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サイクルロードレース観戦の楽しみ方:6

一昨日の第2戦は、
再び序盤戦にもかかわらず、
ポガチャルとヴィンゲゴーの
ガチンコ対決の場面が見られ、
最後は、ラフェ選手のロングスプリントで、
勝利が決まるという、またしてもドラマチックな
結末でしたね。

昨日はいよいよ本格的なスプリント戦。
スプリンターたちも多くは山を乗り越えて生き残り、
最後はフィリプセンファンアールトを抑えて、
ゴールしました。

これにはフィリプセンの斜行があったのでは?
(ファンアールトを邪魔した?)という懸念があり、
レース後しばらく審査が行われていた様子。
またまたドラマが?と思いましたが結果は変わらず、
フィリプセンの第3ステージ優勝が決まりました。

平坦コース;ゴール手前から直前の迫力

昨日のレースは、スプリンターの争いになりました。
最後の数百メートルのスプリンター同士の激しい対決も
迫力がありますが、
そこまでのお膳立てを整えるコース取り争いから、
落車しないか!大丈夫か!ハラハラする展開になります。

昨日も接触しそうな場面もあり、
幸い落車事故はなく済んでホッとしています。

サイクルロードレースはチーム戦と個人戦のハイブリッドです。
最終的には個人の成績ですが、
そこまでをフォローしたり、
勝たせたい選手のエネルギーロスを最小限にするための
牽引(引き)の選手の役割はとても重要になります。

昨日の勝者フィリプセンには最後まで、
マチュー・ファンデルプール選手が牽引役を担い、
そこから発射(と言います;牽引役の真後ろからダッシュ)
することができました。

そこに至る前段階でも、
多くの牽引役選手が有利な位置取りをするための
走りをしていて、
各チームがしのぎを削る場面は、
最後のスプリント以上に迫力を感じます。

以前は、
個人的に山岳コース以外はあまり面白く感じなかったのですが、
(今でも山岳コースは大好きです)
スプリント戦もそこに至るお膳立てがどうなるか?
最後の位置取り合戦にも面白さを感じているこの頃です。

さて、今日もスプリント戦になりそうなので、
特に最後の数kmでの各チームの位置取り合戦を
楽しむことができそうです。ではまた次回に。


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