そしてもうひとつ、こちらは困った話。

Ｋさん…やはり困ったやっちゃな…（´・ω・｀）

書いてみて思った事を最初に。
閲覧注意。
気分害される可能性もあるので、気になる方以外は読まれない方が精神衛生上良いかも。

サンドバッグを思い切り叩いてるけど、体勢崩れてるので直した方が良いよ、と言うけど…
「僕、ストレス発散してるだけです」
と聞かずに暴れてる。

なら他所のジム行って暴れてきたら？と思うんだけど、まあここは結構緩いからね、色々と。
なら好きにしたら？と放置。
暴れたいなら存分に相手しようか？と聞いたけど、要らないと言われた。
そういうとこやで。

今度はＭの弟と遊び始めたけど、体格差を利用して相手をいたぶってる。
待ちに徹して、相手が動いたらリーチ差を活かして小突いてる。
…それはどうかと思うよ？
Ｋさん自身たいして早い動きでもないんだから、自分が動いて位置取りの練習もできるし、小突く前にやる事はいくらでもある。

思わずＭの弟に、まずは正面に飛び込まず動いて探れ、と。
出入り激しくして相手を揺さぶってから跳び込め、と言うんだけど…まあとっさにはできんわな。

どうにもＫさんの過剰な自信がちらつくなあ、と。
まあ、ダイエット成功したみたいで、それも自信なんだろうけど…

んで、トドメは組手。
中学生のＳ太相手にしてたんだけど。

喉元がら空きなのに気づかず、何度も突きを入れられてるけど…
ライトスパー、軽く触れる程度なので全く気にしてない。

見てられないので一旦止めて、「全部攻撃入ってるで」と指摘。
意外そうな表情をして、そんなこと無いですよ、とやってるけど…
Ｓ太が優しいだけやで。

その後も連打で固めて、防御空いた顔を攻撃という連携や、顔を突いておいて意識を向けさせてからリブブローなど、きれいなタイミングでパンチを入れてるＳ太。
一方的なのでまた止めて。
良いタイミングで攻撃できてる事、思い描いてるようにコンビネーションができてる事を誉めて、次は意識的にフックやアッパーを織り交ぜてみようと提案。
この子は、新しい技を使えるようにする段階だ。
いい笑顔を返してきて、試そうとしてくれる。
良い傾向だね。

問題はＫさん。
自分が相手より格下なのを認められていない。

あなた攻撃全部当たってるよ、と指摘しても不服そうで聞く耳持たん。
「勉強になります」と口では言ってても、力任せに屈服させてやろうとして全力で叩こうとしてる。
Ｓ太も見越して防御下がった所を叩いてるし、足を止め始めた相手に有利な位置取りをして追い込んでるけど。

身体能力への過信と、年上、という慢心が成長を妨げてるんやで。
あなた弱いんよ。
はっきりと自覚した方が良い。

…まあ、余程口にしようかとも思ったけど、言っても無駄なので。
とにかく胸元の防御をしっかりとしなさい、攻撃ばかり気を取られないでしっかり守りなさい、と指導して。
最後に手も足も使っての組手を１分。

アバラの下端や胸元、耳の下など、きれいに技をＳ太は入れてた。
お題のフックも、意識して出せてると思う。
どんどん使って自分の技にしていくといい。
アッパーも織り交ぜると、相手の上体を上げさせることができるから、居着かせることができるし逃げられなくできる。
そうして相手の逃げ場をどんどん塞いで「できる事を削ってやる」のよ。

Ｋさんは…
向きになって力任せに叩こうとして、居着いた所を攻め続けられてひとつも返せてなかったな。
大振りのパンチを出してるから、自分は攻撃してる「つもり」なんだろうけど…ただの隙だからな、それ。
完敗なのを理解できてるんかねえ…あの様子だと理解してないな？

年功序列じゃないのよ、格闘なんて。
年が上なら衰えるのよ。
動き回れる体力あろうと、若いのはそれ以上に動けるのよ。
しかも目的を持って行動してる。
そんなの相手に力任せでどうにかなる、と思ってるのがおかしい。

まあ、所詮は自己満足。
自分のやり方で満足してるならそれもいいさ。
おっさんども相手には殴りっこで通じてんだろうし。
ただ、弱いと自覚した方が、過信してるよりかは上達できると思うで。

私が相手だと面を着けて、殴り倒されるから嫌なんだろうけど。
それが分かってるなら、自分の欠点も理解した方がいい。
あなたは防御できなくて、攻撃もあなたが思ってるような巧みさでないのよ。

…いかんな、むっちゃ辛口な批評となった。
まあ、彼ができなくても私には問題無いわけで。
自信持ってるならいい事よね、うん。

ぜひそのままのあなたでいてください。