新 : 有安杏果論 - アプリコット解体新書

初めに

有安杏果が2018年1月にももいろクローバーZを卒業し、1年後の2019年1月にアーティスト活動を開始すると宣言して以来、一貫してファンが減り続けているのは疑いのない事実であることは過去、現在のファンともに認めるところだろう。

その中でも、とりわけ若手女性芸能人としては致命的な恋愛が暴露されたこと、しかもそれが精神科の主治医であり、新しい個人事務所の社長に収まり、アイドルの恋人としては物議をかもす風貌や年齢であったことが、最もファン離れを促進した原因であることも異論はないかと思う。

かつ「モノノフ」と呼ばれるももクロのファンにとっては、卒業の1年前、遅くとも2017年3月15日には「恋人との独立を画策」していたことが、ももクロ陣営に対する重大な裏切りだと見なせることも大きな原因であろう。

もちろん、有安のももクロに対する貢献度や、本人の言葉足らずな部分などに対する理解、以前の仲間に対しての愛着や、有安の運営が法的措置をちらつかせるなどの事件もあり、有安の個人活動や言動に対しては「触れない」ようにしていたファンの方が多かったのではないかと思う。

そんな中、6月25日に下記のような記事が掲載された。

この記事の特に「グループとしての活動は衣装もセトリもグッズもライブの構成も大人が用意して、自分たちは演じるだけ。」と言う発言が、結果的にこの記事がモノノフの間で「炎上」し、大勢を決めてしまった。

大勢を決めてしまったというのは今まで静観を決め込んでいた大半のモノノフに対して、有安杏果が決定的にネガティブな感情を与えてしまったということだ。これはtwitterのTLで本人に対しての決別宣言が多数見られたり、本人のtwitterの直リプの大半が罵倒や苦言であったり、今まで見られなかった炎上ぶりからも伺える。

伝え聞くところによると、有安杏果の初めてのソロライブツアーは相当に苦戦しており、地方や大きめのライブ会場では申込数がキャパシティーの20%を切っているところもあるらしい。

そんな中、大半のモノノフの行動を決定づけるような燃料投下は、場合によっては有安杏果の芸能活動の中断を意味しかねない。芸能事務所(芸能人)の凋落は杜撰な予算の使い方によるものがほとんどであることは忘れてはならない。

人気の凋落というものは想像していたよりも早いようだ。卒業直前には武道館コンサートを満員で成功させたアーティストが、活動再開直後から急速にファンを減らしていく。あれだけ愛されたアイドルが今まで受けたこともないような罵倒を受ける。

もちろん、個人事務所なので全ての批判はアーティストが負うべきであるが、それにしてもどうにかならなかったか。あるいは今後どうにかならないのか。それを考察していくのが本稿の目的である。

以前は有安について何か書くことで、結果的に彼女の足を引っ張るのではないか、と躊躇していたが、有安杏果の評価が地に落ちた今、本稿が更に彼女の足を引っ張ることにはそれほどならないと考え、自分の考えを述べていくこととする。

本稿は「新 : 有安杏果論」としているが、Amazonなどで有料で販売している有安杏果論の作者とは何ら関係もなく、筆者はその作者と面識もない。もちろん、有料で公開することもしないので、そこは安心してほしい。

筆者について

筆者は、ももクロの大箱ライブには積極的に参戦、フェスやイベントなどは都合がつく限り参戦する、敢えていうなら「中堅-おまいつの間レベル」の元有安推しである。

最近の有安について、経緯に対して断片的に情報はあっても纏まったものがなかったり、有安杏果のファン、敢えてかくと「アプリコッター」と呼ばれる熱烈なファン間で、現実を踏まえた提言などがあまり見られないことに筆者は大いに不満を覚えていた。

筆者は、ももクロ活動中からの有安のやる気のない態度や活動再開後の態度に対する感情的なしこりもあり、有安の現在の状況は畢竟、自業自得であると思っている。

一方、有安が不器用で言葉足らず、良くも悪くも天然なところや、表にあまり出てない「深イイ話」があることも知っており、人格を全て否定する風潮にもあまり賛同はできない。一部とは言えネット上では過激な意見の方が目立つこともあり、この点は深く憂慮している。

そのような考えもあり、本稿は市井の素人である筆者がお節介ながら、有安杏果に対するネガティブが流れができた経緯を追いつつ、このネガティブな流れを変えるヒントでも提示できれば、と言う思いで執筆されている。よって本文章は、モノノフ、アプリコッター、あわよくばアプリコット運営を対象として書かれた文章であると言える。

本稿の内容に事実誤認や論理展開に矛盾があったら、是々非々で指摘して頂ければと思う。また、本稿で書くような憂慮が杞憂に終わり、有安杏果が規模はともかく、適正なレベルで活動していけるようになれば、それはそれで作者は満足だ。有安杏果には作者に本稿を削除させるような活躍と粘りを大いに期待したい。

