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試着画像は顔にも注目したい

こんにちは。もいです。
試着の旅をしてきました。行きたいお店に目星をつけ、その場で気になったものやオンラインでチェックしていたものを試してきました。何も購入していませんが充実感でいっぱいです。そこでタイトルなのですが、試着の際に撮らせていただいた写真を見返すと…服の似合う似合わないはもちろんのこと、顔が!自分の表情が全然違う!!!ということでのこしておこうと思います。

能面(GRACE CONTINENTAL)

公式サイトより

わかってたんですよ、違うなとは。自分の系統じゃないなとは。でも柄スカート(特に花)が好きだと気付いた身としては、もしかしたら新たな扉が開くかも?!とこちらのスカートを試着。そんな似合わないことある?!ってくらい、似合いませんでした。あわせてカットソー・カーディガンも着ましたが、近年稀に見る似合わなさでした。骨格的にフレアスカートが似合いにくいのもあり、また丈感が私には難しく、服と私のお互いがお互いの良さを消している…!と激しく実感。試しにシャツも着てみましたが、数あるシャツのなかで敢えてそれを選ばなくっても…ってくらい自分の中で違和感でした。素敵な方に着こなしてもらってね…とお店を後にしました。見返した写真には能面のような自分がいました(もちろんGRACE CONTINENTALは何も悪くない)。

驚き(ダブルスタンダードクロージング)

公式サイトより

せっかくなので、ブラウスとスカートのセットで試着しました。派手でソワソワしちゃうかな、ちょっと服に負けちゃうかなと思いきや…嬉しい誤算。似合っていたんですよ…!鏡を見て、「私…絵画から抜け出してきたんだ」とポエムを詠みました。お花畑が広がって本当に素敵だった〜!オンラインで見ていたときはスカートだけあればいいかと思っていたのですが、セットアップにすることで華やかさが!完成度がより増す!ただ不器用な私にはブラウスのボタンが固くて、ある程度まで開けておいて上からかぶればいいとはいえ、ストレスが溜まってしまうかも…。撮った写真は終始口がぽかんと開いていました笑

静かな興奮(MAX&Co.)

公式サイトより

はいかわいいー!はい優勝ー!と思わず言いたくなる靴。結局、私の好みは18歳から変わっていない。多少アップデートされた部分はあるけれど、根本はなーんにも変わっていない。自問自答ファッションを通してよくわかりました(そりゃ普段の服に満足していないわけだ…)。試着しながら、これは私のための靴なのでは??と静かに興奮していました。ただ気になる点もありました。例えば、甲の肉がむにっとして少しあたること。今はいいけれど足がむくんだとき大丈夫なんだろうか。足首のストラップははずせるとはいえ、ダブルストラップは着脱に手間はかかるであろうこと。艶感、つま先のぽってりした感じがラブリーな感じだとすると…ちょっと違う。一旦保留したものの、見返した写真の自分はニヤニヤしてました。

にっこにこ(CABaN)

公式サイトより

あきやさんも履いていらっしゃる、CABaNのスカート。一番気になっていたのは黒でしたが、なかったので白を試してみました。こちら、もっっのすごくいいですね?!シルクのさらさらすべすべの肌ざわり、絶妙な丈、形(フレアスカート苦手族でもいい感じでした)、この甘すぎない植物柄、なのにウエストゴムで着心地抜群ってどういうこと…?人類の叡智を詰め込んだのかな🤔見返した写真はにっこにこでピースまできめてました。ちなみに、いっしょに着たカーディガンはクルーネックもVネックも、ちょっと違うと感じました。私は肩幅が広くて、カーディガンよりジャケットが似合うタイプ。ジャケットもいいんですが、今はかっちりきっちりした雰囲気は目指していなくて。ゆるっとした(?)ジャケットならいいのかもしれませんが、羽織物模索中。

大興奮(Vivienne Westwood)

公式サイトより

noteで散々ヴィヴィアンのこと書いてるんだから、履いとかない?と思ったロッキンホースバレリーナ。実は購入した3年日記のウィッシュリストにも「ロッキンホースバレリーナを履いてみたい」と書いたんです。在庫があるお店が限られているうえタイミング次第とも知り、とりあえず行ってみようと突撃。ぴったりのサイズはなかったものの、大きなサイズをはかせていただく。バクバクしながらリボンを結び(編み上げもいいけれどほどけやすいので…と、足首でのリボン結びを教えていただく)慎重に立ち上がって鏡を見たら…

