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フジロック予習その11 ~Fontaines D.C.~

アイルランド・ダブリン出身の彼らは2017年に結成され、次々とシングルをリリース。それらの楽曲がステレオガムやラフトレード等に評価され、アイルランドを中心にイギリスで着実に人気を得ていった。

2018年にはKEXPに出演しアメリカでも知名度を広げていき、Pertisan Recordsと契約。2019年4月にはデビューアルバムをリリース、と2年の間でのステップアップが早い早い。

ボーカルのリーディング的な歌い方が良い。徐々に激しくなってくるかと思いつつ、以外と抑えてる印象。でもその淡々としたリーディングな歌い方に、憎悪等の内に秘めた気持ちがフツフツと出てきているように思えて、これはこれで揺さぶられるものもあるし、迫力もあるかな、と。

そして、自分達が思っているポストパンクなるバンドの出で立ちとか雰囲気とは、また違う。写真とかみるとUKバンド系って思っちゃう落ち着いた印象。
ボーカルのカルロス・オコナーもイケメンボーイで絶大なる人気を得ているのも頷ける。

昨日、たまたまダブリンにワーホリに行ってたという女の子から話をきいたのだが、アイルランド国内での人気は凄く、最近のツアーも即完でプレミアものらしい。

IDLESやshameの様に、2020年代のUKポストパンク/ガレージパンクの象徴となりそう、ってか既にそう評価されてそう。

ポストパンクの現在地がここにあり。

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