2016年 : 違和感の始まり

いつからだろう、有安杏果に違和感を覚え始めたのは。

大成功と大感動に包まれた7月のココロノセンリツvol.0で、作者も有安推しの例に漏れず、当日ライブ終わったあとは感動で泣き腫らしてしばらく座席から立てなかった。

一方で、有安に対する違和感が徐々に芽生え始めた。具体的には服装がもっとも目についた。それまでの有安はどっちかと言うと少女趣味というか、どちらかと言うと年頃の女の子としては「ややダサい」格好が多かったのだが、この頃からパンクっぽい格好をしていることが目立ち始める。

*その後、有安本人のインタビューでの暴露から、7月のココセンではすでに現在の恋人を楽屋に入れるくらいの仲だったことを知る。

とは言え、2016年の段階ではそこまでももクロに対するやる気のなさは見られなかった。ココセンvol.0では会場一帯の緑のペンライトに感動し、EXILE KIDS、PA、ももクロ時代の流れの曲を行い、5色入った飾りをつけ、ドラムに有安人形を仕込み。。。有安自身が「奇跡の5人」を疑わせるような素ぶりは特に見せてなかった。

ももクロの曲であるゴリラパンチが最も盛り上がったことにちょっと拗ねてみせたなどもあったが、単にMC上の冗談だったのだろう。

2016年は夏菜子がNHKの朝ドラ出演ということもあり、ももクロ全体の活動は後半は特にやや低調であった。一方、有安は別府でも8000人の観客を集めた追加公演を行った。直近で不幸があったファンがいたが、それへのアンサーソングで「小さな勇気」を歌ったことは感動を呼んだ。

2017年:有安の大学卒業と夏菜子の成長

2017年に有安は日大芸術学部写真学科を卒業し、大きく報道もされる。マネージャーも卒業式には出席するなど、チームももクロとしての絆も垣間見れ、大学を卒業して、よりパワーアップをした有安杏果が見られると期待されていた。

2017年3月15日に、現在の恋人が所有している会社「アプリコット」が芸能事務所に登記を変更している。2016年7月には恋人とそれなりの仲だったこと、有安杏果が自分の誕生日「3月15日」に異様にこだわることから、この頃には件の人物と恋人関係にあったことと、独立を計画していたことはほぼ間違いない。

一方この頃、表立ってないところで、夏菜子の成長と杏果のももクロへのやる気の無さがモノノフの間で語られ始める。夏菜子は朝ドラを経験してももクロへの表現力が増した、一方、有安は夏季のソロコン「ココロノセンリツvol.1」で個人能力を伸ばしたり、卒業などももクロに集中/還元できる環境なのに、ももクロでのパフォーマンスには集中力を欠いている、ソロコンでの成果をももクロに還元せずにパフォーマンスを落としてる、と言う批判が出始めていた。

twitter上ではむしろ有安のソロコンでの素晴らしいパフォーマンスに対する主に有安推しの絶賛コメントが溢れててたこともあり、表立って有安のやる気のなさを呟いているのは見かけなかった。この時期の有安に対するファンの認識の違いは、現在のモノノフとアプリコッターの対立の萌芽であると筆者は考えている。

もちろん、これは最初は少数の有安推しが騒ぎ始めたことではあるが、やる気のない態度が様々な場面で垣間見れ、恒例の夏ライブ「夏のバカ騒ぎ」の頃までには、それなりの数のモノノフの間でライブの度に有安のやる気のない態度が物議をかもすこととなっていた。

筆者周辺でも有安の態度は大いに語られてたし、他でも大いに語られてると聞いていたが、夏のライブで近くの座席の見知らぬモノノフが「有安やる気なし問題」を語り始めたのを聞いて、筆者は問題が相当深刻であると感じていた。
一方、有安の証言によると7月には所属事務所にももクロ卒業の意向を伝えていたとのことだ。だとすると、その前の3月の段階で独立を狙って恋人と画策して会社の登記変更を行ったことは、ファン心理だけではなく業界心理的にも極めて悪手であったと考える。会社の登記などは、本来それほど時間も費用もかけずにできることもあり、全く慌てる必要は全くなかった。

そんな中、秋口に夏の単独ライブ、ココロノセンリツvol.1.5で有安は「1. ペンライトを点灯しないお願い」「2. 今年でココロノセンリツは最後である」と言う2点を述べ物議をかもす。この頃には一部悲観的なモノノフの間では「ももクロ解散の可能性」についても語られ始めるくらい、有安とももクロの他メンバーの間での溝が一部ファンの間で深刻なものとして認識され始めていた。

