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note写仏部活動中⑬あんこ地蔵を描く✧♡

 さてnote写仏部写真班の一人、あんこさんが、北海道で石仏の写真を撮ってきてくれた。この記事 ↓

 Himashun部長から、私も描きますよ!皆様も各々の地元にある石仏を描きましょう!と部長令が出た。
 残念ながら、私の目が節穴で、地元の石仏を観た記憶は無い。気付いてないだけ?そこで、やはりあんこ地蔵を描くことにし、この沢山の石仏のどれを描こうか考えていた。
 まずはHimashun部長の投稿。ハヤッ( ´艸`)

 後ろ姿で学べ!と部員の前を走っていくHimashun部長の写仏は、つきふね部員の記事に有った石仏の写仏。私も記事を読んだ時に気になった仏像。
 部長は、意味不明に仏像に詳しい。みうらじゅんがスキ?というPOPなノリではない。ガチである。以前、部長が紹介した自分の書棚は美術書の図版であふれていた。仏像に関する書物も多数。

 部長は何者なのか?これはnote写仏部七不思議の一つである。
 あとの6つはこれから、一つずつ発表する予定(←アルノカ?)

 さらに、最近、朝活で絵、夜活で墨を摺るという画業を始めた。
元々、さらさらっと換骨奪胎できるので、それに基本が加わると鬼に金棒。
 Himashun部長の成長が楽しみ(←最近、部長の母様と私が、同じ年であることが判明w)風流男子から風流天子になる日もやってくるだろう。
 部長!今朝も起きましたか?

 次に、続いて写仏部エースが早速、作品を提出。
 popo部員である。
 なにかがおかしい。
 部長令が出てから数日も経っていないのに、もう描いた?しかも力作!

 行って、度肝を抜かれて、コメントもできず帰ってきた。
 popo部員の熱量がおかしい( ´艸`)
 へんたいだろうか?天才だろうか?ヘッダーの地蔵だけでもかわゆいのに、驚くべき作品を創り出していた。

 popo部員の寝る時間の遅さは、部内で有名で午前2時と思われる。その2時間後の4時に私が起きる( ´艸`)

タンポポの姿見えぬと思いしが我歩くときポポは寝ており

あやのん

 歌にまで詠まれてしまうほどだ。てっきり午前8時ぐらいまで、寝ているのか?と思ったが、朝の弁当作りには起きていると言う。

 popo部員は、何時に寝て、何時に起きているのか?
 これはnote写仏部七不思議の二つ目である。


 是非、記事をご覧ください。
 たいへんなへんたい天才的なアイデアの持ち主。写仏部鑑賞班の猛吹雪さんが、その才能を円空にたとえていたのがまた凄い。円空仏の素朴さも、すでにある仏像を漫画的に表したものではないか?という説も新鮮!
 popoさんにそんな記事を描かれると、大きいねぶたは後から、の青森県人的には、まずいぞ・・・という気になるが、noteは世界各地の方がいるので、後から、小さいねぶたが出たってかわいいのがnote写仏部( ´艸`)
 それぞれの部員の個性でOK。

 私ももう、これは仏のお導きに任せる。
 いつも描いているうちにアイデアが浮かぶ。
 まずは実践!
 アイデアは御仏が考えて下さる!

 今回は気になったものを複数描く。popo部員が描いた石仏を除いて(←マエオキナガスギジャナイ?)

 写仏その1「お釈迦様」
 

この右側の寝そべった方

 石仏って、ねそべってるっけ?
 という衝撃が走る。
 まあ、想像するに、釈迦、涅槃の図?
 お地蔵様ではないですよね。お釈迦様。

ころんと寝転がってるお姿が素朴

 お釈迦様のことを考えながら写仏。石仏を写仏していると、石だから、こうやって何年も残っているが、木じゃないということは彫り辛いだろう。衣のひだとかいろんなこと。鑿でコツコツと彫ったのだろう。いろいろなカタチが、石の硬さの抵抗感で、素朴に、単純になる。足先がころん、と揃っているのとかかわいい。
 しかし、人々はお釈迦様に親しみを感じるか?という疑問もわく。

