NLPという神経言語を活かした学習方法と速読への有用性

NLPと学習効率の関係性

神経言語プログラミングと訳され、セラピスト・コーチ・ビジネスマンまで幅広く活用されているテクニック。コミュニケーションや能力開発、加速学習のために非常に有効なテクニックとして評価されている。人間は五感から神経を通して情報を得ているが、外部から収集された情報は脳の中で経験として記憶され、蓄積された記憶は必要に応じて無意識に引き出され、言葉や態度で表現される。つまり神経を経て得た情報に対して自分なりの印象や意味を無意識に与えながら記憶し、さらにそれらを無意識のうちに引き出している。読書の場合は、同じ読書という経験を神経・言語・プログラミングという3つの要素を巧みに利用して意味づけすることが重要。

NLPを活かした速読術

無意識の力を活かす必要がある。無意識の力を使って情報の取捨選択をしていくことで、大量の情報収集や高速処理を可能にする。たとえば何ページの何行目の文をきちんと理解したいとなったら確実に意識領域でその部分を読書する必要がある。しかし無意識下で全体的・感覚的・並列的に読んで物事を処理すれば、細かく情報を認識することはできないが、そのぶん大量の情報を短時間に得られる。つまり、高速リーディングで無意識に協力してもらい、本全体の内容を掴んでから、気になった部分をじっくり読むポイントリーディングを行うという方法。

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