報道によると、この時期に恋人と当時の所属事務所の間で卒業を巡って激しいやり取りがあったとのことである。

そんな中向かえた2017年の集大成「MTV Unplugged」と冬の恒例ライブ「ももいろクリスマス」に関しては素晴らしいパフォーマンスであった。これはメンバー自身も自画自賛の通りである。ここで筆者は来年の10周年に向けて大いなる希望を持ったし、モノノフの大多数も同じように感じたことであろう。

年末の集大成:カウントダウンコンサート

そして向かえた2017年のカウントダウンコンサート。これはどちらかというとバラエティー寄りの演出なので、ももクロのパフォーマンスを一挙一足見るというより、のんびり楽しむライブ構成となっている。

が、ここで問題が起こる。夏菜子がおかしいのだ。ももクロでの歌唱の際、最初から音程が狂ってる。

特に夏菜子やあーりんがライブ始めにピッチが安定しないことはままあるが、特に夏菜子が音程自体を明らかに外すことは、生歌が中心になってからはほとんど見られない。ライブ中盤からは音程がやや安定してきたものの、見たことがない夏菜子の不調ぶりでライブを終えた。

また、ライブ後の挨拶もモノノフの間で物議を醸したように、悲壮感しかない挨拶であり、2018年の10周年に向けて大いに不安の残るカウントダウンコンサートとなった。

後にマネージャーが語るところによると、メンバーへの有安卒業の通知は「年末」とのことである。噂レベルの話では、12月25日のライブビューイングあとという説がある。ももクリとカウコンのパフォーマンスの落差やメンバー全員が集まるタイミングを考えると、何れにせよももクリとカウコンで間のどこかであることに間違いはないであろう。

2018年1月 : 突然の卒業通知

それは突然の通知だった。「有安杏果、ももクロ卒業」。

そう、昨年から前触れはあったのだ。しかし急に卒業ということで、モノノフは混乱したし、筆者も相当混乱した。有安推しの中には、運営や有安を批判していたモノノフに対する文句や恨み節を書き連ねるファンもいた。

発表のあった当日のひとりふんどしで、マネージャーと4人のメンバーの悲壮感のある表情と満面の笑顔の有安の表情の対比は、モノノフであれば一生忘れることができないであろう。

当時、筆者は有安の「不自然な」笑顔は泣き虫で感情的な有安が、感情を押し殺しているのだ、それだけ彼女も大人になったんだと好意的に解釈していた。しかし、活動再開後の各種の計画が明るみに出るにつけ、その時の有安が本心ではどう思ってたのかについては正直測りかねている。

その後、卒業ライブまで一週間、有安は精力的に各媒体のインタビューを受け、各インタビューの概要をまとめると以下のようなものであった。

・一般の女の子になる。アロマなど趣味的なことは始めたい。
・決められた予定がない生活を送る。予定は何も決まってない。
・芸能活動の引退ではない。(その例として友達が制作した自主映画のカメオ出演など)

ただし、急な卒業発表に対して、モノノフの間でも様々な勘ぐりがあり、当時でも上記インタビューを額面通り受け止めた者はほとんどいなかった。皆、卒業理由に納得できずしっくりこない気分のまま、有安杏果卒業ライブ、「新しい青空へ」を迎えるの出会った。

上記の各インタビューと後々発覚したことの矛盾が、ファンの減少を促進した。有安は自分を良く見せるために余計なことを言う傾向がももクロ在籍時からあったが、その欠点が裏目に出た代表的な例である。

卒業ライブ:新しい青空へ

モノノフを前にしてると言うこともあり、有安以外のメンバーも表向きは悲しい顔をあまり見せない。筆者個人としては5人でのももクロラストに相応しい素晴らしいライブであったと、今でも感じている。

ただ、このラストライブで物議を醸す有安の発言が2つあった。1つは「10周年は5人で迎えられると思ってた。だけどももクロのためにはこうするしかなかった。」と言う発言、もう1つは「ももクロは奇跡の5人と言うが、私はそう思ったことはなくて、奇跡の4人とモノノフ含めて5人だったと思ってる。」と言う発言である。

「10周年は5人で迎えられると思った」発言の真意は今となっては分からないが、筆者は有安が2018年いっぱいでの卒業を当初交渉していたのではないかと憶測している。2018年いっぱいであれば10周年も迎え、2年間全国行脚をする青春ツアーも末に終了することから、区切りが良い。ただし、だとするとなぜ2017年3月15日などと早い時期に独立を画策したのかの上手い説明もつかず、この点に関しては各人の議論によるより深い考察を期待したい。
「ももクロは奇跡の5人ではない」発言の真意であるが、筆者は去りゆく自分の残像をももクロに残さないための発言であったが、相変わらずの有安の言葉足らずで物議を醸す発言になってしまったのではと好意的に解釈している。もちろん、この解釈の真意も今となっては分からないので、各人の議論によるより深い考察を期待したい。

