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「少子化対策」に一番効果があるのは「夫婦別姓」

政治的なことはあまり書かないことにしています。
けれど、これは言っておきたいな。
「夫婦別姓」早くしろ!!


ちょー面倒くさい


私は25歳で結婚し、35歳で離婚しました。
今の「姓」は、結婚していた時の姓です。
なぜ元に戻さなかったか。

離婚した時、娘は3歳でした。
名前はその人の固有名詞であり、アイデンティティです。
ある日、親の都合で変わる。
どうなんだろう、と。

娘が私と世帯が別になり、
私が名実ともに「ひとり」になったら、
死ぬまでには姓を変えておきたいです。

死後も、何の思い入れもない「結婚姓」でいるのは嫌だから。
(死後に姓があるかは知らんけど)

でも、それもせずに死んでしまいそう。
だって、ちょー面倒くさい。。


膨大な手間


離婚を「紙切れ一枚で」と表現したりしますよね?
実際は「紙切れ一枚で」は済みません

姓を変えると、いくつ名義変更の届けをするのでしょう?
(どこまで「必須」なのかはわかりません)

会社
年金
運転免許
銀行口座
生命保険
火災保険
携帯電話
パスポート
クレジットカード
電気・ガス・水道・NHK
マンションの管理組合・登記

私の場合は、、
一級建築士
宅地建物取引士
福祉住環境コーディネーター

今の時代だと、、
SNS
…noteとか、FBとか、LINEとか
各種プラットフォーム
…ZOOMとかペライチとかストアカとか
ネットショップ
…アマゾンとかヤフーショッピングとか
予約サイト
…新幹線とか飛行機とかホテルとか
??

「名前」を登録しているものは、変更が必要ということですよね。

名前は、本人を示す「アイコン」です。
私というアイコンを用いて、「生活=活動」をしています。

「アイコン」は「個人」に紐づいてていいんじゃない??
結婚とか、関係ないし!!


アイデンティティはルーツを含む


名前は「アイデンティティ=私というもの」です。
そこに「ルーツ」が込められていることに、
名前の意味はあるのではないでしょうか?

現行制度だと500年後は全員佐藤さんになるようです。

東北大の吉田浩教授(経済学)が結婚時に夫婦どちらかの姓を選ぶ現行制度を続けると、2531年に日本人の姓がみんな「佐藤」になる可能性があるという試算結果を公表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1ab5ed06c28741b51695e79a68a0ca3cb89da1

結婚の足かせにもなるようです。

少子化一人っ子の多い時代、婚姻によって実家の名前は次々と消滅していきます。
家族や先祖を大切に思い、実家の姓を守りたい一人っ子同士が結婚できないという問題は特に地方で深刻です。

https://www.nikkei.com/article/DGXZZO74008250Z10C21A7000000/

夫婦別姓を認めないのは日本だけだそうです。

国連は、(特に)女性のアイデンティティが軽視されている点に、
3度是正勧告をしています。

(96%が婚姻の際に夫姓を選んでいることは問題だとし)
国連は2003年、夫婦別姓を認めない日本の民法規定差別的だと廃止を求め、09年に再勧告、3月には3度目の是正勧告をしている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO98795970U6A320C1TY5000/

また、「離婚」を前提にしていないことも問題です。
人生100年時代ですよ。
2度や3度の結婚は、もはや当たり前です。


結婚のメリットって?


私の娘は、付き合っている人はいますが、
結婚はあまり考えていないようです。

娘の周りも、「子どもが出来たら」結婚する、
いわゆる「授かり婚」が多いです。
結婚届を出すのは「必要に迫られて」ですね。

4年も付き合い、同棲もしていながら、
夫の借金で離婚した私が言えること。

「この人となら一生一緒に居られる」かなんて、わからない

娘には、こう伝えています。

「誰と結婚するか」より、
一人でどうにでも出来るようにしておく」
このほうが、よっぽど大事。

じゃ、結婚するメリットって何?
膨大な事務作業と、自分のアイコンを捨ててまで。


「少子化」と「夫婦別姓」


さて、本題の「少子化」「夫婦別姓」の関係についてです。

結婚するメリットがよくわからない。
しかし、「結婚している」のと「していない」
同じかというと、そうではありません。
心理的「安定感」は違うと思います。

安定した関係の中で、子どもがいる生活イメージしやすい

「子どもを持つか持たざるか」を最初に決めるものではなく、
生活の実感としてイメージしていくものではないでしょうか?

結婚のハードルが下がれば、
子どもが生まれる確率は上がると思います。


せめてできるのは、結婚のハードルを下げること


子どもを産むか産まないか
産むならいつ産むのか

本人にしか決められません。

せめて、結婚へのハードルを下げてはどうでしょう?
できることってそれ位じゃないですか?

自分というアイコンを捨ててまでする、結婚って何なんだろう。
「答えの出ない」問いを強制することなく。


日本の国力低下に通じる


先日テレビを見ていたら
日本の「円安=国力低下」の原因について、こう解説していました。

過去の成功体験に縛られて
80年代の製造業のスタイルから転換できなかったから

夫婦別姓も同じだな、、

家制度?
結婚というロマンチシズム?
何に囚われているの?

何が問題かの「情報集め」をし続けているうちに、
時代はどんどん変わっている

何とかしようよ!


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