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自己流タイマースクラムで、オンオフ切替えた話し

はじめに

今回はプライベートの時間で、やることをどうやって管理しているか、ゆるーく紹介したいと思います。実態としては、スクラムではないのですがイメージしやすい表現として使用させて頂いております。
はじめまして、子育てエンジニアのakiと申します。

なぜ、プライベートでスクラムやろうと思ったの?

結論から言うと、プライベートでやらねばタスクが多すぎて物事の優先順位やどれだけ時間をかけるか、判断する仕組みが欲しくなったからでした。

自分はプライベートの時間を使ってある程度学習しないと技術へのキャッチアップが難しいタイプなので、日常的に学習するのが当たり前になっているのですが、一方で、プライベートでもマイホーム購入に向けた調査・検討や、人生設計の見直しなど子育て以外にもやることが今はそこそこある状態なので、やることリストが積み上がっている感じでした。
そんな中、妻の誕生日を迎えたある日のことでした。
ふと気がつくと、大切な人の誕生日でさえも、タスクに追われてどこか焦る気持ちで心に余裕が無い自分に対して、とても残念な気持ちになりました。
そこで、どうすればメリハリをつけることが出来るか考えて、スクラムっぽくプライベートタスクを管理すれば良いのでは?と考えたのがきっかけでした。

具体的にどんな仕組みでやっているか

やり方を工夫しながら、スクラムっぽくやり始めてから3ヶ月が経過して、それなりに運用が安定してきたので現状をご紹介したいと思います。

タスク管理

  • Notionのデータベースでプライベートの時間でやることを一覧化して、そのデータベースをリンクドビューを使って日記ページに表示させて管理

日記については、こちらの記事で簡単に触れていますが、毎日見るページなので、私はここで管理するのが最適と考えました。ちなみに今日で305日連続で書いていました。わたしえらい👏

スクラムっぽいこと

  • 一人デイスクとレトロスペクティブは毎日、日記に書き記して改善

  • 日曜日始まり、土曜日終わりの1週間スプリント

日曜日始まりにしているのは、リファイメントとプランニングの時間を確実に確保するためと、バッファとして確保している時間が使いやすいのがスプリント最終日ということもあり、最終日が土曜になることで、まとまった時間を使ってWikiの整理などを行えるので、日曜始まりにしています。

スクラムではないこと

  • 見積もりはポイントではなく、時間にしている

  • 1スプリントでタスクに使える時間の上限を決めて管理している

  • 本業で残業した時間はスプリントの実績として計上している

  • 実績時間が1スプリントの上限を上回った場合、次のスプリントに超過分を計上する

  • ポイントではないので、ベロシティの計測をしない

スクラムではタスクの見積もりはフィボナッチ数列などを用いたポイント付を行いますが、私の場合は見積もりを時間にしています。これがスクラムではない大きな理由でタイマースクラムと表現している理由です。消化したポイントでは無く、消化した時間を計測して、1スプリントで使える作業時間の上限を決めているので強制的にオンとオフを切り替える仕組みにしました。

結果どうなったか

この仕組みのおかげで、毎週ここまでやったら終わり。という区切りがついてリズムが出来たことと、生活の中に余白が生まれたことで精神的な余裕が生まれたと実感しています。
結果的に慢性的にタスクに追われるような感覚であったり、家族との時間や睡眠時間を削ることも軽減されました。スプリント最終日の土曜日は特に気持ちの余裕をもって家族と接することが出来るようになり、この仕組みを導入する前に悩んでいた「残念な気持ち」を感じることもほぼ無くなり、幸せになったと感じています。
また、限られた時間を必死に使おうとするので、学習や個人開発も本当に優先度の高いことに絞って集中して取り組むという考えも習慣化されて良いサイクルが回っているように感じています。

今後の課題

とは言え、何もかも上手くいっている訳でもありません。エンジニアとして学習するべきことは膨大にあり、日々要求される知識も変わるので、そこを限られた時間の中で、どうキャッチアップしていくかは今後も課題です。
自分だけで学べることにも限界はあるので勉強会などを通じて、学習のヒントであったりモチベーションを高く保ちながら、成長していければと考えています。

最後に

まだまだ人生長いので、子供の成長や家族との時間を楽しみながら細く長く自分のペースで着実に成長していきたいと思います。
この記事で、自分と同じようなことで悩んでいる人のお役に立てる内容に少しでもなっていれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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