ここでも有安は「10周年は5人で迎えられると思った」と言う発言の場所以外は始終幸せそうな笑顔、対する4人は気丈さだけが見て取れ、また、ももクロパフォーマンスを最も引っ張ってた有安の卒業と言うこともあり、10周年に対して、大いに不安を抱いたモノノフの方が多かったのではないかと思う。

3.15、有安杏果_officialの開設

実際は有安卒業以後の4人はバケモノであった。

まずは有安卒業の次の日、4人揃ったひとりふんどしでは、あーりんの「おっぱい」バカ盛り上がり。

この時は筆者も他のモノノフ同様、あーりんのおっぱいに救われた。

そして皆不安を抱えたまま迎えたバレンタインイベント。有安卒業後初めてのライブでモノノフが皆不安を抱えている中、「圧巻の」4人でのパフォーマンス。再開された4人での青春ツアーのメンバーの気迫。春の一大事in東近江での盛り上がり。まだ荒削りなところはあったとはいえ、むしろ5人時代よりパフォーマンスが上がってる部分もあり、「これでももクロは大丈夫、心配ない」と大半のモノノフを納得させる鬼神ぶりのパフォーマンスを魅せる。

そんな中、有安杏果のブログが3月15日、有安の誕生日に消えると言うことで、当日は朝からtwitterのTLもどんよりした空気が流れていた。

すると、突如3月15日午後3時15分、有安杏果のtwitterの開設ニュースが飛び込んでくる。そこにはギターを抱えた有安とともに、「有安杏果_official」のアカウント名でのtwitterとinstagram。

皆が湧いた。有安が帰って来た!、ギター抱えている!、お、有安がリツイートしたぞ!

・・・ひとしきり湧いたところで、モノノフ達の頭の中にふと疑問が浮かんだ。「で、この"official"って一体何?」

#テクテクお散歩

その後も有安は定期的にtwitterとinstagramを更新し続けてた。また更新回数を追うごとに、自分の誕生日にかけた「3:15」に情報を更新しているらしいこともすぐに分かった。当初は情報にも新鮮さがあったが、何か「違和感」を皆が感じるようになる。その違和感のポイントは人によってかなり異なるところであるが、「で、この本人写真って一体誰が撮ってるの?」という点では共通していた。

そこから、「有安が中年のカメラマンと一緒に歩いている」「中年のカメラマンが撮影しているところを見た」などの目撃情報が上がってくるのに時間はそこまでかからなかった。場所は渋谷だったり、福岡だったりバラバラなのだが、目撃情報では「中年のカメラマン」が共通しており、カメラマンと色んな場所で撮影しているらしいのだ。本人は「#テクテクお散歩」などとハッシュタグをつけて呑気にやってる裏で、中年カメラマンを引き連れての「#テクテクお散歩」ファン界隈では物議を醸していた。

当時、「中年のカメラマンが恋人だ」と言う説は少数派で、父親などの親族、あるいは所属が決まっているプロダクションのスタッフだろう、と言う説が主流を占めていた。

そのうち、twitter上にも目撃情報が上がり始め、俗に言う「有安ガン無視事件」が起こる。要は「誰かと一緒にいた」歩行中の有安に声をかけたところ冷たい目線で返されたとtwitterで報告したファンが、他ファンから叱責を受け、有安からも遠回しにファン全体に「声はかけないで下さい」と言うお願いがなされた件である。

一方、春過ぎくらいには、有安がレーベルと交渉していると言う説が具体的なレーベル名も含めて裏で流れ始める。2019年のサクライブでのライブ会場や、夏のZeppeツアーでの会場の押さえ方から考察するに、レーベルとの交渉や、媒体でのレーベルとの契約が不成立になったという報道は、概ね事実だろう。

その間にも有安のアロマだったり手芸だったり、美ボディー(?)だったりとSNSは更新され続けるが、果たして「official」が何を意味するのかが皆モヤモヤを抱えながら、SNSは有安の日常を「不自然な写真」と「不自然な文章」で切り取りつつ、時は流れていく。

レーベルの話が出回ったことや、中年カメラマンのこともあり、すでにバックに大手芸能プロダクションがついているが、前所属の事務所かレーベルとの契約の関係から、表だった芸能活動とは言わず、一般人としているだけだろうと解釈する向きが多かった。ただ、すでにこの時点から卒業時の今後の話と矛盾するのでは?との声は多数議論されていた。

そんな中、有安のSNSには2つだけルールがあって「ももクロに言及しない」「ももクロの大箱ライブの日はSNS更新を行わない」というのがあった。それを逆手に撮ってももクロ大箱ライブの日に「#今のうちに可愛い有安さんを張ってしまえ」などと言うお遊びハッシュタグイベントがファンの間で開催されるなどもあった。

有安のtwitterのヘッダーがももクロ10周年の時だけ1日〜2日ほど「6色をあしらった風車」の時があった。筆者はこれは有安なりの10周年のお祝いの意図があったと好意的に解釈している。

