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CINEMA BIZ TALK /映画ビジネスあれこれ

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映画ビジネスに関してのエッセイ
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#新型コロナウイルス

新型コロナウィルス禍により補償なきを自粛を続けるミニシアターの経営は危機敵状況だ。そこでアップリンクは配給作品60本以上の見放題を販売することにした。

映画館だけでなく、ライブハウスや飲食をはじめあらゆる業種が補償なき自粛により、店を閉めている。人の命と経営を天秤にかけられるはずもなく、自主的ロックダウンであり、経営が苦境に陥っているところは多いと思う。 アップリンクは、映画の配給会社でもあるので、自社の配給作品がある。過去の配給作品60本以上をオンライン上で29,80円3ヶ月見放題サービスを始めた。以下は、政府の休業補償がないのなら映画ファンにお願いしようとはじめた「アップリンク・オンライン・マーケット」に寄せたテキスト

現在、映画館を作っている立場から映画館の換気について説明します

現在、「アップリンク京都」という映画館を京都の烏丸御池に4月16日オープンする新風館の地下1階に作っています。 これから説明することは、映画館が安全だという事ではなく、映画館というのは厚生労働省の管理下の元、各都道府県の興行場法の条例を元にして作っているので、映画館とはこういう換気の基準で作られているということを知って欲しく記するものです。 映画館は密室だから、2時間も映画を観ていると一気にウィルスに感染してしまうと普通は思うのではないでしょうか。ただ、今回の新型コロナウ