震災と言えば、何を思い浮かべますか

画像1 1995年1月17日の遠い日に思いを馳せてみる。関西で大学生だった私が最もショックを受けたのは、震災の数日後に神戸に住む同級生が、紙袋を鞄代わりに教材や私物を入れて登校していたことだ。うら若き花の女子大生の華やかな大学生活は一変し、生きるか死ぬかの経験を経て、モノに溢れる生活が転覆した。なんともろい、私たち人間の生活だろう。地表のわずかな揺れが、ひとりひとりの人生を大きく変えていく。あなたは、震災と言えば何を思い浮かべますか。

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