ジジイにはジジイにふさわしいものの言い方があるのではないか
私は今58歳ですが、同世代と比べると気持ちは若いほうじゃないでしょうか。「気持ちは若い」と言うと聞こえは良いのですが、時と場合によっては「ベテランらしからぬ意識の低さ」と言えなくもない訳でして、必ずしも良いことばかりではありません。
例えば、仕事の上で「それは違う」と相手に伝える時。自分より若い者に言われれば「生意気なヤツだけど、言ってることは筋が通ってる」みたいな受け止められ方をする場合でも、還暦前のジジイに同じように言われると「言ってることは分かるんだけど、あの人、けっこう歳が上だから、言い訳とかもしにくくて。けっこうキツいんだよね」みたいな受け止められ方をすることがあるように思うのです。
特に私の場合は、昔っから目上の人にも平気で思っていることを口に出すタイプで、若い頃から上司に食って掛かっていたような質なので、いつまで経っても同じような口調で話をしていると、下手をするとパワハラになってしまうかもしれません。
仕事の現場で周囲に自分より年上の人を見かけることが少なくなった今では、たとえ上司や取引相手でなくても年長者というだけで優越的な立場にあり、文句が言いづらい相手であることは、もっと意識しないといけません。
さりとて「ああ、じゃあこんな風に言えばいいのか」というのがどんな話し方なのかは及びもつかないのですが(アカンがな!)、まあ、とりあえずは「このまではイカン」ということを書き留めておこうと思います。🍌
(写真は京都の老舗喫茶店マエダコーヒーのモーニングセット。本文とは全く関係がありません。)
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