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CINEMA BIZ TALK /映画ビジネスあれこれ

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映画ビジネスに関してのエッセイ
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#note映画部

アップリンクの選挙に行こうキャンペーン

第1弾 7月21日(日)の参院選当日に、ユース(22歳以下)料金で映画をご覧になる方で、投票を証明するもの(投票済証明書など)を受付でご提示いただいた方に、次回、アップリンク渋谷またはアップリンク吉祥寺で映画を無料でご鑑賞いただける招待券をプレゼントいたします。 第2弾 全国どこからでもOK、年齢不問! アップリンク・クラウドでホドロフスキーの『エンドレス・ポエトリー』ロウ・イエの『ブラインド・マッサージ』フェイク・ニュース時代のドキュメンタリー『すべての政府は嘘をつく』

このnoteを発展させてリアルな場で2つのワークショップを行います! (1)映画配給ワークショップ (2)シネビズ・カフェ

映画配給ワークショップもう20年以上も続く、アップリンクの映画配給ワークショップの参加者を募集します。開催は隔週木曜日の夜、アップリンクのスクリーン1で行います。 他でも、映画配給を学ぶというコンセプトでワークショップが行われていますが、特徴は、アップリンク配給作品を具体的なケーススタディーとして行うところにあります。映画の買付から、映画館へのブッキング、宣伝、パッケージ化、テレビ・配信権販売まで、映画ビジネスの生の数字を提示することにより、参加者にスクリーンの裏側に興味を

アップリンクの映画館では年間700本以上の映画を上映するが、その編成を一体どうやっているのか教えます。

アップリンク吉祥寺については、まずスピーカー、スクリーンなど施設技術面のことを記し、次にデザイン面について述べた。 さて、今回は、運営のかなめと言える「番組編成」について述べたいと思います。 アップリンクの映画館がかつてのミニシアターとまず大きく違うところは、上映本数が多い。アップリンク渋谷・吉祥寺合わせて今のペースだと年間700本以上の作品を上映するだろう。当然、一人の人間が観ることのできる量を超えているので複数のスタッフで手分けして観て上映作品を決めている。僕も加わり

ホワイトスクリーン、シルバースクリーン

『半世界』の阪本監督と仕事をした木村大作キャメラマンはシルバースクリーンの問題を述べています。「俺はそれで、今、シルバースクリーンでやるのを拒否しているからね」。監督・撮影監督のキュアロンも同じだろう。しかもモノクロではなおさら。 木村大作インタビュー vol.2 https://hotshot-japan.com/feature/09-hakkoudasan4k-jp01/ … いわゆるミニシアターでは3D上映はほぼしないのでほぼ全部がホワイトスクリーン。監督の意図した