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生はちみつなのか?脳内麻薬なのか?

今年に入ってから生はちみつにハマっています。
生はちみつとはズバリ加熱してないはちみつです。
スーパーに売っているはちみつは加熱してあるやつらしく、生はちみつは専門店や直売で売っているのがほとんどです。

普通のはちみつは独特な雑味があってあまり好きではなかったのですが「はちみつが苦手な人に食べて欲しい」という宣伝文句が気になって買ってみました。
えぐい高かったので小さいやつを大事にお持ち帰り。

私が購入したのは、ミカンの花から蜂たちが密を採取してできたはちみつです。ミカン大好きなので元気出そうだなと思って選びました。
他にも「もち」とか「アレチウリ」とか「山藤」など様々な種類の花からできたはちみつがあるようです。

どの花から採取するかで味が変わるのも驚きで、ミカンの花の生はちみつは濃厚な甘みと少しミカンの雰囲気があるのが特徴です。
ヨーグルトに生はちみつを入れてバナナと食べるのが特にウマいです。
自然な甘みでしつこくなく、バナナのうま味が増します。

あんまりにもうまいので、毎朝の楽しみに続けていました。
そして最近になって、はちみつを食べると夜の精神状態が安定していることに気付きました。

私は昼は開き直っている根暗ですが、夜になると太宰治が憑りついてきます。
生はちみつを食べてから、その太宰がいないのです。
※ステマではないですが、あまりのうまさに脳がキマッている可能性は感じています。話半分で聞いてください。

はちみつには豊富に栄養素が入っているので、貧弱な身体からくる精神不安に効く部分があるのかなと思います。単純な栄養素不足や血糖値の問題とかです。
禅やヨガは身体の状態を整えることで心も整えるものなので、それと似てるんじゃないでしょうか。
身体に不足した栄養素を補っているのかもしれません。
ミネラル以外だとトリプトファンが含まれていることや胃腸の調子を良くする作用とかでしょうか。

腸が健康な人間は精神も安定しているというのは、胃腸の弱い人間代表として「マジでそう」と声を大きくして言いたいです。
精神病には効かないと思いますが、個体として弱い身体を持つ仲間のみなさんに試してもらってどうだったか聞いてみたいです。
それで何にもなかったら、うますぎて脳内ドーピング物質出てるだけだと思います。

単純にむちゃくちゃうまいので、みんなに食べてほしいです。
そして頑張っている二ホンミツバチへ思いを馳せたいです。

制作の様子

大人っぽいのか子どもっぽいのか不思議な存在

今年に入ってからも、特に変化はなくコツコツと漫画制作を続けています。ブレンダーのモデリングや、ニードルパンチ制作など相変わらずいろんなことを楽しんでいます。

雑誌ハルタで連載中の「八百万黒猫速報」の単行本1巻が発売することが決定しました。
4月14日に発売予定です。

240ページとむちゃくちゃ分厚くなっちゃったんですが、1巻は分厚く出してもそんなに高くならないっぽいので分厚くしてもらいました。
ただ、紙の値段自体が高くなっているので、漫画(紙)全体が値上がりはしているようです。
紙の文化が好きなので、どうにか落ち着いてほしいです。

今は、単行本にするときに絵が下手すぎて泣きたくなる部分を直させてもらっています。
昔みたいに人間が複雑骨折しているわけではないので、全体としてはひどくないのですが、やっぱりまだまだ見ていられないコマたくさんあります。殴りたい顔いっぱいです。

ニュアンスが伝わってないコマなども直して、雑誌の時よりも見られる絵になっているはずです。
今の自分にできる最大の力で修正をかましています。少しでも画面をマシに!
気持ちとしては、人と会う時にいつもより少し良い恰好して出かける時みたいな気持ちです。背伸びというか、ちょっと良い感じの自分に思ってほしいみたいな甘酸っぱさあります。それも含めて楽しいというか。

そういう意味で作業は大変ですがとても楽しいです。


「黒猫~」は単話でも読めるようにしてありますが、あくまで続き物・キャラものとして作っています。
全体的なテーマが見えやすくなっているので、ぜひ単行本で一気に読んでもらいたいです。

1巻の単行本収録とはなりませんが、同じく4月14日発売のハルタに8話が載ります。
8話は特に今まで重ねてきたテーマに近い話になっているので、合わせて読んでもらえると尚楽しんでもらえるかなと思っています。
7話で急にコメディを入れた理由としては、8話で黒井を叩き落としたいが故です。

来月の話になりますが、よろしくお願いします!