見出し画像

湧き上がる音楽をアウトプットするために

いつもお世話になっています、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。

嬉しかったのでもう一度だけ書きます。
Buffet Crampon Japan様よりBesson Artistとしてカタログにお載せいただけました。

もくじ

以下お知らせ
このあとお知らせ長めに続きます。めんどくさい人は上の目次より「湧き上がる〜」とクリックして飛んでください。

もちろんお知らせに目を通してくださったら嬉しいです。

河野企画では、音楽業界での経験を活かし、以下のようなサービスを提供しています。

・演奏やリハーサル録音に関するアドバイス
楽曲の表現力や音質、アレンジについて、プロの目線でアドバイスいたします。

・金管楽器のレッスン
トランペット、トロンボーン、ユーフォニアムなどの金管楽器に特化したレッスンを行っています。

・スコアリーディングの指導
楽譜の読み方や理解を深めるための指導を行っています。

・各種音楽に関するご相談 など
音楽に関するあらゆるご相談に対応いたします。

また、ご希望に応じて、その他のご相談にも1件¥5,000~にて対応いたします。

詳細については、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

演奏会お知らせ集

5/28(日) BB獅子座 千葉 旗揚げ公演
6/17(土) IBE 大阪 IBE Concert 2023
7/2(日) TBBF, RBB & IUB 東京 東京ブラスバンド祭2023
7/9(日) RBB 東京 定期演奏会
7/30(日) Nexus 茨城
9/2(土) Nexus 茨城
9/9(土) OBB 愛知 第10回記念定期演奏会
10/28(土) Nexus 茨城
11/23(祝木) Nexus 茨城


湧き起こる音楽をアウトプットするために

いつの頃からか忘れましたが、チューバや指揮で演奏をしていくうちに、楽譜や音楽の流れから一筋の流れのような感じるようになりました。それはなんというか

「こうきたらこういくよね」
「こうこう、そしてこう」

というようなとても抽象的なもので、でもはっきりと頭?心?の中で流れているのです。

例えばチューバを演奏していても、指揮を振らせていただいて目の前で演奏をしてもらっている最中にもその音楽の流れというものが目には見えませんが、目や鼻、舌といった五感の一つずつ以外、聴覚はもちろん触覚としても空気の流れと共に音楽の流れを感じます。

これが僕の音楽なんだなと強く思えるのです。

そしてそこの流れに自身の発する音楽がうまく噛み合った時に至上の喜びやエロい意味ではない快感、気持ち良さというのを感じ、本当に音楽をやっていて良かったなと思うのです。

きっとそれらは格闘ゲームのコンボが決まっていく感じや、団体競技で技や連続した動きが練習通りに決まった快感に似ているかもしれません。

この自身の音楽=答えを表現するために技術があるのだと常々思います。

インプット

さて、この一連の音楽の湧き起こりを起こすためにはどうしたら良いのかと考えてみると、一つだけ身に覚えがあります。

とにかくたくさんの音楽や芸術、物事に触れるのです。いつも同じことでも良いし、毎回違うもの、なんでも良いからとにかく数をこなし、体験を増やし、人生の、自分自身の心や頭の引き出しを増やします。

そうしてとにかく詰め込みまくっていくうちに容量がパンクし、溢れます。(この間も楽器や指揮の練習や仕事、つまりアウトプットというのは続きます。)

そうした膨大なインプットとアウトプットの循環の中、ある時楽譜や演奏から先述した「流れ」を感じ取るのです。

自分で楽器を練習している最中であれば、僕は右利きなのでご飯を食べようとした際にお箸をごく自然に右手で使うかのごとく、生きるために自然と呼吸をするかのごとく、楽譜に書かれている音楽をこうしたいという流れを感じるのです。その際に自分の技術が足りていなく「そう」できない箇所の練習を行います。

指揮に関しても同じです。楽譜を読んでいる最中、指揮を振っている最中、奏者が奏でてくださった音楽の流れと自分の中に流れている音楽の流れを溶け合わせ、僕も知らない一歩先の音楽の流れを目指します。

方法から入りやすい

この「答え」=自身の音楽がわからない、出てこないうちはどうしても方法にすがりたくなります。ここでいう方法とは先述した「技術」のようなものです。

でも富士山登頂のためのルートも知らず、ただひたすらに筋トレをし続けるのと、そのルートを理解し実際に登って試してみるのでは効果は歴然の差です。

過程があるから結果があるのももちろんそうですが、「こういう」を答えを得たい、だからこの過程をこなしていくの方が近道だと僕は思います。

例えるのであれば

とにかくお金を貯めて、老後に備えよう!

という考え方と

老後には○千万円必要だから、今のうちから月に○万円運用してお金を貯めよう

のようなことです。

こんな結果が欲しい、だからあんな演奏がしたい、そのためにこんな技術が必要だ、という感じです。

以下はAIによる僕の意見のわかりやすい表現です。

「このように、演奏において明確な目的や戦略を持って取り組むことが非常に重要です。

例えば、オーケストラの場合、演奏の目的に合わせて楽曲のアレンジや演奏のテンポ、ダイナミクスなどを調整します。祝祭的な曲を演奏する場合は、テンポを速めに設定し、ダイナミックな演奏を心がけることで、明るく華やかな雰囲気を演出します。一方、哀愁漂う曲を演奏する場合は、テンポを遅めに設定し、静かな演奏を心がけることで、重々しい雰囲気を演出します。

また、音色や表現にもこだわりがあります。例えば、同じ楽器でも吹き方や息の使い方によって音色が変わります。また、強弱やアタックの使い方によって、表現力を高めることができます。そのためには、日々の練習に加え、様々な技術を磨くことが大切です。」

ここから河野

というように明確な目的、音楽の流れ=自身の答えを大前提にそのためにはどうしたら良いかというふうに練習をしていくことが大事だと思うのです。

そのために、とにかく音楽だけに関わらず、様々なことをインプットし、自身の引き出しを増やすことが大事です。

少しでも参考になれば幸いです。今日もここまでご覧いただきありがとうございました。

PS:
最近ミュージック・エイト様にて金管バンドに関する記事を書いています。お時間ある時にぜひ合わせてご覧ください。

河野一之 (Kouno Kazuyuki) https://kazuyukikouno.wixsite.com/bassjunkie/biography

洗足学園音楽大学、英国王立ウェールズ音楽歌劇大学院(PGDip)を修了。
日本ブラスバンド指導者協会理事。Sony Music Stand Up Orchestra チューバ奏者。
Nexus Brass BandRiverside British BrassImmortal Brass Eternally 常任指揮者。 東京ブラスバンド祭マスバンド総括。河野企画代表。Besson アーティスト。

サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。