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イヴ・サンローラン展に行きました。


告知を発見した時からずっと行きたかったイヴ・サンローラン展。
結局ギリギリになりましたが行ってきました!

ファッションのデザインは守備範囲外ですが、生み出すことの共通点というところからかなり学びが多かったのでメモします。

『基本のスタイル』と『共創』にとても感銘を受けました。

イヴ・サンローラン展とは?

イヴ・サンローラン没後、日本で初めて開催される大回顧展です。

公式サイトはこちら💁
https://ysl2023.jp/

開催場所はこちら💁
国立新美術館 https://www.nact.jp/

夕方はもう真っ暗!


イヴ・サンローランとは?

「モードの帝王」とよばれたイヴ・サンローラン。
若かりし頃その歳なんと21歳から20世紀のファッション界を席巻、牽引し2002年の引退まで約半世紀にわたって世界のファッションシーンをリードしたスーパーデザイナーです。

昨今のスタンダードなスタイル、サファリ・ルックやパンツスーツ、ピーコート、トレンチコートを定着させたのがイブ・サンローランです。

これらのスタイルは誰でも一度は着用したことがあるのではないでしょうか?

会場のようす

平日の夕方に行ったため、ガラガラというかほぼ貸切の状態で見ることができました。
最高!!!
細かなディテールや仕様書などをゆっくり見ることができてとても良かったです。
全部見るのに1時間半くらいかけましたが、もっと時間をかけてじっくり見たかったなとギリギリなスケージューリングに反省。

没後日本で初めて開催される大回顧展だったため、ルックが110体あるとのことでたくさんのスタイルを一挙に見ることができました。

空間を贅沢に使った展示はイブサンローランの偉大さを感じられるとともにローアングルから見るスタイルは圧巻でした。
流し見だけでもだいぶ楽しめる展示となっていました。
写真撮影は一部を除きほぼNGです。

今回学んだこと

21歳という若かりし頃からデザイナーを務めたイブサンローラン、しかし実際は回顧展にあるように、幼い頃から着せ替えのイラストを描いたり絵本のようなイラストを描いたりと更にもっと前からデザイナー人生が始まっていたように思えた。

数々の偉業を成し遂げた「ココ・シャネルは女性に自由を与え、イヴ・サンローランは女性に力を与えた」と称えらています。

イブサンローランのジェンダーを超越するデザインは、現代になくてはならないスタイルとなっています。
また、ファッションと他の芸術との融合は多岐にわたり、絵画・建築・彫刻からインスペレーションを受けファッションデザインに活かしたり、舞台や映画の衣装を手がけさまざまな芸術分野との協働・共創は大変勉強になり、刺激になりました。

イヴニング・ガウン
パブロ・ピカソへのオマージュ
ドレス
アンリ・マティスに基づく


考えたこと


知識が乏しいと楽しめない!
一貫して言えますが、美術史、デザイン史など頭に入れなくてはなぁと思っています。
もちろんなくても楽しめますが、背景を知れば数十倍楽しめると思います。
回顧展などは次回から準備をして挑みたと思います。

ジャンルを超えることで数倍楽しめる。
性も芸術のジャンルの垣根も超えて作り出すデザインは新たなジャンルをも生み出すことができる。
アートモチーフを互いに取り入れたり、コラボレーションとしてリデザインする試みは今後もたくさん生み出されていくでしょう。
その中で互いをリスペクトしあう共創を私も取り組んでみたいと思いました。

まとめ

「ファッションは廃れる。だが、スタイルは永遠だ。」
これはイヴ・サンローランが残した名言です。

今回の展示会のキャッチコピーは『時を超えるスタイル』
流行に左右されない優美さは何十年もたった今古くなることはなく、スタンダードとなりオリジナルスタイルとなりました。
『スタイルは永遠』=『時を超えるスタイル』
はとても納得のいくキャッチコピーでした。

若い頃から一線を駆け抜け、超越したスタイルを生み出し続けたイヴ・サンローラン。
一生憧れです。 

開催は12月11日まで!おすすめです!
https://ysl2023.jp/

読んできただきありがとうございました🫶

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