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Salesforce: ボタンやリンクを作成する機能


はじめに

こんにちは。
今回は、Salesforce内外の他のページに遷移するボタンやリンクを作成する機能についてご紹介します。

Salesforceではカスタムボタンカスタムリンクという機能によって、他のページに遷移するボタンやリンクをオブジェクト詳細ページやレコード詳細ページに直接追加可能です。

では機能についてご紹介していきます。

ボタンやリンクを作成する機能

1. カスタムリンク

カスタムリンクは、Salesforce内のページやwww.google.com、Visualforce ページ、会社のイントラネットなどさまざまな外部 URL にリンクできる機能です。

① 作成方法

カスタムリンクは、[設定] > [オブジェクトマネージャー] で設定したいオブジェクトを選択、[ボタン、リンク、およびアクション]をクリックし画像①の画面にて右上にある[新規ボタンまたはリンク]より作成します。

画像①

② 使用例

カスタムリンクの作成例として、こちらのSalesforce Helpページでは以下の例が紹介されています。

・ドキュメントへのリンク
・Chatterのファイルのリンク
・レポートへのリンク
・Googleマップを表示するリンク

③ 主な注意点

カスタムリンクの使用には制限や考慮事項が存在します。ここでは主な制限や考慮事項をご紹介します。
詳細は、制限事項に関してはこちらのSalesforce Help、考慮事項に関してはこちらのSalesforce Helpをご確認ください。

・カスタムリンクの表示ラベルは 1,024 文字以内にする必要があります。
・リンク URL は、最大 2,048 バイトです。データが URL のトークンと入れ替えられる場合、リンクが 3,000 バイトを超える可能性があります。ブラウザーによっては、URL の最大長に制限があります。

2. カスタムボタン

カスタムボタンは、ユーザーを Web ページなどの外部アプリケーションに接続し、カスタムリンクを起動できる機能です。

① 作成方法

カスタムボタンも、 カスタムリンクと同様の手順で作成を行います。
[設定] > [オブジェクトマネージャー] で設定したいオブジェクトを選択、[ボタン、リンク、およびアクション]をクリックし画像①の画面にて右上にある[新規ボタンまたはリンク]より作成します。

画像①

② 使用例

カスタムボタンの作成例として、こちらのSalesforce Helpページでは以下の例が紹介されています。

・レコードの一括削除ボタン
・レコードIDを一覧表示するボタン
・外部システムへレコードIDを受け渡すボタン
・デフォルト項目値が含まれたレコード作成ページを表示するボタン

③ 主な注意点

カスタムボタンの使用には制限や考慮事項が存在します。ここでは主な制限や考慮事項をご紹介します。
詳細は、制限事項に関してはこちらのSalesforce Help、考慮事項に関してはこちらのSalesforce Helpをご確認ください。

・カスタムボタンは、Web-to-リード、Web-to-ケース、[ケースチーム] 関連リスト、ユーザーオブジェクトでは使用できません。
・検索結果ページのカスタムボタンは、Lightning Experience ではサポートされていません。
・標準ボタンをカスタムボタンに置き換えるには、カスタムボタンを定義してから、ページレイアウトをカスタマイズして標準ボタンを非表示にし、代わりにカスタムボタンを表示します。

まとめ

今回はSalesforceでボタンやリンクを作成する機能について紹介しました。
カスタムボタンやカスタムリンクを使用することによって、ユーザーは必要とする情報へのアクセスが容易になり、Salesforceを通じての業務の生産性向上が期待できます。

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この記事を書いた人
Suzuki

Salesforceの認定資格「Salesforce認定アドミニストレーター」を保有しています。 IT業務経験ゼロからSalesforceに関する実務に携わってきた経験をもとに、初心者の目線に立って各種機能の活用方法や設定手順をステップバイステップでわかりやすくご紹介します。

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