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【AI CROSS株式会社_事業部責任者インタビュー】データサイエンティストが惚れ込んだAI CROSSの独自性と強み

みなさんこんにちは!AI CROSS採用担当のミズオチです。
今回はAI CROSSの事業部責任者インタビューとして、AI CROSSのAI関連サービスを開発している事業部門「Messaging Innovation ユニット」の事業責任者、上原岳士さんにお話を伺いました。
AI CROSSへ入社した経緯やサービス開発の背景、働く魅力から将来の展望、上原さんの目指す組織像と目標について、ここでしか聞けない話が盛りだくさん!
ぜひぜひ、最後までお楽しみください。


上原岳士 事業部責任者/プロフィール ※インタビュー時現在
広島大学大学院にて理学博士を取得後、同大学で特別研究員として宇宙物理学を研究。2012年に日立製作所に入社し、データサイエンティストとして物流・製造のプロジェクトに従事。
2020年に戦略コンサルティング会社 経営共創基盤へ転職。AIコンサルタントとして、小売・金融・建設・インターネットサービスの会社を支援。
2022年にAI CROSSにジョインし、AI関連サービス事業部門「Messaging
Innovation ユニット」にて責任者を務める。    


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-研究員からビジネスの道へ進んだ上原さん。メーカーやコンサル会社を経て、次のフィールドにAI CROSSを選んだ理由を教えてください。

上原:AI CROSSを選んだ理由は3点あります。
1点目は、SMSという根幹の事業が軌道に乗っていること。
2点目は、独自のデータがあること。
3点目は、開発チームの開発力とスピード感です。
 
特に、独自のデータがあるかどうかはかなり注視しましたね。
アルゴリズムに関しては、世の中の天才が出している論文をキャッチアップして使いこなせばいい。
大事なのは、そのアルゴリズムに突っ込むデータの方で、しかも、データが分析できる形になっていないといけないんです。
「うちはデータを持っています」という企業でも、蓋を開けてみると使えないデータだったということも少なくありません。
その点、AI CROSSはきちんと分析できる独自データを蓄積している点が魅力でした。

また、AI CROSSでは、プロトタイプと製品の開発がわかれているのではなく、すべてを製品レベルで作れる体制があり、すばらしいエンジニアがたくさんいることにも魅力を感じました。
前職のコンサル会社では、お客さまに製品を提供するわけではなく、提供したとしてもプロトタイプに近いもの。
プロトタイプだと、お客さま側の運用でカバーしないといけない点が多いという課題がありました。
やはり、お客さまにとっては製品という形でお渡しできるのが一番いいのでは…という想いが転職の背景にあったんです。


-AI CROSSに参画されて約1年。現在、どのような想いを持って事業に取り組んでいますか?

上原:まず、AI CORSSではSMS事業を通して「コミュニケーションをより良くしていく」ことを目指しています。
さらに、私としては「人と人」に限らず、「人と機械」「人と人工知能」にまで範囲を広げて、コミュニケーションのより良いあり方を目指していきたいと考えています。
 
さらに、これまでの「到達させる」SMSの役割から、「行動変容」を促すツールへと押し上げていきたいです。SMSに限らず、あらゆるコミュニケーションツールにおいて「いつ・誰に・何を送る」の最適化がなされていない現状があります。
行動変容を起こせないので、コミュニケーションコストの無駄になってしまっているんです。
人工知能を使うことで、その課題を解決できる余地がかなりあると考えています。
 
そして、人工知能の領域を私たちの手でさらに推進していくことで、日本中の人々がより便利に生きていける世の中を私たちの事業で提供したいという想いがあります。
 
研究員時代に取り組んだ宇宙物理の分野では、日本は世界のトップクラス。日本人として誇りを感じていました。しかし、ビジネスの分野に来た瞬間、日本の遅れを目の当たりにして愕然としたんです。
その原因の1つとして、日本のデータ分析の民主化が進んでいない・使いこなせていないという課題が見えてきました。
 
世の中にノーコードツールはありますが、非常に高額だったり、予測しかできないものだったりと、使いこなせるようなサービスは見当たりません。
そのような背景があり、私が特に強いこだわりを持って手がけたサービスの1つが、『Deep Predictor』です。


-サービスに上原さんの経験やこだわりが反映されているんですね。
上原さんの開発チームが手がけたサービスについて紹介してください。

上原:AI CROSSにはAIX Labというソリューションがあり、そこでは「企画」「AI構築・運⽤」から「システム開発」「保守」まで、⼀気通貫でAIサービスの開発を行っています。
そのなかで、大きく4つのAIサービスを展開しています。

ノーコードAI分析サービス『Deep Predictor
保有するデータを用いて、高精度な予測分析とデータに基づいた意思決定を支援するサービスです。他社との大きな違いの1つは、予測だけでなく「最善の打ち手がわかる」・「打ち手の根拠がわかる」こと。
さらに、お客さま自身が運用できるよう、画面のカスタマイズにも対応しています。お客さまにどれだけ使いこなしていただけるかを主眼に、柔軟に対応しているところが大きな強みです。

AIレコメンドプラットフォーム『Deep Messaging
再購買やサイト・店舗訪問への配信効果を最⼤化するサービスです。
先⽉、株式会社電通プロモーションプラス、株式会社FIDとの協業を発表した通り、FID のCRMシステムにDeep Messagingを組み込ん「MOTENASU-AI」を開発しました。 将来的にはOne to Oneマーケティングを狙いとしています。

