2024/05/11 おいさおりん

今日は7時に起きた。昨晩の就寝時間を考えればかなり早起きだ。ウーバーをやらなければいけないから早く起きた。

ひとまず日記を書かなければいけないな。でも、昨日は特に書くことは無いからな、と思いながら書き始めた。昨日分を読んでくださった方なら分かるだろうが、ひとまずニュースの話題で文字数を稼いでみた。稼いだ結果、とても長くなってしまい、これは日記ではないと思うに至った。
そのため、号外としてそれはそれで上げておいてX上でポストもしなかった。

アップしてから、あああそこはこう表現したほうが良かったな、直そうかなとと思いつつもまあいいやと放っておくことにした。
もう一回日記を書きなおした。書きながら、録画の番組をテレビで流した。なんとかほぼ今週分まで追いつくことができた。
本当にエンタメが多い時代になった。私は芸人さんのラジオをよく聞いているが、ラジオパーソナリティを務める芸人さんもかなり高齢化している。その話を聞いていれば、ああこの芸人さんとこの芸人さんは同じようなことを喋っているなと思うことがある。もちろん、同じテーマでも切り口がそれぞれに違うから嫌になることは無い。
そのおじさん芸人で共通する話題として「見るものが多すぎる」という話である。自分が番組に出る仕事で追いかけまわされているのに、見なければいけない番組にも追いかけまわされている様子がうかがえる。

そうやって大変だ的な話をした後、だいたい出てくるのは明石家さんまさんと関根勤さんだ。大ベテラン、大先輩のお二方が大量に見ているから、我々も頑張らなければいけないなあと思いつつも難しいんだよなあ、という話でだいたいが落ち着く。

タレントさんっておバカキャラクターとか、モノを知らないキャラクター以外の方はだいたい全部見ている雰囲気で話しているからすごい。私も大人になって、知っているフリでなんとか切り抜けているんだろうなと思えるようになったが、それでも知らないというのをごまかせる技術があるのだろう。
日記から日にちがズレるが、これを書いている今日、朝にサンデーモーニングのスポーツコーナーを見ていた。ご意見番(かつて大沢親分と張本さんがいたポジション)に今日は里崎さんと吉田沙保里さんが出ていた。
日本人メジャーリーガーが頑張っている、大谷はホームランをたくさんうっているという話題で、司会の膳場さんが吉田さんに話をふった。
「吉田さんは日本人メジャーリーガーはどなたを応援していますか?」すると吉田さんは明らかに戸惑っていた。声は発していないが「誰がいるかわからない」と表情でわかった。
吉田さんはなんとか「うーん・・・。やっぱり、大谷選手は頑張て欲しいです」となんとか苦し紛れにコメントした。ちょうどフリップに大谷選手の写真と成績が載っていたことでナンを逃れた。ライスが欲しい。
と思ったら、膳場さんが追い打ちをかける「あ、こちらが日本人メジャーリーガーの一覧です」と現在メジャーにいる日本人全員の顔写真と名前の書かれたフリップを出した。
私はテレビで見ながら「膳場さんやめてあげて!」と思いながら見ていた。吉田さんは「あ~。鈴木、誠也、選手ですね。ごにょごにょ」後半は聞き取れなかった。
明らかにメジャーに興味が無いのが見て取れる。いじめないであげて欲しい。そして隣に座っているのは里崎さんだ。里崎さんと言えば、Youtubeや解説でNG無しのぶっちゃけトークが人気だ。であれば里崎さんが「いや、吉田さん。全然興味ないじゃないですか!」と今にも言い出しそうだ。それを言ってもらえれば、まだ笑いでなんとかこの悪い空気をかえられる。

結局、里崎さんはニコニコしているだけでスポーツコーナーが終わってしまった。サト!あんた性格悪いなあ!やはりキャッチャーは性格が悪いほど成績が残せるというから、一度は世界一のキャッチャーになった男はこういうことをやってのけるんだなあ。
で、一番悪いの膳場さんだ。傷口を広げるようなフリップを出してしまった。吉田さんと言えば、かつて中日、巨人で活躍した井端選手のファンで知られていた。私がもし、このスタジオにいれば「吉田さんは井端選手一筋ですからね!メジャーはあまりご覧になっていないかもです!」と言ったはずだ。そうすれば吉田さんも「そうですね。」と答え、里崎さんが「じゃあ、僕が活躍したWBCは井端さんいなかったですから、見てないってことですか~?」とスタジオ大爆笑でスポーツコーナーが終わったはずだ。
今日のサンデーモーニングに足りなかったもの、それは私である。

