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「NARIAGARI」雑感 格闘技団体になっていくか否か

昨夜、日付が変わる前に大阪開催「NARIAGARI」から帰京しました。
今朝から良い練習ができたので、大会終了予定が早まったのと終了後すぐに新幹線に飛び乗った策が功を奏しました。こういうところが格闘小作農としては大事なところです。打ち上げに誘われて行っていたら今朝の練習はできていませんから、流されずにコンディションを重視して格闘技選手としての本分の練習を大事にするスタイルでここまでやってきました。

「NARIAGARI」で感じたことを練習が終わってひと段落した月曜日の昼に窓際で書き記していきます。地方遠征の疲労が堪える年になってきました。

「NARIAGARI」の側を整えた皇治CEOの腕に脱帽ではある

「NARIAGARI」で僕が凄いと思ったのは、皇治さんがスマートニュースアプリで放送の座組みとスポンサーさんをぞろぞろと連れてきて、しっかりと興行の座組みを整えていたことであります。放送環境が整って、ウェブメディアがウェブニュースを流して、そこにスポンサーを揃えていく王道の運営を見せていて、脱帽でした。選手自身の自主興行は数多く見てきたし、ジム主催の興行だったり、地方大会は放送環境もなければ、メディア発信もなくただ試合をするだけになっていて、広がりがないので、ここら辺は国内の大会主催者は見習うべきところはあるように思いました。もちろん皇治さんだからこそではあるんですけど、座組みは見習うべきところはあるように思いました。

選手からすると人に見られないところで試合をするよりも、人に見られた方がいいと思うし、より人に見られるところに人が集まるのは当然の流れだと思います。それが現在の国内においてはRIZINやブレイキングダウンなのだろうと思います。ちなみに見られるで言うとAbemaの無料放送のK-1はかなり強いと思っています。まあそれはそれとして。

「NARIAGARI」は今回は賑やかな人が目立って、格闘技色の強さはそこまで出なかったですが、今後格闘技に振ってきたときに役目を果たすように僕は見ています。ここら辺は後述します。

「NARIAGARI」出場者が楽しそうだったことが全てでそれだけで成功

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