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ピアノ新譜「ko mo re bi」についてなど。

みなさまお久しぶりです。kicoです。

前回の記事更新から随分経ってしまいました。一応音源は時々あげていたけれど、テキストの更新は久々です。

ここ数年、環境の変化がすごく大きくて、なかなか記事を書く時間がとれなかったり、ちょっとメンタルを崩しがちだったりと色々ありました。noteをフォローして下さっている皆様、本当すみませんでした…

この度、ずっとやりたいと思って心に温めていたピアノアルバムの第二弾をリリースします。
ようやく発信らしい発信ができて、ほっとしています。
ここ数年の、身の回りの「環境の変化」と「自分の変化」が色々な意味で詰まったアルバムになったと思います。試聴用動画があるので、よかったら聴きながら続きを読んでください。

クロスフェード動画

曲について

「nightfall」「ゆめのそこ」に続くソロ名義アルバム第三弾になります。

有名な話ですが、「木漏れ日」を表す単語は日本語以外には存在しないそうです。
大昔に誰かが「木漏れ日」という言葉を与えたおかげで、私たちはその美しさに気付くことができる。
もし言葉がなければ、木漏れ日の差す風景もただの日常の中に溶けてしまって素通りしていたかもしれません。

「見えないけれど、確かにあるもの」
なんでもない日常にこそ、大事なことが隠れているかもしれない。
そういうイメージで作りました。
また、アルバム全体に流れるゆったりした時間の流れをタイトルの文字にスペースを入れることで表現しました。
休日のほっと一息つく時間だったり、お散歩のお供にいかがでしょうか。

各曲のイメージについては別記事にて執筆中ですので、リリース後にアップできればと思います。

私はよくYouTubeで暮らし関係(生活ルーティンなど)の動画をよく観るのですが、そういったもののBGMをイメージしていたりもします。
聴く人の生活をほんの少しでも彩れるように。
また、もし動画のBGMとして使いたい方がいらっしゃったら、ご購入頂ければ使って頂いて構いません(クレジットの記載をお願いしております。詳しくはご連絡ください)。

ヴァイオリン演奏は前作に引き続き、信頼できるヴァイオリニストのあすなさんに。
ミックス・マスタリングはいつもSailla colで頑張っているbenさんにお願いしました。
同じくピアノアルバムである「nightfall」の時とはまた違った空気感を感じていただければ幸いです。

CD版ジャケットについて

今回もCD通販とダウンロード販売の両方をご用意しています。
CD版の方について。

トレーシングペーパーのポケットで3つ折りジャケットを優しく包み、
紙の手触りにもこだわりました
広げてCDを取り出すと、その奥には…ほんのちょっと物語が動き出します

前作「ゆめのそこ」の頃からなのですが、
CDとして作るなら手に取って嬉しくなれるようなモノを作りたいという思いがあります。

私が今までに音楽を”モノ”で買う時感じた、
品物が郵便ポストに届いて、ビニールを開けて自分の指で初めて触れる時のドキドキワクワク感とか、
はじめてパッケージを開けて、世界がフワッと広がっていく時の多幸感とか、そういったものを自分なりにできるだけ表現してみたい。

毎度のことながら完全なる個人制作なので、もちろん市販で流通しているCDにクオリティでは太刀打ちできない部分もあるのですが、今回は詳しい友人にも協力してもらい、かなりいい感じに出来上がったのではないかと自負しています。
ちなみにこちら、印刷のみ業者に依頼して、組み立てはひとつひとつ手作業で行っております。
そのおかげで生産枚数は少なめなのですが…CDをお迎えしてくださった方は、ぜひ可愛がって頂けたら嬉しいです。

ジャケット然り音源制作然り、やりたかったことが一つ一つ形を得て、足りなかったピースが次々にはめ込まれて一つに完成していく過程はとてもワクワクして楽しいものでした。
ヴァイオリン担当のあすなさん、ジャケットイラスト担当の晴智ありささん、装丁デザインに協力してくれた旧来の友人であるひぐち、ミックスマスタリングから家事サポートまで忙しいなかこなしてくれたべんさん。
Xにも書きましたが、皆さん私の意図を確実に汲み取って下さって、私の想像していた以上のクオリティで返して下さったので、本当に私はご縁に恵まれていて良かったなぁ〜と思います。
ありがとうございました。

販売はBOOTHを中心に行っていきます。いよいよ本日、10/29リリースです。よろしくお願いします!

販売会場はこちら
https://saillacol.booth.pm


今後について

Xをフォローして下さっている方はご存知の方もいるかもしれませんが、先日10/6に無事出産を終えることができました。
新たな家族が仲間入りです。ようこそ!

アルバム完成までお腹の中で待っていてくれたいい子です。

「ko mo re bi」制作スケジュールとほぼ同時期に、お腹の子供も一緒に育っておりました。
お腹越しに聴こえてたかな?

今後しばらくは育児に注力していくことになりますが、体に無理のない範囲で音楽も続けていきたいと思っています。
子供と一緒に、せっかくならワクワクするような形で続けていきたいなー。
今後もゆるゆるとチェックして頂けたら幸いです。よろしくお願いします。

よかったらサポートお願いします。サポート頂くとkicoのnote制作時のお供にするコーヒーがちょっと良いやつになります。