こんにちは。突然ですが、ツイッター婚活で出会った私の彼女はオタクです。大好きな漫画・アニメがあり、作者の方の誕生日には何かを送っているようですし、イベントなどにも参加しているようです。また、ずっと推している俳優さん？もいるらしいです。
私は彼女の趣味に対しては一切口出ししませんし、彼女も押し付けてくるわけでもありません。

私はそういった世界には疎いのでオタクの定義などはわかりませんが、彼女は自分で自分のことをオタクと言うのでオタクなのでしょう。サンプルは彼女だけですが、彼女がオタクで良かったなと感じたことを書いていこうと思います。

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■他人に流されない自分を持っている

「これが好き」というものがあるとそれをとことん突き詰めるため、自分が好きだから好き、という確固たる意思を持っているように感じます。それは誰と比べるものではありません。人は人、自分は自分、とも言えるでしょうか。周りからどう思われようともこれが好き、と堂々と言える（思える）ことはすごい強みだと私は思います。尊敬します。

また、私は特段見た目や年収などがいいわけではありませんが、彼女からしたら「好きになったから好き」で、新しい推しができたような感じらしいです。そのため、他の人の彼氏と比べる意味もなく、イケメン・ハイスぺといったステータスも関係ないらしいです。本当にありがたいです。

■意外とコミュニケーション能力がある

オタクにはオタク同士の繋がりというか、コミュニティがあるそうです。ツイッターなどのSNSで繋がることもあればオフ会やイベントのように直接会うこともあって、情報交換したりグッズやりとりなどもあるとのことです。

初めて会う人と会話する場面も多いからなのか、私の想像するオタクとは違い、彼女はオタクと言わなければわからないくらいコミュニケーション能力のある女性でした。「意外」と言っては失礼ですが、いい意味で想像を裏切られました（もしかしたら私の想像する「オタク」と彼女の言う「オタク」にはそもそもの認識のズレがあったかもしれないと今更ながら感じています）。

■体力がある

オタク活動には体力が必要です。遠征費？を稼ぐために長時間働いたり、寝る間も惜しんで作品を見たりと非常にパワフルです。私も体力はある方だと思いますし、あまり病気にもなりません。お互い体力があるからなのか長時間歩いていても苦にはなりませんし、遅くまで飲んでも翌日元気なので、釣り合いは取れているような気がします。

体力がないと気分が落ち込みやすいですし、体調を戻すのにも時間がかかるため、体力があるというのはそれだけでとても素晴らしいことだと思います。

また、体力があるということは行動力にもつながり、フットワークも軽くなるように感じます。急なお誘いや遠出のお出かけなど当日はもちろんですが、翌日などに影響が少ないため男側からすると誘いやすいですし、予定が立てやすいというのもあります。

いざ子育て、となるとやはり体力が必要となるので体力はあるに越したことはありませんね。

■男性経験が少ない

これは人によってはいい悪いがあるかと思いますが、私としては他の男を知らないことは嬉しく感じています。何をするにしても比較対象がありませんので、たいていのことは喜んでくれますし、男としては女性の初めてになることは特別感があります。
どうやら、オタク活動に時間とお金を割くため、意外と男性と知り合う機会やお付き合いに発展するといったことが少なかったようです。

■ただね・・・

前章に関連しますが、男慣れしていないので距離感の縮め方はとてもゆっくりになります。女性側としては、年齢によってはその年齢まで男性経験がないということにコンプレックスを感じる場合があるようですので、男性側が引っ張っていくスタイルになりがちです。私も少ない経験を総動員してなんとかお近づきになれた、という感じですので恋愛経験ゼロという男性にはもしかしたら、駆け引きが難しいかもしれません。

彼女曰く、過去にマッチングアプリで会った男性とご飯の後に手を差し出されたけど気持ち悪くて拒否した、と申しておりました。距離感や空気の読み方など合わせられる方であればいいですが、そうでない方はシャットアウトされてしまう可能性がありそうです。

それどころか、いわゆる恋愛テクニック的なことが通じないこともあるので駆け引きは意外と難しかったようにも感じます。付き合うまで手を繋がない、などのガードの堅い一面もあるので慎重に近づいた方がいいかもしれません。

また、推しに色々送ってきた経験があるからか時折私にも手作りの〇〇やハンドメイドの雑貨などプレゼントしてくれます。世界にたった一つのものなので私はとても嬉しく思いますが、人によってはちょっと重いと感じるかもしれません。

もう一つ、オタクは情報収集に長けていますので若干ストーカー気質があるるようにも感じます。私達はツイッター婚活で出会いましたが、彼女は私のツイートだけでなくフォローしている人やいいねなど、隅々まで見ていました。更には、自分の好きな私のツイートはスクショして残してあるとのことで、ちょっと恐ろしく感じることも。。。

■最後に

なんだかんだ書きましたが、私は彼女がオタクで良かったと思っています。内面を見て私を好きになってくれて、私のことを色々考えてくれていますので。
最初の頃の心理的な壁は高くなかなか距離感を縮めることができませんでしたが、逆にその時にゆっくり距離感を縮めたことが信頼関係に繋がりました。

どれくらいのスピード感で進めたらいいのかは空気を読みながらでないとわかりません。恋愛テクニックやハウツーに当てはまらないことも多々ありますし、ちょっと夢見がちなところもありそうな感じでした。

空気を読みながら押したり引いたりできるかが必要ですし（これはどの女性に対してもそうかもしれませんが）、もしかしたら男性側が恋愛経験ゼロだと難しい場面があるかも知れません。でも一度その中に入ってしまえば健気で素直なとてもいい彼女になることと思います。

オタクの彼女、本当に最高です。

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