突然のももクロへの言及、そして活動再開へ

それは突然だった。有安が年末に今年の振り返りとももクロメンバーへの感謝を綴ったのだ。ももクロ10周年の時ですらはっきりと言及しなかったのに。

この発言を持って、ももクロへの禊を済ませ、有安の活動再開が3月15日ではないかと言う推論が出てきた。実際には卒業を発表した1月15日であったが。この段階では、モノノフの反応は様々だったが、卒業理由に引っかかりつつも復帰には概ね好意的だったのではないか。

いずれにせよ、有安の活動再開は目前であることは確実となった。その後、1月15日に「個人事務所アプリコットでの」活動再開の発表となった。ここでも「個人事務所」と言う点に若干戸惑いながらも、そこに対しても好意的な意見の方が多く、この1年の経緯から「色々と何か引っかかる」感じはありつつも、概ね復活は歓迎ムードであった。

ももクロ運営からの「仕事じゃないお知らせ」と言う粋な祝福も有安活動再開の歓迎ムードをかなり後押ししたのではないか。

サクライブとKJM48

そして、復活ライブであるサクライブ、東京と大阪の募集が始まる。3000人に満たないライブハウスクラスであることから、早くもチケットの争奪戦が予想された。

そんな中、2月6日、有安からお知らせがくる。

曰く、「結婚を前提に考えている人がいて」「その方は医師としてサポートしてくれており」「個人事務所アプリコットの代表をしている」と言うお知らせだった。

祝福のコメントで溢れるSNSの返信。だが当然それは表向きの話である。すぐにSNSのTLでは、「この恋人が誰か」の探索が始まり初めていた。

結果、ガセ情報もあったものの、比較的早くに「この恋人が誰か」が特定した。どうやら都内で心療内科を営んでいる48歳で、他アーティストの心理的サポートもしている医師のようだ。

そこからは様々なことが発覚するのに時間はかからなかった。各種発覚や疑惑に関しては下記のまとめが詳しい。

公開情報の恋人の苗字と48歳という年齢から、恋人のことは「KJM48」と揶揄されている。

上記のような問題や疑惑が発覚する度にファン離れが加速し、恐らくももクロ時代は数万人いたであろう会員も3000人以下まで減ったと言われているし、ライブをやっても東京の2000人程度のキャパシティーも埋めることができない事態となっている。

東京での2000人のキャパシティーが埋められない原因として、1ヶ月で地方を含めて10以上の公演と詰めたり、平日だったり、東京だけでも4公演あるなどの影響も当然ある。とはいえ、ある程度条件が整っても、現在の状況では東京でせいぜい2000人のライブ動員が妥当な線ではなかろうか。

一方各種問題が発覚してから、表向きは本人がSNSではあまり情報を発信せずに、会員サイトの中を中心に情報発信を続けており、有安自身の思っていることや本心はパブリシティー以外ではあまり見ることができなくなっていった。そのパブリシティーにしても、毎回どこかで失言をしており、インタビューで有安が何か答える度に心折れたファンが離れていくという状態になっている。

ファンが離れていった「恋人と付き合い始めたのはグループ卒業後であり、恋人は花粉症の治療のみで心療内科の治療を受けてないない」発言などは有安からファンが離れたいった代表的なインタビューの回答である。ただ花粉症の診療は通常耳鼻咽喉科が行うものであり、心療内科が花粉症の治療を行うのは違和感がある。と、すると恐らく別の耳鼻咽喉科(可能性としては扁桃腺を手術した医院)で花粉症の治療を受け、そこで精神的な治療ができる医者として現在の恋人を紹介されたのではないだろうか。有安が花粉症を発症したのが2016年春なので、下述の「2016年初夏には件の医師とただならぬ関係にあった」時系列とも一致する。ただ花粉症の薬自体は医院によって変わる訳ではないので、現在は恋人の医者から薬を処方されている可能性はある。
有安が「伊集院光とらじおと」に出演した際に「夏の横浜アリーナでの初単独ライブの際にサポートしてもらった」と語ったことから、埼玉テレビで放映されたライブレポートの見返しをファンが行ったところ、そこに恋人がスタッフとして「深く」有安に入り込んでおり、この頃には「心療内科の医師とただならぬ関係にあったこと」を映像で確認することができる。ももクロ在籍時からのことであるが、有安は余計な発言でさらに墓穴を掘ることが大変多い。

有安杏果の問題点は何か

そして、件のインタビュー「グループとしての活動は衣装もセトリもグッズもライブの構成も大人が用意して、自分たちは演じるだけ。」との発言が大炎上して以降、現時点で有安や公式からの大炎上に対するコメントやパブリシティーでの発表はない。

