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エクササイズ・ナビゲーション 002


はじめに

身体運動の習慣化を目指すには

日常的に自分の運動量が足りていない、
もっと運動しなくちゃ、
運動した方がいいよね、
と感じている方は意外と多いのではないでしょうか・

しかしなかなか時間が取れない、
疲れて入るけれど、特に身体の不調までは感じない、
運動するのはハードルが高くて、
と感じる方は多いと思います。
自分自身もそうですし、

だからといって身体の調子が悪くなってから気づくのでは、
遅すぎませんかね。
ではどうしたらいいの?

自分の身体の状態を気にする

できるだけ自分の身体の調子に敏感に(なりすぎてはいけませんが…)
なることが第一の条件だと思います。

今日は身体が重たいな、とか
今日は昨日よりも身体が軽く感じる、とか。
ちょっとした変化に気づくセンサーを身につけましょう。

そうすると、
自分の身体の動きに注意が向けやすくなります。

特に身体の動きに注意を向ける

どういうことかといえば、
昨日できた動き(例えば段差を2段分飛び乗る、とか)が
今日はできるかな?と確かめてみる。
姿勢を時々正してみる(丸まった背中を伸ばしてみる、など)、
以前できていたでんぐり返りをしてみる、
などなど。

ちょっとした非日常を体験する機会をもつ、
これを習慣化してみませんか。
エクササイズ!、と力むのではなく、
何気ない日常にあるちょとした時間をぬって、
普段しない動きを試してみる。
ここから始めてみませんか。

これが運動の習慣化の第一歩。
そのあとに、
動いてみた時の自分の身体(の動き)に注意を向けてみましょう。
昨日できたことが今日はできなかった。
がっくりするのではなく、なぜかな?
理由を自分なりに考えてみましょう。

逆に昨日できなかったことが今日はできた。
よかったよかったで終わらせず、
やはり、なぜだろう?と考えてみましょう。
考えるといってもじっくりと考えるのではなく、
あれかな?これかな?と思ったら、
それ以上は結論を出さなくても構わないと思います。

あなたは別に研究者ではないと思うので
(研究者ならばそれをきっかけにもっと思考を巡らしてもいいでしょう)。

自分の身体の特性を知る

さて、一体自分の身体の特性はどうなんだろう?
身体が硬いのか、最近硬くなったのか?
元々身体は柔らかい方だ、とか、
姿勢が猫背気味だとか、
バランスが悪い方だ、などなど。

自分だけの体の特性がそれぞれあると思います。
それを知っておくことが重要になってきます。
なぜならば、
元々硬い身体の人が、必要以上の柔軟性を求めると、
そもそもできない!と諦めの気持ちが生じやすい。

それでも無理に行うと、
身体のどこかを傷めてしまう危険性もあります。
もし何らかの疾患を持っていたならば、
その特性をよく知った上で(医師からアドバイスを受けたりしながら)
可能な・適正な範囲で運動を行わなければなりません。
場合によっては運動をしては行けないケースもででくるでしょう。

日常生活での身体の動きをチェックする

先ほどは、
少し非日常的な動きを試して見ると言いましたが、
今度は日常生活の動作(ADLといいます)の中で、
自分の身体の動きをチェックしてみましょう。

例えば、
洗濯物を干すとき、身体を伸ばして腕を上げるでしょう。
そのときに腕の上がり具合や立っている時のバランス状態など、
毎回同じとは限りません。
その都度どれくらい楽にできているか?
それともちょっときついと感じるのか?
など、日常生活でも必ず何らかの動きを伴うので、
動きをチェックするには絶好の機会となります。

何が不都合の原因なのかも、少し考えてみましょう。
そもそも腕を挙げると肩が痛くなるのか?
いわゆる五十肩の初期かもしれません。
また、
腕を上げる姿勢がきついならば、
背中が丸まりつつあるのかもしれません。

日常には自分の身体の動きをチェックする機会が、
豊富にあると思ってください。

自分に合った身体の動きを取り入れる

これまでのことを行った上で、
自分の身体の特性や日常生活習慣に合った
運動を選択する目が養われてきます。

そこで、
自分だけの適正な運動を取り入れてみるのが、
習慣化へつながると考えています。

無理な運動をして、
結局できないで終わってしまう、
簡単にできるからもういいやとやめてしまう、
そういったことがない、
ちょっときついけれど何とか正しくできそうな
自分に合った運動を見つけることが、
とても大事なことだと思います。

はじめにがとても長くなってしまいましたが、
これから少しずつ身体運動の仕組みを考えながら、
自分なりのマイ・エクササイズを探していく旅に出ましょう!
私がナビゲートさせていただきます。

どうかよろしくお願いします。

参考ブログ:「身体を動かしたい人へ


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