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2023年長年の悩みが一瞬で解決した出来事(地味に)

2023年が終わります。

そこで、今年最も印象的で衝撃的でこれからの私の人生を
一変させるほどの出来事をここに記しておこうと思います。

それは…


QBハウスプレミアムに出会ったこと。


QBハウスとは、言わずと知れたいわゆる
「1000円カット」のお店。主にサラリーマンのおっちゃんが
利用する散髪やさん。

しかし今は1000円ではないし、プレミアムだと1800円(税込)。
それでも激安!

確かに男性のお客さんが多め。
だけど、なんせプレミアムなのだからして。

カフェのようなおしゃれな店内。
静かに流れる音楽(ジャズ?)。

そしてプレミアムだけに、全国からカットの腕が
素晴らしい美容師だけが集められたという…。

そして、予約も指名もなし。
(アプリで予約はできるみたい)
みんな上手だから誰に当たったって大丈夫。

そして、一番嬉しいのは…


無駄な会話をしなくていい。


ということ。

これよ、これ。私が長年求めていた場所!!




私は長年、美容室問題に悩まされていた。

月に1回通わなければいけない美容室。
そこで交わされる美容師との
薄い会話。
これがもうたまらないほど嫌いだし苦手だしムカつくし
苛立つし傷つくし、
とにかく「我慢」を強いられてきた。

「今日はお休みですか~」などという
探るような気持ち悪い質問、
「連休はゆっくりしたって感じですか~」などという
決めつけ。
あとは仕事のことやプライベートのことなど
ずかずかと土足で踏み込もうとしてくる
態度がもうイヤ。

予約をとらないといけないのもイヤだし
カットだけで1時間かかるのもイヤ。
荷物を預けるのもイヤ。
シャンプーのたびに
かゆいところがないかどうか聞かれるのも
もう勘弁してほしい。

でもそういうことは我慢できる。大人だから。
でも、美容師との薄い会話だけは
大人だけど我慢できない。
つらい。


話したくない。


美容師さんに罪はない。

髪は切ってほしい。
でも、私はあなたとはしゃべりたくないのだ。
私の趣味とか仕事に興味のない人にわざわざ説明をしたくないのだ。


私はこの理不尽さにあと何年、何回耐えていかねば
ならないのだろう…とうっすら絶望すらしていた。
髪が伸びること(私の場合、増える)を呪った。

年末前だと「年末年始はどうされるんですか~おやすみでゆっくりって
感じですか~」年明けだと「初詣はいきましたか~」
ゴールデンウィーク後だと「連休はどこかへ旅行とかされたんですか~」とか。

なぜ世間が休みだと当然私も休みだと決めつけるのか
わからないし、
どこどこに旅行にいった話とか
知らない人にわざわざ言いたくないし、
趣味や仕事の話もしかり。

何を話すにしても面倒だし、
話したとしても、返ってくる受け答えに
いちいちイラついてしまう。

面倒だから職業のことは詳しく言わず
適当に流しておいても、その後
「職場の人たちはもうマスクとっちゃったって感じですか~」とか
「家にいるときは何をしてますか~」
など(職場は私一人だし家にいるときは仕事してるよ!)
探るような気持ち悪い質問をしてくるのも
ウザ!!


そしてそのあと「なんて心の狭い人間なんだろう、私は」
と、落ち込む。


美容室に行く前に
「温泉にいったことを言わなきゃ」とか
なぜか思い込んでしまい
「このあとどこか行くんですか~」との
問いにも堂々と「はい!友達と飲みにいきます」
とか、わざわざ言うことをシミュレーションして
なぜだかリア充アピールとしようとしてしまう。

そしてそのあと自己嫌悪。

私はもう、こういう自分を偽るような行為に
うんざりしていた。
美容師と話すたびに、自分が嫌いになる。
自分ではない架空の自分のことを話しているような気分に
なり、気持ち悪い。

でも髪は切ってほしい…。


そういう悩みを誰かに伝えようとしても
うまく伝える方法がわからなかった。
「雑誌読んどけばいい」とか
「適当に相づちううっとけばいい」とか
「話したくないんで」と言っちゃってもいい…とか。

今までどんなアドバイスを受けても
腑に落ちることはなかった。

なんか、モヤモヤする。
永遠に、解けない謎の中にいるみたいだ。
答えが出ない。


それが、なんということでしょう。

QBハウスプレミアムですべてが解決した!!


そうなんだ、私が求めていたのは、これ、これなんだ。


利用の仕方はとってもシンプル。

まず、店に行く。
タッチパネルにタッチして出てくる番号を店の人に渡す。
(待つ場合にもおしゃれな待ち合い室があり自由に過ごせる)
自分で荷物をおき、上着をかける。
美容師さんにしてほしい髪型を伝える。
(スマホの画像を見せる)
切ってもらう。
お金を払う。(クレジットカードでもOK)
終わり。

所要時間20分。

私は感動に震える。

今までのイライラはなんだったんだ!
と思う。

カラーやパーマをしたいときには
まあ、使えませんが…。


私がどうしても伝えたいことは、

「でも、美容師さんとの会話を楽しみにしている人もいますよ~」
てなことではない。

髪についてのアドバイスはQBハウスでも
聞けばちゃんと答えてくれる。
相談にもちゃんとのってくれる。

髪を切りにいってるのに、
髪には関係のないプライベートなことを
なぜ「聞いてもいい」「話すものだ」ということが大前提になっているのか?


近所のスーパーとかパン屋さんで
あれこれ日常のことを詮索されたら
怖くないですか?

なぜ美容室なら許されるのだ?

ホストクラブやキャバクラや占いとかなら
わかる。
個人的なことを話しにいってるんだから。

でも美容室はそうではない。

髪を切りにいってるのだ。

実際、私の毛量の多い頭髪を
なんとかスッキリしてくれて
「こうしてほしい」と伝えてくれた以上の
髪型にしてくれる美容師さんには感謝するし
リスペクトするし、また来よう、と思う。

でも、もしそうであったとしても
仕事のことを根掘り葉掘り聞いてきて
探るような会話を無理矢理してくる人には
嫌悪しかない。

何度も言うけど、
美容師さんと仲良くしたいおしゃべりしたい
という客がいてもいいし、それはどうぞご自由に、
と思う。

でも、美容師側が当然のように
「話したいでしょう?話、聞きますよ?」という雰囲気にもっていこうとするのが気持ち悪いんじゃ!
て話。



でも、もうそんなイヤな気持ちとはオサラバ。
だってQBハウスプレミアムがあるから!
(もっと増やしてくれ~)

以上、2023年最も衝撃を受けた出来事でした!
地味ですが!

記事には関係ないけど
どれくらいの人が共感してくれるかわからないので
最近描いたバドガールを載せておきます。




2024年もよろしくお願いいたします!


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