それでは、有安杏果の問題点は何なのだろうか。そして、何か解決する方法はあるのだろうか。

問題点が見えない限り改善はなく、改善がない限りはこのまま落ちていく一方である。外から見た目では、復帰後の様々な苦戦から資金繰りや業界を敵にまわしたことですでに手遅れの可能性もあるが、「逆境こそはチャンス」と言う言葉もあるので(かつては有安も数万人のファンに向かってシャウトしていた言葉だ!)、ここからは有安杏果の問題点を特定していき、今後の復活のための手がかりを掴んでいきたい。

*ちなみに、以下「有安杏果の問題点」としているが、問題点は有安杏果本人だけではなく、所属する運営会社、有安に多大な影響力がある現在の恋人も含まれる。有安のプロジェクトは実際に誰が何をどう意思決定しているのかが見えづらいことも「有安杏果」の問題点という形を取らざるをえない一因である。

有安の活動は誰が何を意思決定してるのか極めて分かりづらい。例えば「本人が撮影した」と思われた写真が実が恋人が撮影した写真だったのではと言う疑惑はその一例であろう。ファンの間では「二人羽織」や「有安には有安"A"杏果、有安"K"杏果がいる」と言う揶揄もあるほどだ。ただ有安の何でも自分でやりたがる性格と、有安が全部自分で決めている報道もあり、意思決定や運営のかなりの部分は、有安本人の意思が強く反映されていると筆者は考えている。

有安杏果実の問題点1:優秀なパフォーマーであるが、クリエイター、プロデューサーとしては一般以下

まだ有安がグループに所属していた時代から、有安は自分で全てをしたがるクセがあり、それは自分で作詞・作曲をしたがったり、セルフプロデュースをしたがったりなどから伺える。

ただ、一番特徴的なのは「絵」だが、残念ながら有安のクリエィティブ能力 (アーティスト能力と言ってもいいが)は残念ながら普通の市井の女の子より遥かに劣るくらいのドベのドベである。歌詞に関しても「有安のことを知ってるファン以外には全く響かない歌詞」とグループ所属時代から言われていたし、大学の専門学部を卒業した写真も、何か写真を公開するごとに、ハイアマチュアクラスの複数ファンから苦言を呈されるくらい、クオリティーは残念ながらかなり低い。

もちろん、ファンに取ってはそんな足らずのアート(?)作品も興味、賞賛、収集の対象となりうる。ファンに取っては推しの落書きや走り書きすらも愛しく思えるものなのだ。上記で言及しているのはあくまで「世間一般からみて」と言う観点である。

一方、有安のパフォーマンスに関しては文句のつけようがない。滑舌が悪いと言う欠点はありつつも、歌、ダンス、演技ともにアイドルS級であり、専業にしている歌手、ダンサー、役者にも決して引けを取らないくらいの高いレベルだ。特に有安のいわゆる「鳴る」声は訓練で身につくものではない天性のものであり、他の歌手が真似してできるものではない。

サクライブで聞く限り、楽器に集中していることもあるのだろうが、歌唱の「テクニック」が低下しているように感じているが気のせいだろうか。ちゃんとボイストレーナーをつけて訓練しているか筆者は気がかりだ。

つまり、有安に関してはある程度のお膳立ては周りにしてもらいつつ「演じる(注 : パフォーマンスをするの意)」ことに徹することで最も能力を発揮できると筆者はみており、むしろ「大人にお膳立て」してもらった方が良いライブなり作品を生み出すことができるのではないかと考えている。

しかし、有安に関しては本人の適正がない「アーティスト・クリエーター志向」が強く、本人の適正とやりたいことのギャップがそもそもの不幸の始まりであると筆者は考えている。

有安杏果実の問題点2 : 公私混同

有安杏果は「芸歴=年齢」という芸能界の大ベテランであり、芸能の世界で挫折を味わったこともあり、当然芸能の世界で生きる作法、いや芸能の世界だけでなく、日本社会一般で生きる作法に通じていると筆者は考えていたし、周りの多数のファンもそのように思っていたことだろう。

しかし、実際に有安がやっていることは公私混同のオンパレードだ。アイドル時代にスタッフとして恋人を入れ、恋人とコネクションのあるアーティストをソロコンサートプロジェクトのスタッフに組み入れる。結婚もしていない恋人を個人事務所の代表に据える。活動再開から復帰ライブまでの大事な時期も恋人と逢瀬を重ね、週刊誌に決定的な場面を取られる。

恐らく、有安は我々が考えていた以上に「乙女な」性格なのだろう。恋人との公私混同が芸能活動にどれだけのダメージを与えるかに考えが及ばず、恋人との世界を作り上げていく方に心が舞い上がってしまっているように思える。

有安杏果の問題点3 : KJM48

恋人がKJM48(48歳心療内科)であることが、有安の芸能活動の大きな足枷となっている。週刊誌の暴露や有安や恋人の脇の甘さもあり、有安と恋人の一般評価は最悪だ。

試しにネットで少し検索してみると良い。例えば有安について少し検索した場合、有安について「自分の主治医に洗脳されたメンヘラ気味のアイドル」との世間一般の認識となってしまっている。特に恋人のビジュアルが「48歳のちょいメタボのイキったおっさん」であることから、特に若い女性からは一言で言うと「キモい!」と言う評価になってしまった。

