5年後の自分に出会うインタビュー ③
このインタビューをやってみようと思いついたものの、どこで、どんなかたちで、いくらで受け付けるのかは全く決まっていませんでした。
これまでにたくさんのインタビューをしてきたわけでもなく、資格を持っているわけでもないのに、根拠のないナゾの自信と「やってみたい!」という気持ちだけがありました。
自分で制作したイラストグッズを販売するショップの運営はしているけれど、そこで販売するのは唐突なんじゃないかと考え、人に相談したりして、「似顔絵イラストをつけて55,555円」はどうだろう?5が5つ!と仮のかたちがなんとなくできあがりました。
その後みなもデパートを作ることになり、そこで販売することを決めたのですが、やはり5万円超えは高い。販売価格と、どんなイラストをつけるのかを詰めていくうちに、「わたしはイラストレーターだから絵を描かなくてはいけない」という制限を自分でかけていたことに、はたと気がついたのです。
一番やりたいことは5年後の理想の姿を描いてそこに向かうことであって、イラストは必ずしも必要ではないのだと、内容をインタビューだけに絞ることにしました。結局、90分のオンラインインタビューと、その内容を手書きでまとめたもの(カルテと呼んでいます)のセットで2万円という現在の設定に着地しました。
あとは練習するのみ。モニターとしてインタビューを受けていただく方に説明するために、自分がやろうとしていることをはじめて言語化しました。
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