2024/04/28 あなたは誰の作品じゃday2

失礼しました。昨晩には28日分をアップロードしようと思ったのですが、燃え尽きた感じがあり、とてもじゃないが文章を書く気持ちが出てこなかったのでお時間をいただきました。なんだかやる気が出てこない。さて頑張りましょう。

昨晩はいつの間にか眠ってしまっていた。起きれば午前7時でおおやってしまったという感じである。
今日は18時開演でライブがある。ここでやる分のネタができていない。昨日のライブ中にこんな感じかしらとう設計図を作っておいて、それを実際に台本にする作業をする。もの書きの経験があれば、ここが案外うまくいかないことはご理解いただけるだろう。頭の中ではこれをこうしてこうすれば、よっしゃ一丁あがりであろう。いざ机に向かって見れば、ぜんぜんうまくいかないなんて言うことは枚挙に暇がない。

パソコンをかたかたとやっていれば、サンデーモーニングのスポーツコーナーの時間になったので、ここだけは見ておくことにした。先日、関口宏さんが卒業し膳場貴子さんがメイン司会者となって、まだ一度も見れていなかった。ほんの一部分を見ただけで判断するのはあまりに時期尚早、勇み足、恥知らずと言えようが、優しい雰囲気の番組になっている印象があった。
関口宏さんは、私が物心ついた時にはサンモニ司会者、フレンドパーク司会者、司会者業の雄といった出で立ちであった。しかし、もともとは俳優をやられていたのだ。演技をしているところを見た記憶は私の中にはない。
もとが俳優業であれば、やはりその場の空気感を作ることに長けており、サンモニも緊張感がある空気を作っていたのだろう。

というよか、いつのまにサンデーモーニングはサンモニと略されるようになったのだろうか。関係者はもとからそう呼んでいたのかもしれないが、私が見るようになったのはやはりネットニュースがにわかに盛り上がり始めてからであると思う。
ネットニュースが話題になり、影響力を持つようになり始めた当初、よくテレビ番組ではネットニュースの配信のされ方を紹介されていた。そのなかで、Yahooニュースの配信の現場が記憶に残っている。
記事を書く会社が数社、数十社あり、それをトップにもっていくのかなどをヤフーは検討する。掲載する段階で一番重要と言っても過言ではないのが、見出しの文言であるそうだ。だいたい13文字くらいにおさめて、それを見るだけで興味を持たせ、クリックしてもらわなければいけない。
例えば、サンデーモーニングのスポーツコーナーで張本勲さんが、日本人メジャーリーガーのエラーに喝を入れた。という内容だとして「サンデーモーニング」は文字数をとられすぎる。であれば「サンモニ」としたくなる。
「張本がサンモニで○○(選手名)に喝!」と見出しをつけることになる。これがちょうど13文字である。文字数を押さえるためにサンデーモーニングはサンモニになったのだ、というのが私の見立てである。

お。また鋭い考察だね。こんなものを即座に考えて文章にするんだから、私の頭の良さは計り知れない。ああ、すごい。すごすぎる。

またパソコンをカタカタとやって、10時になったので今度はサンデージャポンを見る。じじいの休日かよ。サンジャポを見ながらネタをカタカタカタ。
11:30ころに急激に疲れて、気づけばちょいと昼寝をしてしまっていた。
なんとか、不完全燃焼ながらもネタを書きあげて16:45に練馬につけそうだ。田川くんにも連絡をした。プロレス観戦は完了したのでいつでもOKという、なんとも感情を逆なでされるお返事を頂戴した。

へとへとへとへとしながら練馬に向かった。なんとか頭に詰め込んでライブへ向かう。今日は「漫ちゃん才ちゃんの顔筋ほぐし60分」というこれまた変なタイトルのライブだ。頑張っていこう。
出番の直前まで何度も何度も練習していたら、いつのまにか自分たちの出番であることに気付かなかった。走って楽屋から移動して漫才を行う。失礼いたしました。

わざわざ書くのも何であるが、主催をしてくださっている深町さんは本当に素晴らしい人格者である。どれだけ素晴らしい人なのかは、昨年ご逝去されたカントリーズえざおさんのブログを読めばわかる。いや、わからなかった。ただの奇人のような書き方である。

東京の売れていないお笑い(地下芸人という言葉が嫌いなので使わない)の多くは深町さんの作品であると言ってもいいだろう。赤塚先生にとってのタモリさんのようなものだ。いや、作品というのは言いすぎた。言いすぎなのか。

そんなわけで、どんなわけで、今日のライブは終了。楽屋に戻れば、このあとのライブの出演者の皆様がうごめいていた。
次のライブは芸歴三年以下のスーパー若手のライブだ。また深町さんの作品が増えていく。
楽屋で着替えていれば、なんとも若手の初々しい会話が聞こえる。「ホリプロを辞めたからマセキに行きたいけど動画審査で落ちた」などといい会話をしていた。そういう話好きなのよ。自分のフィーリングにあう事務所探しの話題はとても面白い。漫才56号さんがなかなかその点が解決できずに頑張っている姿は応援するとともに楽しみながら見ていたのだが、最近ソニーさんにお世話になることが決まって(しまって)、この感じの会話が減っていたのだ。

ということで楽屋を出て帰宅する。西友で軽食を買って、そこからはウォーキングをした。かつて南長崎に住んでいた私はよく練馬から椎名町あたりを歩きまくっていた。今日でしんどいことを完了したので、ちょっと多めに体を動かすことにした。
ああ、こんな景色あったなあ。思ったよりも遠いなあ。よくもまあ歩いていたなと思いながらずんずん歩く。途中、東長崎の駅前にある激安台湾居酒屋で食事をした。少し値上げはしていたが、それでも安い。席でたばこが吸えるのも変わらない。
おかみさんは相変わらず片言の日本語で客と楽しそうに会話しているし、大将はあいかわらず無言でニコニコしている。
客層も変わらない。地域の中年バドミントン部の打ち上げをやっているし、大学生も楽しそうにどうしようもない会話をしている。中年サークルの打ち上げの会話は聞いていて楽しい。いい年をした男女が時にエロを交えながら会話をしているのがどうしようもなく面白い。そりゃあ不倫も浮気も起こるだろうなという感じだ。
世間では芸能人の不倫スキャンダルでとんでもなく叩き、大盛り上がりする。それは世の中のおじさんおばさんも不倫をできることならしたいのに芸能人はやりやがったという妬みパターンと、不倫をしている人は自分が悪いことをしていると自覚があるからこそ、自分への後ろめたさを芸能人で晴らすパターンがあるのではないかと私は推察する。

店を出て、またずんずんと歩いて目白駅まで歩いた。へとへと。
山手線は我が家から遠回りになるが、鶯谷にドン・キホーテができたのでそれを見に行きたかった。鶯谷で降りる。
さすが鶯谷だ。おそらくこの駅で働く女性が多いことから、美容・化粧品がワンフロアをしめていた。なるほどなるほど。でもドン・キホーテはドン・キホーテだから、別にこれといって変わったものがあるわけではなかった。

確か23時過ぎくらいに帰ってきたと思う。眠たすぎて眠った。あ~~~疲れた~~~~~~。ああ!ああ!あ!おやすみ~~~~。

今日面白いと思ったことは「人は二度死ぬというから、私はえざおを殺さないことに決めた。折に触れてえざおを登場させるつもりだ。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。