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頑張らない方が、仕事はうまくいく。

こんにちは、新宅 @wakawaka_asです。私、学生の頃から頑張っているつもりがないことに「なんでそんなことに頑張れるの?」と言われてきました。相手からすると、自分が辛くて頑張れないことを、楽しそうにやっているヤバイ奴に見えるようです。最近これ実はキャリア形成のヒントになるという事に気づいたのです。

このnoteから学べること

仕事において「周りに評価されない」と悩む方が、「頑張らないことで、もっと周りに評価されるようになったり、仕事が楽しくなる。」方法です。

頑張る、の正体

Google辞書によると、頑張るとは「忍耐して、努力しとおす」事。「忍耐、、、努力、、、」なんだか辛そうですね。私は好きじゃありませんし、実際、昔からそういう事を避けてきました。そんな私でもスペシャリストになれたのです。

頑張ってないのに評価される事こそ「得意なこと」

それを教えてくれたのは任天堂元社長・故岩田聡氏のインタビュー記事でした。Twitterでも話題になったので読まれた方もいるかもしれません。

岩田氏:自分の労力の割に周りの人がすごくありがたがってくれたり,喜んでくれたりすることってあるじゃないですか。要するにね,「それがその人の得意な仕事なんだ」って話で。

またインタビューでは「不得意なこと」についても書かれています。

岩田氏:逆に,自分的にはすごい努力して,達成感もたっぷりあるのに,周りからは「はあ?」みたいに思われることもあって。それはね,本人が好きだったとしても,実は不得意なことかもしれないんですよ。

要は「頑張っていなくても評価されることが、得意なこと」で「頑張っても評価されないことが不得意なこと」ということです。私の場合も「物事のルールに疑問を持ち変化を起こす」という得意、と「決められたルールの中で規則正しく進める」という苦手、を早いうちに理解した事が、現在のキャリア形成に役立ってきたと感じます。では、ここに、「好きと嫌い」という軸を加えてみます。

全ての仕事は4つに分けられる

あなたが取り組む業務をどうでしょうか?さらに、この図に先程の岩田さんのお話を当てはめます。

もしあなたの業務の多くが「得意だし、好き」であれば最高の状態です。けれどそうではないのであれば、好きじゃないを、好きにし「仕事をより楽しく」不得意を、得意にし「仕事でより評価を得られる」ようになれば嬉しいですよね。

好きじゃないを「好き」にする方法

今まで好きじゃなかった業務を好きになるってことは、難しいですね。けれど業務自体ではなく、目的に目を向けるとどうでしょう? 例えば私の場合、土日にボランティア活動を行っているのですが、日頃の組織メンバーとのやり取りや、資料作成といった業務自体は好きではありません。けれど活動の目的である、問題の解決やそれによる成長を想像するとテンションが上がります。つまり業務自体ではなく、その業務の先にある目的と、それが達成された時の自分の状態や得られるものを意識することで、「好き」の状態の安定させることができるのです。

不得意を「得意」にする方法

続いて「不得意だけど、好き」を得意にする方法です。これは一筋縄ではいきません。まず最初に行うことは、あなたの「好きの原動力」を明確にする事です。その方法については、素晴らしいツイートがあったのでご紹介します。

自分の好きを明確(動詞)にする事で、評価されるに至ってない、能力や学びといった具体的な理由がわかります。それがわかれば、あとはそれを補うべく経験を積み重ねるだけです。例えば「人に頼られるのが好きでマネジメントをやりたいなら、頼られるために自分に足りていないもの、またそれを埋めるためにできること」を考えます。ただ、ここで忘れてはいけないのは「得意なこと」を継続して安定的に評価を得ることです。「苦手なこと」だけを行うとあなたの評価は徐々に下がり、経験を積む時間すらを確保することが難しくなります。要は「得意なこと」の土台が、何よりも重要だということです。

まとめ

私のこれまでのキャリアでも「頑張らなくても、評価される」ことの合間に得意を増やすことで<頑張ってないのに評価され、いつの間にかできることが増えてる>状態を築いてきました。

今、もしあなたが、仕事を辛く苦しい、成長を感じないと思っているとしたら、まずはご自身の「得意」と「好き」を見つけてみてはいかがでしょうか。それがわかれば自ずとやるべきことは明確になるはずです。

得意で好きな仕事をした日は、家に帰ってからも幸せな気もちになると思います。そんな日を積み重ねる事ができれば、もっと人生が幸せになるはずです。微力ながら私の経験が、そんな皆様の毎日へのきっかけになれば嬉しいです。

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