NZ在住空飛ぶとーちゃん Ash

ニュージーランドでパイロットしてる30代のとーちゃんです。概要はこちら:https:/…

NZ在住空飛ぶとーちゃん Ash

ニュージーランドでパイロットしてる30代のとーちゃんです。概要はこちら:https://bit.ly/2PzTOiA パイロットのマニアックな話題は別アカにて:https://note.com/soratobonz 連絡先:https://bit.ly/32KUA32

マガジン

  • みんなのフォトギャラリー使ってくれた人!

    • 557本

    TOP画像に私の画像を使ってくれた人のマガジンをまとめました。どれも個性的な記事ばかりです、ありがとうございます。袖すり合うも多生の縁、あなたと同じ写真を使った人がどんな記事を書いているか、覗いていってはいかがでしょうか。写真は、みんなのフォトギャラリーで「Ash」と検索してください!

  • Ashの でえく(DIY)作品集

    私のこれまでのDIY作品集です。素人でえくの暇つぶし。

  • ニュージーランドで子育てる

    ロックダウンのさなか、2020年5月に爆誕した息子の育児日記です。ニュージーランドでの子育て、父親としての子育て、海外で家族を作ること。様々な視点を盛り込んでいけたらと思います。写真多数。

  • ロックダウンのNZで

    3月26日ロックダウンに入ったニュージーランドから、ロックダウンの現状、今後、日本や世界の対応について思うことを書きました。著者はNZ在住の首を洗って待ってるパイロット。30日間毎日更新達成。今後も不定期で配信します。まずは「D30 端書き」をお読みいただくのをお勧めします。

最近の記事

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Ashのnoteの歩き方

いつもAshのnoteをご覧いただきありがとうございます。 こちらは、街の路地のように入り組んだ私のnoteを歩くときの道しるべのページです。以下、各マガジンを目次でご紹介します。気になるマガジンがあれば、是非フォローをお願いします! 自己紹介まずは改めて軽く自己紹介を。 私は、ニュージーランドでエアラインパイロットをしています。パイロットになった経緯は、こちらの記事をご参照ください(航空系話題向けの別アカウントに飛びます)。 実は最近、ロックダウン只中のニュージーラ

    • 2023年 はタイムマシンだった

      怒涛の一年であった。 昨年の今頃、家族がNZに来て、両親が2歳の初孫と初対面した。その最中に面接の招待が届き、「どうせ受かんないからやるだけやっとけ」と、しかし完全に受かるつもりで準備して面接をした。 驚くべきことに合格し、NZからAUSへ引っ越すことになった。 海外への転職と引越しはそりゃぁ大変だった。双方の国で事務手続きが発生し、情報空間と物理空間の両方で移動しなけれればならなかった。子供もいるし、どうなることかわからなかったが、目の前のことに一つ一つ対応していった

      • NZからAUSに引っ越した その4

        国を跨いだ転職と引越しすることが決まった瞬間に、やるべきタスクを洗い出した。 持ち家を賃貸に出す手続きローン返済中の持ち家は、そのまま賃貸に出すことにした。売却もオプションだが、時間がないのとクライストチャーチのマーケットはそんなに高くないので、そのまま持つことに。賃貸に出すには、トレードミーというヤフオクみたいなウェブサイトに賃貸情報を出すか、不動産屋にやってもらうか。 賃貸に際し、プロパティマネジャーなるレントの取り立てから家の管理を全てやってくれる職業がある。大体は

        • NZからAUSに引っ越した その3

          行くべきか、行かざるべきか。 詳しくは飛行機アカウントの方に書いたけれど、やっぱりチャンスを取ることにした。今の会社でジェット機に乗るには、順番的にあと2、3年は待たなければならない。しかも、クライストチャーチは人気のベースだから、おそらく引っ越さなければならなくなるだろう。 将来ジェットに乗りたいのなら、おそらくオークランドに引っ越すことになるだろうが、さまざまな理由でオークランドへの引っ越しには乗り気になれない。 それならば、今すぐジェットに乗れて、給料が倍になって

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        • ニュージーランドでMTB!!
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        記事

          NZからAUSに引っ越した その2

          前話はこちら もともと、合否発表には4週間前後かかると言われていた。 5週間が経った頃に、あぁ、やっぱり落ちたんだな、と思って仕事に専念していた。ことさらに忙しくて、こちらからも積極的に確認していなかったこともある。 8週間ほど経ったある日。確か、誰かのシミュレータ訓練のサポートをするために自社便でオークランドに向かうところだったと思う。ラウンジで同僚とだべっていると、電話が鳴った。画面には+61で始まる番号。 あれ、と思って電話に出ると、 「Hey Ash, so

          NZからAUSに引っ越した その2

          NZからAUSに引っ越した

          オーストラリアの大都会の片田舎で、この記事を書いている。 NZに住んで10年。国をまたいで引越しすることが決まってからというもの、怒涛の日々が続いていた。 発端は去年の12月。ちょうど日本から家族が来て、2歳になる息子に初めて対面して大騒ぎしていたところに、オーストラリアの某エアラインからメールが届いた。 「We are pleased to invite you to our selection process…」 まじか。 でも、どうせ受かるわけないし、色々想像

          お前が何かに失敗したとしても、俺は絶対にお前にがっかりなどしない。 #呑みながら書きました

          どうして、ワールドカップに出るような人たちが、圧倒的に有利な状況でPKを外すのかっていうと、蹴るのがロボットではなく人間だからだよ。(ここでジャックダニエルを舐める) 道路に引かれた幅20センチの線の上を歩くのは簡単だけど、高層ビル間に渡された幅20センチの橋の上を歩くのは、難しいでしょう。技術的には同じなのに。じゃぁ、線の上をひたすら正確に歩く練習をしたら、高層ビルの間を上手く渡れるようになるかっていったら、ある程度、成功に貢献するかも知れないけれど、問題はそこじゃないっ

