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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

一寸先のネタバレを見てしまう話

メアドを間違えて送信したのに届いてしまったので初投稿です。

今回はネタバレのお話です。といってもネタバレの善悪とかについて話すのではありません。

今回のお話は、一寸先を見てを自分でネタバレしてしまう行為を話します。

あるあるではないにしても、共感して頂ける方が居たらとても嬉しいです。

注意事項として、目次の「最後に」で進撃の巨人10巻のネタバレが含まれます。ご了承ください。

経緯

自分はあまり小説などは読まない方ですが、一時期「六花の勇者」というライトノベルにドハマリしました。内容は「魔王討伐に6人集結する予定なのに集まったのは7人!?裏切り者がいるだろうけど時間も無いしこのまま行くぞ!」っていうサスペンス・ミステリー要素込みのバトルモノです。気になった方は是非書店でお買い求めください。アニメもあるよ。

そんな六花の勇者ですが、ミステリー要素も相まってどっぷり作品に浸かってしまい、どんどん読み進めてしまいます。

残りページ数も少なくなり、段々と終わりが近づいてくるのが分かります。誰が裏切り者なのか、裏切り者が使ったトリックとは、ドキドキが止まりません。もう次ページで判明しそうです。

そしてページをめくると・・・左ページにはなんか行間があって見るからに強調したような台詞がーーーー!!!

あーーーーーー!!!





チラッ





こうして自分は、右ページを読まずして結末を知ってしまいます。そう、自分で自分にネタバレをしてしまうのです。

ネタバレへの価値観

物語ってやっぱり結末が重要だと思うんですよ。結のために起承転があるくらいには思っています。

そう考えると結末は極上の楽しみであり、最後まで読んだ人へのご褒美だと思います。別にここまで読むのが苦痛だったわけではありませんが、最後まで読んできた人しか味わえない感覚という意味では、ご褒美にあたるのかなと思います。

そのため、自分はご褒美のために積み重ねたいのに、他人にそのご褒美を汚される「ネタバレ」はひどく嫌いです。もちろん結末を知りながら過程を楽しみたいという人も居るので否定はしませんが、相手を選んでネタバレをしましょう。

さてそんなネタバレへの毛嫌いを語ってきた癖に、自分で自分にネタバレしてしまうアホが居るらしいです。

一瞬先を見ちゃうワケ

ワケも何も、純粋に気になるからですよ。それ以外に無いと思います。

ただこれで終わっては勿体ないので、もう少し言語化しようと思います。

まずなぜ見てしまうかというと、やはり強調されているからですね。ページをめくった際に否応なく目に入り、「そこにあるぞ!!」ということに気づいてしまいます。

そうなると、目に入ったら読むしか無いよね!と言うことで、脳みそが文字を解釈し始めます。なにしてくれとんねん。

じゃあ気づいても見なきゃいいじゃん!という話ですが、逆に目に入ったモノを意識的にそらすのは難しいです。仮に外したとしても、どっぷり浸かっていた世界観から一歩外れた気分になります。

となると、後は作家さんに強調せず自然と結末を書いて頂くしか無くなるのですが、流石にそれは無理ですしそんな意見出す奴居ないと思います。そもそも一番盛り上がる部分を強調せず書くのは勿体ないですよね。

システムで解決ゥ!

困ったときはシステムに頼りましょう。今回叶えたい要件は「一瞬先を見られなくする」です。

となると一番手っ取り早いのは、今読んでる行から先の行を全て隠す、ようなシステムでしょうか。1ページずつ読むのではなく、1行ずつ読むイメージ。

現実世界であれば栞などで物理的に隠せば良いのですが、なにぶんページをめくる瞬間は流石に隠しきれません。というか隠す行為が世界観からはみ出てる気がして嫌です(ワガママ)。

となると電子書籍で1行ずつスクロールするスタイルでしょうか。
ひっじょーーーに読みづらそうですが・・・

ということでそんなシステムを調べた結果、1行ずつ読めるようなシステムがあるアプリケーションは無さそうでした。ぐぬぬ・・・このままでは一生セルフネタバレをくらってしまう。

もちろん自分のアイディア以外で一瞬先を読めなくするシステムはありそうです。例えば強調部分で必ず改ページするとかね。ただ作家さんに求めるのは違うので、そういうサービスを待つしか無さそうです。少なくとも一人には需要ありますよ。

最後に

一瞬先のネタバレを見てしまう話でした。

ところでネタバレと言えば、進撃の巨人においてライナーがなんの脈絡もなく自分達が巨人であることを突然暴露しましたよね。あれはあれで「!?!??!」ってなるので、やっぱり見せ方って色々あるなぁって感じです。

今回の話に、誰か共感してくれた人が居れば幸いです。

ではではー


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