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【beauty Japan近江大会2024】〜Culture〜 文化的な活動

【7つのコンセプトテーマ】
Beauty 美しき使命と生き様
Career キャリアを培い生かす
Sociality 社会や地域への貢献
● Culture 文化的な活動
Entertainment 人の心を豊かにする
Independence 独創性・独立性
Fashion 流行を生み出す

今日は、

Culture 文化的な活動について

実績、考え、行動の評価
実績に評価されている事実・実態
文化を大切にしていことを伝承していくための
私の考えを綴ります。

私の子育て経験からの恩送り活動

~社会を変えていく子育て支援につながった現在~

私は、双子を育てる4姉妹ママ、小児科看護師です。
夫の1、2年おきの転勤で、引っ越しを6回しました。
3回経験した産後は、涙が止まらず今思えば産後うつ、虐待寸前でした。

長女の産後は、なんで泣いているのかわからない育児への不安で泣いていました。
生後10ヶ月ころに夜泣きが始まると、寝ない娘をベッドに投げてしまいそうになるくらい追い詰められていましたが、主人が寝かしつけを代わってくれ散歩に連れて行ってくれました。
いつ終わるかわからない夜泣きを工夫しながら一緒に乗り越えました。

双子の産後は、切迫早産になり24時間点滴をしながら、寝返りを打つこともお腹が重く辛くて、お腹が張る度に息ができなくなる。きっと生まれたら体が楽になると思っていた。
出産後は、内臓や肺、骨盤などが赤ちゃんがいなくなった空間でバラバラになっているのを感じ怖くなった。見た目は綺麗だけれど、交通事故にあったように体がおかしい。自分でないみたいで、治るのかという焦り、産後の子宮戻りと手術の傷の痛みも辛く、私に3人育てられるか不安になり病室で大泣きしました。
自宅に帰ってからは、双子が赤ちゃんの頃、毎日必死だった。
授乳を交互にして、ずっと授乳している記憶しかない。
公園に行き、絵本を読んであげたかった。
気づけば一日があっという間に過ぎて
主人が寝静まったころに帰宅するといつも
おもちゃは散らかり、食べたお皿はそのまま
寝かしつけで寝てしまい、申し訳なさと情けなさで、いったい私は何を1日過ごしていたんだろうと思っていた。
謝る私に、
「今日一日、こどもたちが元気に遊んでいて、ご飯も食べていたんだなって思う。今日一日無事に元気で生きているだけでそれだけでいいよ」
と言ってくれました。
生きているだけでいいんだ!と救われた。



四女の産後は、出産が1番辛くて産後出産を思い出す度ずっと泣いていた。
産後1ヶ月は実家でお世話になり、福知山市で子育てをすることになった。私と主人、四姉妹の6人生活が始まった。
主人の職場のサポートもあり、四姉妹お風呂も入れに帰宅してくれたり、双子の保育園の送り迎えも協力し合った。
主人がいてくれたから乗り越えられた。
辛い時は泣かせてくれ、頑張っていると認めてくれた。

私には、主人やサポートしてくれる人(実家、保育園、双子の会)、一緒に笑い合えるママ友の存在があったから
孤独にならず産後うつや虐待を防ぐことができました。



私は、孤育て(孤立した子育てをしている人)している誰もがなるおそれがあると思います。

だから、困る前からつながりをつくり、困った時に相談できる居場所が必要です。

そのために、私は、6年前から小児科クリニックの休診日に
産後のお母さんが集まり、つながりをつくる「産後カフェ」を始めました。
今では、親子が楽しめるイベントを保育士さんや助産師さん、地域で活動するママカメラマンやベビマ講師、足型アート講師、整体の先生たちと年間100回以上開催しています。

瀬田で子育てできてよかった!
このクリニックがあって良かった!
と大変喜ばれています。

未来のこどもたちも、安心して妊娠出産、育児ができる社会になるために産後ケア事業を伝えていく必要がある

小児科クリニックで働く中で、まだ、救わないといけない産後のお母さんたちがいる。
それは、退院してすぐから小児科でワクチン接種が始まる2ヶ月の間の産後のお母さん。

厚生労働省より令和元年12月6日に「母子保健法の一部を改正する法律」(改正母子保健法)が公布され各自治体で産後ケア実施されていますが、地域で暮らす私たちの場所では必要な支援がまだまだできていない状況を感じています。

産後ケアは産後のお母さんの心身のケアや育児支援を行い、安心して生活が送ることを目的とされ実施されています。

産後ケアが十分に行われ、お母さんの健康や幸福が確保されることは社会にとっても良い影響が期待される

育児環境の改善
お母さんが心身が健康でリフレッシュされた状態であれば、子どもとのコミュニケーションや育児の質が向上します。
子どもへの愛情やケアが充実し、良好な育児環境が整います。

社会的経済的影響
お母さんが産後ケアを受けて健康状態を維持できると、仕事復帰や社会参加がスムーズに行われます。
これにより、労働力が確保され、経済的な安定が促進されます。

家族関係の強化
産後ケアを十分に受けたお母さんは、家族との絆が強化され、夫や家族のサポートを受けながら子育てに取り組むことができ、家庭の安定が図られます。

児童虐待の予防
お母さんが産後ケアを受け、ストレスや不安が軽減されると、児童虐待のリスクが低下します。
安定した家庭環境が子どもの健全な成長につながります。

このように、産後ケアはお母さんを救い、社会全体の幸福に大きな影響を与えます。
家庭、地域、社会がお母さんを支援し、産後ケアを提供することで、より良い社会環境が築かれると言えます。
そして未来の子どもたちや家族、そして社会全体の将来に良い影響をもたらします。

私は、産後のお母さんを支えることがとても大切なことを伝え社会に知ってもらう必要があると感じています。

そのために、BeautyJapanでは産後ケアの必要性を知っていただけるように伝えたいです。
また、産後ケアの必要性を伝えるために今後、書籍でも伝えていきたいと思います。

長文を読んでいただきありがとうございます。

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