          お前が何かに失敗したとしても、俺は絶対にお前にがっかりなどしない。 #呑みながら書きました

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          パンデミック後の初休暇は

          パンデミック後の初休暇は

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          身体性由来の快楽と絶対的な自信

          いったん見始めると、止まらない。 少し前に発見した、中華料理店で仕込みから営業までを黙々と撮った動画。 なんでこんなに魅入られるのか。見ていて気持ちが良いのか。そういうことを考えた。 自身の相対化と絶対的な自信この動画をみたときの感想はもちろん「旨そうだなァ」なのだけれど、それだけじゃなくて「身体性の発揮」を仕事にした者が獲得できるある種の快楽について思い至る。 身体に染み付いたスキルを日々黙々と発揮すること自体が快楽の源泉なのであって、それによって発生する金銭的見返

          身体性由来の快楽と絶対的な自信

          呑みながら書くなんて冗談じゃないよ

          冗談じゃないよ、ってセリフをね、最近よく使ってるんです。ウザいととかキモいとかより、よっぽど品があると思いませんか「冗談じゃない」って。 だいたいね、ウザいはうざったいだしキモいは気持ち悪いでしょうが。なんでもかんでも略すんじゃないよ全く冗談じゃないよ。 もっと言えばさ、この前知ったすごい略語に「ワンチャン」なんてのがあるんだよ。わんちゃんわんちゃんいうから犬がどうしたって?tって思ってたんだけど、どうもよくわからない。文が繋がらないんだよ。そしたらなんと、「ワンチャンス

          呑みながら書くなんて冗談じゃないよ

          【号外】トップガン マーヴェリックを見てきたパイロットの私の感想(ネタバレなし)|Ash's 'Pilot's note' https://note.com/soratobonz/n/n69fc80e3655e

          【号外】トップガン マーヴェリックを見てきたパイロットの私の感想(ネタバレなし)|Ash's 'Pilot's note' https://note.com/soratobonz/n/n69fc80e3655e

          息子が保育園で新型コロナ陽性になりました。親もかかりました。

          先々週の土曜日、2歳目前の息子が咳と鼻水の症状を出すようになったので、自宅にあったRAT(抗原検査)キットで検査してみたら CとTの両方にばっちりと線が見えてしまった。あちゃー。とはいえ、時間の問題かなと思っていたところだ。 NZの現在のCOVID-対策ウイルスが到着した当初から、ロックダウンの強行など、諸外国に比べて強い隔離措置を実施してきたニュージーランドだが、現在は状況が一変している。一言で言えば、ワクチンの2回接種率が国民の9割を超えたので、まん延を黙認している。

          息子が保育園で新型コロナ陽性になりました。親もかかりました。

          ウクライナの旗

          総力戦と市民の犠牲軍隊は国土や市民を守るためにある。しかし、二つの軍隊同士が戦えば、いずれ勝敗は決まる。その過程で、他国の侵略から自らを守り抜くと決めた国は、総力戦になる。総力戦は、街を瓦礫にし、一般市民を犠牲にする。 現在、ウクライナはまさに総力戦にある。ウクライナ国民の男子は、一般市民を含めて銃を取り、国を守ることを要求されている。総力戦を決めたのは誰か。直接的にはゼレンスキー大統領だろう。 では、彼は国のために国民を犠牲にしているのだろうか。 ハインラインの視点ロ

          物語の戦争

          今までずっと、戦争とは、自国の政治的目的を相手に強要するための外交的な最終手段だと思っていた。だから、戦争は勝てば官軍。賠償金も、領土の割譲も、その後の統治も、全て戦勝国の胸三寸次第だと。 大日本帝国が「邪悪な物語」の一部になったことも、突き詰めて考えれば全て、戦争に負けたからだと、そう思っていた。でも、2022年に勃発した侵略戦争を目撃して、そうじゃないんだ、と気がついた。 大事なのは共感されうる「物語」を持っているかどうかだ。 プーチンの物語ウラジミール・プーチンは

          遠い地で、戦争が始まった。

          コクピットでたまに、戦争の話をすることがある。 現在進行形のその戦争の話ではなく、80年前のあの戦争の話だ。 あの戦争あの、世界を二分した、そして最終的には自国以外の全ての国が敵になった戦争。独りよがりになって、原爆を二発落とされてやっと降伏した戦争。日本人として生を受けた以上、どこの国に行っても原理的には、そこはかつて、自分の国と戦争をした敵国だったことになる。 私は現在、ニュージーランドに居住し、働いているが、日本とニュージーランドももちろん、80年前は敵同士だった

          遠い地で、戦争が始まった。

          ニュージーランドの国境はいつ開くのか

          日本がオミクロンで鎖国だ鎖国だと大騒ぎしているようだが、ニュージーランドはすでに2年以上「鎖国」している。 NZの「鎖国」の状況現在、ニュージランドに海外から入ってこられる人は、原則として国民か、永住権保持者とその家族に限られていて「MIQ」と呼ばれる隔離施設(そのほとんどが民間のホテル)に10日間隔離されたのちに入国が認められる。 ところが、このMIQは、ニュージーランドの住宅事情と同じく需要に対して供給が全く追いついていない。部屋を取れるかは抽選で、結果的に海外にいる

          ニュージーランドの国境はいつ開くのか