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小説の書き方_地の文で私が気をつけている3つのポイント

こんばんは、碧木です。
2023年2月25日より「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」という小説を書いています。

毎週末お届けしている近況note、本日のテーマは「地の文で私が気をつけている3つのポイント」です。
初めましての方は一部ネタバレもあるかと思いますので、ご留意ください!


それでは行ってみましょう!

《そもそも地の文とは・・・》

ざっくり言うと会話以外の部分です。登場人物達が置かれた状況や状態が表現されます。会話文以外の文とも言えます。
地の文と会話文、この2つの文の組み合わせで小説が展開されていくのが一般的だと思います。

《地の文で私が気をつけている3つのポイント》

①地の文で説明しない
私の小説には様々な設定が存在します。五麟・怨霊・四官・・・実はそれらの説明を地の文では行っていません。全て登場人物達に説明させています。
私の小説では主人公の橘永遠は自分を取り巻く状況を全く知りません。
五麟と怨霊であれば、9話で茅野柊が、四官については17話で入江智大が説明をしています。
読者の皆さんの疑問を彼に代弁させるために、あえて”知らない主人公”を立てているのです。

②地の文で描写する
①で地の文では説明しないと書きましたが、じゃあ何を地の文で書いているのかと言うと、登場人物達の動作や表情です。
彼らの会話の表現で足りないところを地の文で補足しています。特に戦闘シーンは会話文だけでは描写を補うことが難しいので、スピード感を意識しつつ、地の文で動きを書いています。

③地の文は会話文の補助輪
私は小説を考える時、大半が会話文進行です。先に登場人物達に話させた後、地の文で状況を補足していきます。こういう書き方をしているので、重要な会話のシーン等はボイスメモに吹き込み、吹き込んだ会話を一旦文字に起こしてみます。そこから、会話をブラッシュアップしたり、地の文を補ったりしています。会話文が自転車ならば地の文は補助輪なのです。
地の文に頼りきらず、会話文で進行できる文章を意識しています。

《最後に・・・》

本日も読んでくださり、ありがとうございました。
私が書いている小説「君の消えた日-二度の後悔と王朝の光-」にも興味を持って頂けたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

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