見出し画像

エンタメ徒然

●ドラマ「ブラッシュアップライフ」が終わった。今クール、唯一視聴を続けたドラマだった。脚本は芸人のバカリズムさん。【バカリズムにハズレなし】を今回も証明した。観ていなかった方に超簡単に説明すると、平凡な若い女性がある日突然交通事故で死んでしまう。死後の世界の案内人に「来世は動物」と言われ拒否すると嫌ならもう一度今の人生をイチからやり直せる」と言われ…。

何年か前にドラマ、映画化された同じくバカリズム原作・脚本・出演の「架空OL日記」も面白かった。バカリズムさんはどうしてあんなにOLの生態がわかるのだろう。どこかのオフィスの給湯室や更衣室に盗聴器でも仕掛けてるのかと思うレベル。どんな話が入り口でも、必ず嫌いな上司の悪口に着地するところとか、オフィスのトイレットペーパーや給湯室のお茶っ葉取り替え問題とか。超あるある。

「ブラッシュアップライフ」にしても「架空OL日記」にしても、現実味のないトンデモ設定に最初、違和感を覚えながらも見続けるうちにどっぷりハマる、ハマった頃にそう来るか!という終わり方をする。「架空OL日記」の終わり方は見事すぎて寂しかった。

「ブラッシュアップライフ」は最後に不穏な空気を漂わせて終わるのかと身構えていたけれど良い意味で裏切られた。あのドラマにあれ以上の終わり方はないだろう。

●YouTubeでよく見るのは「さらば青春の光」チャンネル。下品&お金がかかっていない。大手ではない個人事務所だからできるという人もいるが、事務所がデカかろうが小さかろうがやる人はやるしやらない人はやらない。やることが必ずしもいいことばかりとは限らない。が、この人たちは最高に面白い。  

もうひとつ好きなのは「佐久間宣行のNOBROCK TV」
元テレビ東京名物プロデューサーで「ゴッドタン」などを手がけた佐久間宣行さんが、芸人やタレントをゲストに迎え、エンタメについて面白く真剣に対談するチャンネル。
若槻千夏さんの回は特に興味深かった。指原莉乃さんが若槻さんを指して、「あれ以上の女性バラエティタレントは出てこない」と言っていたが、確かにそうかもしれい。クレバーな戦略家だ。あんなふうに誰かとラジオを語ってみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?