当たり前なんですけど、ロッキンホースバレリーナを履いてる自分が立っていたんですよねぇ。。

昔の私はヴィヴィアンに惹かれながらも、資金もないし、NANAに影響受けてるって思われるのも嫌だったし(でもNANAは大好き!あの頃はイキがってタクミかっこいいって言ってたけれど、私は未だにタクミの良さがよくわからない甘ちゃんです。厳しいこと言われたくないしひたすら優しくされたい…仕事熱心なのもキツイ。身近にレイラがいるのも無理だー!バンドマン無理だー!タクミ好きさんのご意見も聴きたいです。)、ミーハーになりたくなかった。

昔の自分ー!一生履くことないんだろうなって思ってたロッキンホース、履いてるよー!

見返した写真には、そんな顔できたんか…ってくらい、嬉しそうに紅潮した頬を緩ませている自分がいました。帰宅して何度も眺めては自分の顔部分をズームしました。私は嬉しい時はこんな表情してるんだなぁ、まだこんな表情ができるんだなぁ。感受性、生きてた…。そしてふと浮かびます。

…買う?

いや、じゅうまんごえの靴だし今すぐは無理なんだけど。海外から入荷してて、次回入荷時はレートの関係で値上がりするであろうから(そして今すぐは買えないから)さらに費用はかかっちゃうんだけど。でも今日のMAX&Co.も、なんなら以前見たジルサンダーも、突き詰めると10代の「ロッキンホースほしい!」からきてるんじゃない?だとしたらいつかこれを手にいれるのがいいんじゃない?でも30代半ばだよ…いやいや年齢を気にしてしたいことを控えるなんてナンセンスだって日頃から思ってるじゃん!今こそ体現のとき?

ただなぁー。

なによりもシンプルで切実な問題がありました。

命の危機。

私は運動神経が悪いのです。走ったりしなさそう、汗かかなさそうとも言われています(実際そう)。昨年ぼーっと歩いていて、すっ転んで膝をすりむいたこともありました。これ履いて転んで頭打ったら…命の危機じゃない?

履くまで思い至らなかったのですが、私は靴の厚底さが歩きにくかったり転んだりする要因だと思っていたのです。でもこれ、ヒール自体は7.5センチでして、高いけれどヒール界でいえばまぁある高さ。実際ピンヒールより楽だとも思いました。

ただ、このツルツルの底が!おろす前に補強するにしても、凸凹がないってことはそれだけすべりやすい。かつ、底の一部後ろはなく、前はそっている。ヒールとはまた違う独特なバランスがあります。歩きにくいと思っていたところはそうでもなく、気にしていなかったところが歩きにくい…。

10代の頃、嶽本野ばら先生(下妻物語の)の作品を愛読していまして、登場人物達はパンクファッションやロリータファッションに身を包んでいました。ある作品でロッキンホースバレリーナを履いている人物が、「初めてロッキンホースを履いた時、慣れていないからたくさん転んだ。でもまったく恥ずかしいと思わなかった。ヴィヴィアンを着ることは矜持だ(私なりのざっくり意訳)」と言っていまして…。私には、今の私にはそんな気概は…っ。あと、うち、エレベーターなしの集合住宅で手すりがない急な階段しかないんですっ…。

さすがに慎重にならざるをえない問題なので、一旦保留…。ただ年末の買い物といい、今回の試着画像といい、この感覚を大事にするんだ!!というのがわかってきたのは大きな収穫です。これからも、たまにはDo(試着)の日をつくってすごしたいです。

番外編:無(マメクロゴウチ)

セレクトショップに2024SSワンピースがあるのを見つけて思わず着ました。トップ部分がスケスケだったのでインナーキャミソールを借りたものの、いざ着てみるとブラが丸見えでした。なるほど…と静かに微笑みました。こういったおしゃれな服は下着にも一工夫いるのね…。ちなみにコレクションではどうやって着てらしたのかな?とモデルさんの画像を探したら、ノーインナーで堂々とバストトップを披露されていました。なるほどね…。

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