何の話をしていたっけ。そうそう。見ていないものを見ているフリをするという話だ。昔、タモリさんが何かの番組で「タモリさんは物知りですよね」というもう誰もがわかり切った話題で話していた。
そのタモリさんの返答がとても印象に残っている。「いや、知らないことはたくさんあるんですよ。知らない話を誰かがしているときは「そう。」と静かに頷くんです。そうすればタモリが知っていることをこの人は話しているんだ、と世間が勝手に思ってくれる」そういうことを言っていた。なるほどなるほど。そういうテクニックがあるんだと納得した。

でもよく考えたら、モノを知らないと思われようが思われまいが私にはあんまり関係ない気がするから、どうでもいい話だな。

話が長くなった。すでに2000文字。まだ日記を書いていない。
起きてから、日記を書いたら日記を2回分書いてとうとうウーバーをやろうと思ったら、お腹が空いてしまった。
鶏肉に冷凍ネギをかけて、特に味をつけずに火にかけた。これを見ていると、むくむくとスケベ心が湧いてきた。食べ物のスケベをやりたくなった。

ここに水を適量入れて、ぐらぐらさせる。私と同じの食事スケベの方ならピンと来たかもしれない。これでもってインスタントラーメンをやるのだ。
ラーメンスープは鶏の骨、豚骨とネギなどの香草をよく煮て作られる。鶏肉とネギを見た瞬間に、これはラーメンだとなった。
ちょうど、なんとなく業務用スーパーで買った激安豚骨インスタント麺があったからこれを入れてやる。さっそく食べればうめえい、これは美味いですよ。
もしお腹が空いてうずくまる少年が目の前にいれば、すっと出してやりたい。この春に就職した、新人OL(死語)が仕事の疲れのそのままにリクルートスーツのまま眠ろうとしていたら、これをすっと出してやりたい。酒に酔ったおやじがふらふらと帰ってきて、玄関で寝ようとしていたらカバンとジャケットを預かるから、これでも食べて寝なさいと言ってやりたい。
そんな優しさを持った出汁のうまみ。これ美味いですよ。

なんといっても予想外だったのが、この激安インスタント麺がウマい。激安にもかかわらず、麺がほぼストレート麺。豚骨ラーメンにぴったりだ。ほぼストレートと言うのもいじらしい。この値段でできる麺はこれが限界ですという作り手の声が聞こえる。
「評判屋」というインスタント麺シリーズの豚骨味。初めて食べましたが、お勧めできます。もちろんマルちゃん製麺とかラ王とかの方がうまいのはわかっている。これは5食で220円くらいの激安くんである。見かけたら買って食べてみてほしい。安さとうまさのちょうど中間を抜けてくる。湾岸ミッドナイトのように隙間をぬって走る。

あーおいしかった。12時に昼寝をしてしまった。起きたら15時だった。すけべだねえ!
南無三と、支度をしてようやくウーバーをやる。テンポは悪くないくらいでポンポンポンと運んでいれば、先日の亀戸のウォーキングコースそのままに注文とお届けをした。今日も天気が良くて、苦も無く15件くらい運んで21時前くらいになったので帰宅する。残すところ10件だ。これを明日はやって、あれやって、これやってとなる。

帰宅後は風呂に入って、サックスの練習をする。ドレミの歌をなんどか吹いて、まだまだ技術は足りていないなと思うのだが、やっぱり曲も吹きたいなと思う。検索すれば、坂本九さんの「上を向いて歩こう」の楽譜があった。これいいやんと練習することにした。
まずは上を向いて歩こうが吹けるように練習していこうと思う。私と「上を向いて歩こう」の間には深い因縁(いい意味で)があるが、それを書き始めるととてつもない長さになるので、また次の日記にでも書こう。涙がこぼれないように。

今日面白いと思ったことは「生放送のテレビはやっぱり何が起きるかわからない面白さがあることをわからされた。そういえばラジオもだいたい生放送で、その面白さがある。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。