見出し画像

資産形成と資産運用

こんにちは。
久々の投稿となりました。
ネタは色々とあるのですが、日々の忙殺にかまけておりました。

今回は、「投資」についてです。

まぁ、私が投資と言えば不動産投資だろと言う事になってしまうのですが、それも含めて書いていきたいと思います。

不動産投資は資産運用

それでは質問です。
これを読んでいるあなたは、不動産投資と聞いてどの様な印象をお持ちですか?

当然、人それぞれ違うと思いますが、私の考えの結論を先に言いますと、「不動産投資は、資産運用の考え方が基本」です。

例えば、不動産投資物件を探すときに良くポータルサイトや不動産会社のホームページを見ると思うのですが、その際に物件の検索条件を入力したりする際に出てくる「利回り」と言う言葉。

これを読まれている殆どの方はご存じだと思いますが、この「利回り」と言う言葉、主に指標として、比較検討する時に使いますよね。

では、何と比較検討するのか?

「それは勿論、他の物件だよ。」となると思うのですが、その一歩手前、不動産投資をしようと決めた際の事を思い出してみてください。

定期預金、株、債権、商品取引等々数ある中で、他の金融商品などと比較して不動産投資にしようと言う流れになったと思います。

つまり、元々運用するなんらかの資産が手元にあり、今後の資金計画・自分の趣味嗜好等々次第で選択の結果が不動産になったと言う流れではないでしょうか。

運用の為の手段としての不動産。
これがベースなのではないかと思うのです。

不動産で資産形成?

では、資産形成としての不動産は無いのか? ダメなのか?
無いともダメとも言うつもりはありませんが、現実的な話でしょうか?

結果的に、新居で昔買ったマンションが値上がりしていて、住み替えの時に高く売れた。この様な話は時々聞きますが、ではこれを投資の観点で行う事は可能なのか? と言う話になります。

これって、不動産業者の手腕ですよね?

素人でも、売り買いを重ねて資産が増えていくと言う事は運が良ければあり得ますが、そう何度も続きません。
そして、まず最初に投資用不動産を取得する際に最低限の資金が必要です。

住宅と違って、物件代金+諸費用とか、物件代金+リノベ費用とかのフルローンはあり得ません。

そして何よりも不特定多数の相手方に対して複数回の取引を行うには宅地建物取引業の免許が必要となります。
まれに、免許なしで複数回の取引を行っている方の話も聞きますが、年に1回とか数年おきにと言うスパンが長いので見逃されているだけです。

甘い言葉にご用心

では、この様な例を持ち出して何が言いたいのか?

ここでも、結論を言います。

・数年後には値上がりが期待できる物件だから今買うと良いですよ。
・レバレッジを効かせてフルローンで複数物件買いましょう!
・既に当社で転売先のお客さんがいるのでこれだけの利益出ますので買いましょう!

実例を上がればキリがありませんが、この様な値上がり(キャピタルゲイン)目的の勧誘は気をつけてください。ほぼ嘘です。
断言出来ますが、その通りに買った時よりも高く売れる見込みはありません。

なぜなら、その様な物件であれば、その業者が自分で買うか知り合いの業者に買わせているはずだからです。

誤解しないで頂きたいのは、これは同業者を潰す為でも、暴露したい訳でもありません。
普通に冷静に考えれば解りえそうな事なのに、引っかかってしまう方が多すぎるのです。

将来の値上がりなど完全予測など出来ないのが前提なので、詐欺と言えるかどうか。。。
仮に詐欺だとしてもそれを立証して訴えても勝てるのか?
後から立証出来るくらいなら、なぜ先に予防線を張っておかないんだと言う話。

最低限の知識を得る努力をしましょう。
経験にまさるものは無いですが、まずは理論武装しましょう。
少なくとも何冊かは不動産投資に関する本を読みましょう。
ネット検索だけでは得られない知識を得られる事もあります。

そして、それでも疑問に思った事などを実際に不動産屋さんに会った時に質問してみましょう。
・即答で返って来るか? 
・適切な回答か?
・わかりやすく丁寧に教えてくれるか?
・面倒な質問をした時の態度は?
・ポジショントークになっていないか?
などで、見定める事なども可能になってきます。

この様に、事前に少しだけでも知識を得ておくだけでもかなり違います。
少なくとも、どの様な不動産屋さんと付き合うのが自分にとって良いのかがわかる様になってきます。

そして、再度言います。

不動産投資は、運用がベースになります。
努力して貯めた資産、運よく出来た資産、いずれにしても手元の資産を上手く運用する先にキャピタルゲインがあればラッキーと言う前提で組み立てるのが最善策です。

不動産投資の規模でハイリスクハイリターンを背負える方であれば別ですが、上には上の規模のプレーヤーがいます。
一発退場にならないような投資をお勧め致します。

もっと色々書きたいのですが、今回はここまでとします。

次回は近いうちにこの続き、具体的な資産形成や不動産投資の組み立て方などについて書きたいと思います。

それでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?