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RIZIN.32 見所解説と与太話 ※追加カードあり次第追記していきます。追記完了!

RIZIN沖縄大会開催発表。

唐突感は否めない沖縄大会です。格闘技界にいる人間からしますと榊原さんがPRIDE売却後の7年間は沖縄でサッカーチームの運営をしていた関係は周知の事実であります。トルシエが監督だったりと色々と凄かったし、ヤマ師榊原さんの真骨頂であります。

国内外問わず成功者は球団を買う傾向があるのですが、あれは何ですかね。球団を軸に信用が上がったり、その他のビジネスに展開したりがあると思うのですが、銭を喰うバケモンですから、余裕があるカネ持ちがやるものであって博打でやるものではないと思うんですよね。確かに信用で言えばPRIDE売却のタイミングは護国寺にあるたけしも殴り込みに行った出版社から出る週刊誌に喰らわせられていたタイミングでもあるので分からなくもないですが、なかなかの博打であることは確かであります。

RIZIN旗揚げのタイミングでのヒョードルの対戦相手の合宿先が沖縄だったりと不思議な沖縄人脈を所々で感じることがあったので今回の沖縄大会は遅いくらいに感じます。

もちろんのご当地大会 沖縄在住選手の晴れ舞台

カード発表の選手も沖縄在住か縁のある選手で仕上げていて、券売をある程度維持しつつ経費も削減するスタイルが見えて堅実な大会運営に安心します。訳もわからずに良いカードを打ち込んだりしそうなところがあるじゃないですか。

山本美優選手は沖縄にクレイジービーのジムがあって関係していたし、砂辺選手、安谷屋選手、宮城選手は沖縄在住で活躍している選手なので沖縄在住選手の晴れ舞台であることは否めません。それもジムをもっている選手が多いから先生の晴れ舞台を切符を買って見にくるじゃないですか。

ご当地選手の登用はどこの団体でもあります。ベラトールやストライクフォースでもよくある形式でアンダーカードは地元の選手でクオリティは高くなかったのですが、コロナで客入れ関係なくなってしまったので、最初からガチカードでMMAファンとしては歓迎の状況が起こっています。

参戦予定選手の中には「にっせー」選手が入っているのですが、にっせー選手は前戦で古瀬美月さんに勝利を収めていて、試合前の条件として勝ったら沖縄大会参戦が決まっていたのではないかと思うのですよね。もしも古瀬美月さんが勝ったら古瀬美月さんが参戦でいいし、その意味では誰も損しない分かりやすいカードで佐伯繁さんらしいカードだなあと思って見ていました。古瀬美月さんについては書きたいことも書けることもいくらでもあるのですが、ご活躍されたときのお祝いとして書いて差しあげたい親心もありまして、今回は控えたいと思います。


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