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アトリエ公開(2018年1月)終了

あの寒かった日々が幻のように感じる時期になりました。今年の始めに開催した「アトリエ公開」について報告したいと思います。

持参した画材の一部です。「とりあえずこれがあれば描ける」という基準で選んできました。それでも結果的に、レンガ、大きいサイズのジップ袋、養生テープ等を忘れてきてしまいました。画材をアトリエの外へ持ち出すことがかなり久し振りでした。これだけでも勉強になります。

反対側の壁には、過去の作品を立てかけました。参考までに、大きい方はF100号(162×130.3cm)、小さい方はF50号(116.7×91cm)です。

閉館時刻が迫り、慌てて片付けをしながら撮影。午後の数時間、来場者の皆様と対話しながら手を動かして、このような感じです。キャンバスの大きさはF 120号(194×130.3cm)。

今回は油絵に触れること自体が初めてという方が多くいらっしゃいました。使う画材や絵の具の乗せ方などについて興味を持って見て頂けたようです。この町では、油絵が飾られている環境はよく見かけますが、その油絵がどんな素材でどう描かれているかまでは、意外と知られていないように感じます。

制作に関する質問をたくさん受け、充実した対話が繰り広げられ、気が付くと冬なのに汗をかいていました。どうしても制作の経過をひと目見たいと終了ギリギリに会場に滑り込む方もいらっしゃったこともありがたく。時間の経過が早く感じる冬のひとときでした。

ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。機会を与えてくださり、会場の整備もしてくださったスタッフの皆様にも感謝申し上げます。



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