東京のクラフトビールが熱い！

今更言うまでもないことだが、クラフトビールが面白い。もはやビールを「とりあえず」と注文する時代は終わったと言って良い。ビールは料理に合わせて選ぶ時代なのである。ビールを飲める店も作る場所も増え続けており、情報は洪水状態である。

ちなみに写真の店は御茶ノ水「WIZ CRAFT BEER and FOOD」。ランチでもクラフトビールが飲める貴重な店だ。そう、昼も頑張って酒を飲まなければリサーチし切れないのである(意識高いビールクズ

そんな中、今年の7月に「東京クラフトビール」という雑誌が発売となった。東京のブルーパブ(醸造所を併設したビアパブ)とビアレストランを60店舗以上取り上げた大変ありがたい本で、クラフトビールに興味がある人の入門書としても最適だ。今回訪れたのはその掲載店の一つ。

クラフトビールと手作り点心の「CoCo Craft」

今回の目当ては市ヶ谷の「CoCo Craft」という店。
飲み屋というのは入り口が狭かったり窓がなかったりして中の様子が分からず、入るのに抵抗感があることも多い(だからといって入らないことは無いのだけれど)。
なのでこういう外から中が見える店というのは存外にありがたいのである。

タップ数は8個。国内のクラフトビールを中心に選出しているようだ。この日は頼まなかったが「ガージェリー」のビールも取り扱っている。一般販売はされておらず、飲食店でしか飲むことが出来ない国産クラフトビールである。

早速頼んだのは「うちゅうブルーイング」のヘイジーIPA「ミルキー」。
うちゅうブルーイングは今クラフトビールファンの中で最も注目されている山梨のブルワリー。とにかく大人気で、私が普段行く店ではすぐに売り切れてしまうので中々出会えない。初めて来た店で飲めたのはラッキー！

自家製チャーシューとネギを和えたオツマミ「ぴりっ辛ネギチャーシュー」。ピリ辛というが結構辛め。苦味を抑えつつも濃厚な飲みごたえのヘイジーIPAと合わせるのは正解だった。

この店のウリはなんといっても点心。店主は広東料理店で修行の経験があるそうで、ビールとの相性を考えた点心を手作りしているのだという。
カラッと上がった「五目春巻」はザクザクの食感とジューシーな五目餡が大変美味。

「手打ち海老蒸し餃子」。ビールの相棒といえば焼き餃子だが、もちもち皮の蒸し餃子も勿論大好物！手頃なサイズ感で提供されたので一人飲みにも丁度良い。
餃子というとピルスナーやペールエールがペアリングの定番で、ろまんちっく村は「餃子浪漫」というビールに合うメルツェンを作っているが、優しい甘みのあるこの蒸し餃子なら黒ビールとの相性も悪くないかも。

他にも焼き餃子・水餃子・シュウマイ・チマキ・小籠包・チャーハンと定番どころをバッチリ抑えており、一度では味わい尽くせない！市ヶ谷駅から徒歩3分とアクセスも非常に良いので、この店はリピート確定だ。

MMDモデル紹介「茨木華扇」

中華というとどうしてもシニョンキャップのイメージがある。特に漫画「金色のガッシュ」のリィエンのイメージが強い。おまけページに髪の結び方講座が載っていた気がするのだ。
という訳で今回のヘッダーは東方Projectの茨木華扇にしてみた。私の作品ではMMDドラマ「ゲンソウイレブンAPPEND」に登場している。