明治時代、四国出身の方が多く、大正初期からは○○寺の檀徒から3名の代参人を選出し、四国を訪れ四国八十八ヶ所霊場の参拝を始めたそうです。

そこで、遠い郷里まで行かずとも地元でお遍路をしたいという檀徒の要望により、大正3年に現在の○○寺の向かいにある山を「新四国八十八ヶ所霊場」として開創。

小さなお山の道々には、開創当時の方々の想いを感じるお地蔵様やお大師様がいらっしゃいます。先人が踏みしめて作られた小道を歩き、八十八ヶ所のお遍路ができる小さなお山。歴史と季節を感じ巡ることができます。

あんこさんの記事、お寺のHPより

 おお!
 私の住む青森県にも会津藩が追いやられ、下北に斗南藩上陸の地という碑が立つ。去年、沢口靖子主演の「お登勢」というドラマが、NHKで再放送され、そのドラマの意外な面白さに、黒帯と2人、虜になったが、その舞台の四国のある藩が、やはり北海道に追いやられるという筋書きだった。
 北海道に住むあんこさんの記事を見て、あ、お登勢の世界だ!と思ったのです。つまり、史実だったんですね。

 写仏その2「お地蔵様」

 そして、あんこさんの記事を読んで、一番、印象に残った石仏はこちら。
 

やっぱり、この編み帽子

 あんこさんの記事に去年の写真も貼ってあり、それを見ると違う帽子です。1年に一度なのかわかりませんが、このお地蔵さんは、とても大事にされているな、と感じました。

 それでこの方を描こうと決めた。
 本当は一番初めに描いた。この人、主役!( ´艸`)

 絵を並べた順番は、あんこさんの記事と同じで、自分が興味を持った順。
 南国の四国から北海道に追いやられた人々は、北海道の厳しい自然と戦いながら、こうやって地元に八十八カ所を作って、ご自分のココロを慰めていただろう。
 そう考えると、このかわいいお地蔵さんが、雪のなかに立っていたら、こうやって誰かが帽子を編んだり、何か着せたりしていたのではないかと感じた。それをストレートに感じるこのお地蔵様が一番描きたいものだった。

いつもは顔だけの私。お地蔵様は全身の可愛さかな?と。

 描いてみて、不思議に思うのが、仏像の御顔を観て、可愛いなと思って描き始めると意外に厳しい表情をされている。厳しい表情なのに、穏やかで柔和に見える、いったいどういうことなんだろう?と不思議。

 そして、もっと、不思議なことに、この仏像を描いていると、自分から涙がぽろぽろこぼれた。

 このお地蔵様の御顔のあたりを描いている時に、私は帽子を作ってもらって嬉しいと、お地蔵様が、にこにこしている。それがストレートに伝わって来て、嬉しくて泣きながら絵を描いていた。

 さっきの釈迦像には何も感じなかったので、四国の人々は、お地蔵様の方に自分を重ねていたのかなあと思った。
 お地蔵とは何者なのか?Himashun部長、教えて下さい。
 短歌の会で会うお友達のKさんが小柄で、どちらの仏像にも似ているのも、面白かった。

 不思議な体験です。

 さて、四国と言えば弘法大師、空海。
 私はこの人がとても気になる。
 命がけで船で外国に行って、そこの宗教の教祖に会い、奥義を伝授されるってどういうことだ?
 生きて着いたという不思議。
 外国で言葉を超えて?奥義を伝授された不思議。

 この人、余程じゃないですか?
 大いに、空海気になってる。

 写仏その3「空海」

一番気に入った空海像

 きゃあああ!かわいい(⋈◍>◡<◍)。✧♡
 賢そう。なのにかわいい!
 顔だけさくっと描いてみよう( ´艸`)

利発で、眉目秀麗

 将来、イケメンを感じさせる空海様。
 もっと可愛いけど( ´艸`)

おまけ。私の漫画のキタキタ高校物語に登場する空海くん。


お醤油顔の、着物の日本男児


 これが、今回の写仏の御仏のお導きでした。

 あんこさん、有難うございます!
 今回、描きながら北海道のあんこさんが撮った石仏を青森県の私が描いて、また、それを各地の方が観るというのは、なんとも尊いことなのではないかと感じました。
 石仏さんたちも皆に観られて、嬉しかったらいいな💖

 
 写仏の不思議を感じます✧♡




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