、POG(ペーパーオーナーゲーム)にも参加する機会を得た。これは毎年デビューする馬たちのなかから決められた頭数選び、日本ダービーまでの獲得賞金の総額を参加者同士で競うゲーム。
デビューから一年間、指名馬たちのレースを見届けるうちに思い入れも増し、ゲームを終えるダービー後もその戦績を追うようになる。馬券はほとんど買わなくなった自分にとって、シンプルにスポーツとしての楽しみ方を与えてくれている。

(指名馬ドウデュースの日本ダービー)
(初年度参加時の優勝記念)

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