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「全てはPVのため」私がFacebookで犯した大きな失敗について

こんにちは、あやにーです。
ふと思い出した私の大きな失敗について
「これは同じことを考えている人の参考になるかもしれない」と思い書き残しておきたいと思います。


ブロガーとして求められたPVと私の選択

その当時はアメブロのオフィシャルブロガーとしてブログを書いていて、だんだんアメブロバッシングが激化している時でした。
企業案件で仕事を受けたのですが、そこで「全てのPVをスクリーンショットで送ってくれ」という条件を出されました。
私自身そんなにPVはないものの、私以外にも多数のブロガーが参加している案件でとにかくブログのアクセスを上げなくてはいけない。それも短期間で。

とにかく悩んだ結果、自分ができる「他のSNSからの流動」を増やすことにしました。当時中心にやっていたのはツイッターとFacebook。
フォロワーを買うという考えがなかった私はこの2つのSNSから一人でも多くのブログ読者を獲得しなければいけません。
そこで、私が取った方法はFacebookで友達申請を承認しまくる!という方法でした。

そんな単純でバカすぎる方法で、私はとても大きな信頼を失うことになるのです。

とにかくFacebookの友達を上限まで増やした

その日を境に私はFacebookに来る全ての人を承認しました。当時はFacebook起業女子が増えている時期だったので、私のアカウントはそうした企業女子と、50代以上のFacebookおじさん。
あっという間に私のアカウントは5000人に達し、日々知らない人の生活をタイムラインで眺める日々が始まったのです。

**これがさらなる悪夢へとつながりました。 **
質より量を取れば、変化は起こるのでは?と甘く見積もっていた私。
その結果は想像以上にずさんなものでした。


毎日届く知らない男の人からのメッセージとコメント

承認を始め、2000人を超えてから、とにかく日々知らない男性たちからメッセージが届くようになり、何を投稿しても「今日も1日頑張りましょう!」というようなコメントやどこからか拾ってきた不思議な画像のついたコメントが並ぶようになりました。

そしてメッセージも日々返信をしなくても日記のようなものから、会いたいというもの、自撮りや卑猥な画像まで届くようになり。


**ブロックやフォローを外すという行為を繰り返しましたが、結局ただただそれを繰り返すだけ。 **

さらにこのおじさんたちは私の記事にコメントやいいねをしてくれるリアルな女友達にも同様に友達リクエストを送るようになりました。
「最近あやかの知り合いの人からリクエストが来るようになっちゃったんだけど。。。」そう言われるまで私はことの重大さに気がつくことができませんでした。

それでも私はやめなかった。状況はさらに悪化することに。

知らない人の生活や考え方に触れることで精神がすり減っていく


そんな形でフェイスブックにイライラすることが増えていきます。
知らない人の生活に不安を覚えたり、悲しい気持ちになることがとても増えました。それはきっと少しでも知っていれば違っていたであろう世界でもありました。

政治や政権について過激な発言が並んでいたり、マルチ商法、情報商材に誘われるのは当たり前。
隠し撮りやどこかの画像の無断転載。Facebookの友達のバッシング(名指し)、不倫相手募集など、見ているだけで心がドロドロになっていくものばかり。

そして5000人の友達ができたところで、投稿へのいいねやブログのPVは全く増えませんでした。投稿へのいいねは自撮りをあげた時のみ。

結局、私に対するニーズが、誰でもを受け入れたことにより、ブログなんて誰も読みたくなくて。

起業女子のみなさんはフォローを外し、友人の人数だけにカウントされている状態なので、いいねさえ付きません。

全くもって私のやったことは意味がなく、自分の信用を落とすだけの行為だったんです。
そして私のFacebook嫌いは最高潮に。自業自得すぎる結果を招いてしまいました。

質より量を取った。私の最悪な選択のせいです。

そして極め付けは「5000人もいるのに、ブログのPVはこれだけなの?」というとても悲しい一言でした。

Facebookが突如ログイン不可に。再開した経緯について

ある日、Facebookが開かなくなりました。理由は当時Facebookで友達になっていた人のスパム攻撃でした。(これは後々知りましたが)
その後一時的にアカウントが復活したのですが、こちらは完全に削除し、新たにFacebookを立ち上げることを選択しました。

こちらは完全にお会いしたことがある人のみのために。
情報は整理され、驚くほど快適なFacebookに。ネットリテラシーについて考え直すいい機会であり、失敗となりました。

リテラシーやモラルは質に通じる。正しいことを正しく続ける必要について

この問題は「クライアントの満足度を上げなければいけない」という気持ちに対して私が取った対策の浅はかさだと思っています。
私には私のブログ読者がいて、この案件に関係なく、常にきちんと読者の子へ届けるための記事を書くべきだった。

リテラシーやモラルに反したことをすると、こうした結果をもたらすのだととても反省しました。誰のためにブログを書くのか、伝えていくのか、それさえも見えないほど、当時の私は必死になっていたんだと思います。

誰かに相談もできなくて、一人暴走をした結果はとってもずさんだった。

これはツイッターも同じだと思っています。

むやみやたらに相互フォローでフォロワーを増やしたところで本当に伝えたい人や伝えるべき内容は届かないと思うんです。
どんな人に届けたいのか、自分にとってどんな想いを持っているのか。

正しいことを、正しく続けることが戦略になっていく
唯一無二になりたければ、なおさら気をつけるべきで。

自分にとって、強いモットーを持ち続けなければ、結果には繋がらない。常に自分に言い聞かせています。誰かの力になればいいな。

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