芸能やアーティストはイメージが大事という観点からすると、アイドルの中でも幼い風貌の有安に手を出した48歳とそれを受け入れた有安が特に若い女性に「キモい」と思われ、人気下降の主因となっていることは仕方のないことだ。

もちろんこれはあくまで一般的なイメージであるが、イメージを売りにしていく芸能・アートの世界でのこのようなネガティブな評価は致命的だ。もし本格的にこの世界で生きていくつもりがあるなら、結婚を前提などと行った曖昧な物言いではなく、さっさと結婚するか別れるかした方が良い。

それでも、上記のネガティブイメージの払拭は容易ではない。それくらい恋人の「素性」発覚は致命的であった。

有安杏果実の問題点4 : 数々の矛盾

こちらについては前掲もしている下記のサイトの「嘘まとめ」項目などが詳しい。

ここに掲載されている問題点以外にも、各種の矛盾した情報が現在進行形で暴露されており、最新の情報を確認するには、有名掲示板の情報なども確認していった方が良いだろう。

もちろん、有安も述べられているに問題点を打ち消す発言はしている。しかしそれは何ら問題点の内容を覆すものではなく、むしろ「矛盾を矛盾で塗り重ねる」と言ってもいい状況となっており、発言も毎回違ってる部分もあり、各発言の収集がついていない。

例えば先にあげた「恋人からは精神科の治療を受けておらず、喉や花粉症の治療を受けている」「恋人関係になったのはアイドル卒業後」など明るみになっている情報からすると到底納得することができない発言などが代表的な例だ。もし有安がインタビューで回答していることが本当なら、皆が納得するようなきちんとした情報を出すべきで、そうでないなら誤解されるようなことを言うべきではない。
元推しに「嘘を嘘で塗り固める」と言いたくないので、「矛盾を矛盾で塗り固める」とライトな表現にあえてしている。武士の情けである。

有安杏果の問題点5 : センスの無い運営

マスメディアの位置付けやアーティストビジネス(特に音楽ビジネス)の仕組みが変わってきているなか、アーティストもそのような時代の流れに即した対応をしていくべきだし、そもそも時代の流れの一面をえぐることこそ、アーティスト活動の本義であるはずだ。

ところが有安の運営を見ていると運営は前時代的な面が見て取れる。

恋人が48歳であることを考えると、青春時代を過ごしたのが80年代後半~90年代前半だったように思われ、そこでの音楽、運営手法などに影響を受けているのではないかと言う仮説があるが、筆者も同様に感じている。

恐らく前所属事務所からの契約が切れた直後のSNS開始。そのSNSがアナクロ的。復帰ライブ~写真展とエッセイ本/写真集出版~ライブハウスツアーまでの全てが計画的な流れがいかにも「計画してました」的なものが見え隠れし、サプライズがなく、全く面白くないのだ。

ミクロレベルではライブのサクライブ。こちらも「ココセンvol.1.75」とファンからも揶揄されるくらい、今までのソロコンの焼き直しであり、何のサプライズもなかった。

もちろん、復帰後初めてのライブで以前より遥かに上のレベルやサプライズを求めるのは酷であることは筆者も承知している。正当なライブの評価は今回のライブハウスツアーで待つべきであろう。

他にもSNSの運営、会員サイトの運営とってもいちいちセンスがない。言葉は悪いが単なる「ポエム」であり、全く面白くないのだ。

筆者の個人的な好みにもなるが、まだ前所属グループ時代のブログの方が、色々工夫やチャレンジをしたり、より「素」に近い部分が垣間見れて面白かった。

グッズに至っては某有名アーティストのグッズをパクっていることが定説だ。有安にはクリエィティブやプロデュースの才能はないのだから、自分が不得意とする部分は適宜外部スタッフを起用するなどしていった方が良いだろう。

有安杏果の問題点6 : 業界を敵に回す

報道によると週刊誌にスキャンダルを握りつぶす「取引」を画策したり、レーベルと揉めて契約に到らなかったり、前事務所を円満退社でなかったりなど芸能界で揉めているらしい。

また、有安には「主に芸能を通じて近しかった複数の人」からも苦言を呈されている。

「主に芸能を通じて近しかった複数の人」からも苦言は、現在消されたものなどもあったり、かなり近しかったであろう人のものもあり、かつ限定された人に密かに出回っている情報と言うこともあり、具体的には本稿では取り上げない。