⾼精度AIチャットサービス『QAロボット
メッセージツールやWebチャット上の社内外の問い合わせに対し、AIが会話形式で⾃動回答するサービスです。ChatGPTという⼤規模⾔語モデルの進化に伴い、お客さまがさらに導⼊しやすくなっています。 さらに他社との違いは、ChatGPT以外の⾔語モデルにも対応していること。
お客さまの求めるセキュリティレベルに応じて、⽇本にサーバーのあるものを使⽤したりお客さまの閉じた環境下においたりと、柔軟に対応できる点が強みです。

AIアナリティクスサービス(カスタマイズAI開発)
私のようなコンサル出⾝者やシステム開 発者まで揃っているAI CROSSの強みを活かしたサービスです。 さらに、最近多いのは、データを蓄積していくところから⽀援させていただく ケース。
まずはお客さまが「最終的に⼈⼯知能を使って何をしたいのか」の絵を描いて、そこから逆算してどんなデータを貯めていけばいいのか、というスタート地点から⽀援できるのも私たちの強みです。


-多様なサービスがありますね。ゼロイチで新しいサービスを創ることにチャレンジができることもやりがいの一つですね!
データサイエンティストやエンジニアにとって、AI CROSSで働く魅力はなんでしょうか?

上原:一つはデータの量だと思います。
AI CROSSのSMSサービスは国内トップ3の高いシェアを持っており、だからこそ大量のデータを保有しています。さらに、きちんと分析に使えるデータを蓄積・保有していますので、データサイエンティストとして非常にやりがいのある環境です。

そしてゼロイチを創っていけること。
私たちの提供するノーコードAIは、お客さまが本当に使えるかどうかを考え抜いたものです。そこを軸にコンサルの仕事もとれますし、サービス単体で販売もできます。さらに、お客さまの新規事業を支援する0→1も、自社での0→1も経験できるエキサイティングな環境だと思いますね。

 私たちの事業は、アルゴリズムを作るというよりは、「使いこなそう」という観点を持っています。
難しいアルゴリズムを作るのは世の中の天才にお任せして、私たちはそれをお客さまが使える形にアルゴリズム自体を修正して届ける役割です。
そういった意味で、最先端の技術に触れながらお客さまに喜ばれるという、良いところ取りができるのも魅力ではないでしょうか。

また、AI CROSSは社員の働き方に関してもかなり柔軟に対応しています。
出社とリモートワークのハイブリット勤務を行っており、「今日は自宅で作業」や「今日はオフィス出社」といったように、働く場所の選択もできるだけ社員の要望に沿うようにしています。
お客様先での商談など出社の必要がある場合もありますが、基本的にメンバー自身の働きやすい環境でコミットし、取り組んでいただけることを大切にしています。


-上原さんが統括する事業部の体制・組織について教えてください。

上原
:私たちAI関連サービスの事業部「Messaging Innovation ユニット」は、コンサルティング・プロダクト開発・営業・マーケティングの4つのチームにわかれていて、20代〜50代の社員10名ほどの組織です。
現在は各チーム2名〜5名で全員が男性です。
海外のメンバーもいますが、さらに組織のダイバーシティを広げていき、ぜひアルゴリズム開発に女性の観点も活かしていきたいです。
 
コンサルティングとプロダクト開発を兼務しているメンバーが多いのも特徴的です。
働いているうちに「もっと開発力を身につけたい」「技術力はついたので、次はビジネス側をやりたい」など志向が変わることはあります。
そういった社員の希望を汲んで、柔軟にスイッチできる組織作りを意識していますね。


-今後、事業部をどのような組織にしていきたいですか?

上原:個人が持続可能性のある形で成長していける組織を目指しています。
その先には会社や社会の発展に繋げていけるよう、メンバーと一緒に私も成長していきたいと思っています。
 
成長の軸にある環境として、データサイエンティストを養成しているDatamix様と協力しあい、網羅的にスキルアップができる環境を用意しています。
そこで得た学びの「技術力」と「ビジネス力」は業務を実践の場として経験し、スキルを伸ばせる環境があります。
 
技術力については、AI CROSSのテクニカルアドバイザーである理化学研究所の杉山先生と定期的に議論する機会があり、最先端の技術に触れることができます。
また、当社にはAIだけでなく幅広い技術を持ったフルスタックエンジニアが多いので、そういったメンバーと一緒に働いて技術の幅を広げていただけます。
 
ビジネス力については、私を含めメンバーがしっかり指導します。実践レベルのビジネス力が身につくよう、しっかりフィードバックして成長をサポートさせていただきたいと思っています。


-最後に、上原さんの今後の目標を教えてください。

上原:個人や組織の成長を目指すと同時に、社員が「うちの会社、めちゃくちゃいいよ!」と家族や友人に自信をもって薦められる組織にしていきたいと思っています。
厳しすぎる会社だと人には薦められないし、仕事が緩すぎると成長はできません。
 
どちらかに偏りすぎることなく、私生活も大切にしながら成長できる組織にしていきたい。
そして、どこにいっても活躍できるスキルを身につけた人材を輩出することで、社会の発展に寄与できる組織を目指していきたいですね。


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上原さんへのインタビュー、いかがでしたでしょうか?
このインタビューからAI CROSSのAIサービスやそこで働く人の魅力など、みなさんに伝わっていたらとても嬉しいです!
引き続き社内インタビュー記事をあげていきたいと思いますので、次回もお楽しみに★

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