苦言の中の「危なっかしい情報」からも、有安が業界からそっぽを向かれ、さらに身内で固めざるをえないような悪循環が見て取れ、筆者は大いに危惧している。

有安の外部スタッフは「KJM案件」と呼ばれ、恋人のコネクションでアテンドされたスタッフばかりである。有安本人があれだけ芸能界に長くいたのに、自分の知り合いの外部スタッフを起用していないように見える点について、筆者は真意を測りかねている。

有安杏果の問題点7 : アプリコッター

アプリコッターと言われる有安のファンにも問題がある。当然ファンと言っても様々なファンがいる。筆者が個人的に有安への応援のスタンスに好感を持っているファンも何人もいる。

ただ、敢えてここではファン全体の問題を提起したい。有安のファンも、有安と同じく基本あまり面白くないのだ。

サクライブの感想が特に顕著だが、筆者が見る限り、「あ、だったらライブに行こう」と思わせるような記述をしているファン、愛がありながら課題などの現実もしっかり見据えたファンと言うのは、そこまで多くなかった。言葉は悪いが、「有安のポエム」に影響されて、ファンの有安に対する表現が装飾語が多く、稚拙なものが多く感じているのだが、いかがだろうか。

例えば「#杏果と繋がる今日の空」で考えてみよう。この活動自体は非難されるべきものではないが、人の心を動かすのは「#今のうちに可愛い杏果ちゃんを貼ってしまえ」の方だと言えば分かってもらえるだろうか。

有安のファンは本心はともかく「有安の豊かな才能でこの状況は突破できる」と表明している者が多い。ところが実際は、ファンの数が3000人弱と激減し、夏に向かったツアーがガラガラの状態で、来年の活動自体が危ぶまれているのだ。もちろん、ファンがそこまで考える必要があるのか、と言うのはあるが、本当に有安のことを愛しているなら、しっかり現実を見つめた上でどうしたらいいのかを議論し、できる限り良い方向へ持っていく方がファンとして健全だと考える。

有安の問題点8 : ネガティブの累積

有安も(一部の)アプリコッターも、有安のネガティブな感情は昨日今日に遡ったものではなく、遅くとも2017年夏にはある程度の規模で萌芽されており、2年近くの時間の中で徐々に膨らんでいって爆発したものであることに気づくべきだ。

例えば大炎上した「グループとしての活動は衣装もセトリもグッズもライブの構成も大人が用意して、自分たちは演じるだけ。」発言。仮にこれが前所属グループ時代のインタビュー発言、特にやる気のなさが語られ始める2017年以前の発言だったらここまで炎上したであろうか?おそらく多くのファンは「また有安の言葉足らずでしょ」とさして気にしなかったり、積極的に擁護に走ったはずである。

そういった意味では、この半年で特に急速に出てきたとはいえ、意識、無意識のうちに長い間蓄積されてきた有安のネガティブな感情が爆発しただけともいえ、そのネガティブな感情を払拭するのはそう簡単ではない。

本来であれば、前所属グループをやめて、ソロでやっていくことを決めた時点で、むしろ「飛ぶ鳥あとを濁さず」のように、全力でやり切ってから次の道に進めばよかったのだろうが、実際の有安はグループ在籍時から恋人とのソロに向けた活動のみに熱心で、グループ活動にはおざなりであった。このことに後悔してもすでに後の祭りだ。

総論 : アプリコット解体

以上、本稿では、ファン目線で「我々が(筆者が)有安杏果をどう見てたか」を問題の根源部分まで時期的にも遡って記述してみた。

問題点を指摘はしたものの、ここに至っては筆者も有安が挽回できるクリティカルなソリューションを提示することは難しい。が、本稿でもメモ的に言及はしてきたし、問題点が明らかになれば今後も対処も取りやすいので、まずは「何が問題か」を大枠でも認識できていれば筆者の目的の一部でも達成されたと考える。

有安杏果と運営のアプリコットには、ここで書いたようなファン目線での心理を理解して今後の活動に活かしてもらいたい。「初めに」でも書いたように、ここで記述したような状況を覆し、順調なアーティスト活動を展開し、本記述を筆者が削除するような将来になることを大いに期待したい。

とはいえ、本稿で分析したように、今の壊滅的な状況を盛り返すには、有安杏果自身とファンが全てを白紙にして1から構築していくような覚悟と気概が必要なのではないかと思い、本稿の副題を「アプリコット解体新書」とした。これは法人としてのアプリコットを解散させると言う意味でなく、上記のように有安自身もファンも解体的な出直しをして、また盛り上げて行こうじゃないか、と言う意図があることはここで述べておきたい。

本当のコアなファンが有安杏果に望んでいるものは、究極的には大きな会場でのライブでもなく、有名バックバンドによる演奏でもなく、高級カメラでの無機質な写真でもなく、有安杏果自身の幸せである。その幸せの一部を、いわばおすそ分けしてもらえればファン冥利につき、それは俗に言う「アート」に近いものになるのではないかと筆者は考えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?