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Your smile is my happiness.

私の大好きなアイドルBTS。

彼らの本日11/9のMusic Stationへの出演予定が、昨日の夜いきなりキャンセルされた。

Twitter上では多くのファンが悲しみ、もうついていけないという人までいた。

たかが1本の番組をキャンセルされただけ。それでもこのことは私達日本のファンにとって本当に大事件だった。

2017年4月にジミンが着用していた原爆の写真がプリントされたTシャツ。もう1年以上前のそのたった一回の過ちが、今このタイミングでこんな大騒ぎになってしまうなんて、誰が予想できただろうか。

1ヶ月ほど前からいきなりネット上で広まりはじめたこの話は、BTSの事をよく知らないが韓国に対してとても嫌悪感を抱く人たちの格好の話の種となり、outbtsや日本活動の停止を求めると言ったタグをつけた投稿がTwitter上で多く目につくようになった。(中には元々ファンだった人もいた)

もうこの出来事については、政治の問題や韓国と日本の歴史、歴史認識の違いの問題でもあり、私のような個人が解決法を示唆できるようなものでもないので詳しくは触れない。

ただ、私は彼らがこのような形で、長年夢見てきた東京ドームを目の前にして、多くの人に知れ渡ったことが悔しい。本当に本当に悔しくて悲しくて、どうしようもない気持ちでいっぱいになる。

Tシャツを着ていたことが正しいなんて全く思わないし、韓国内での目があるから厳しいとは思うが事務所から謝罪や見解を述べるべきだとは思うけれど、実際の事実に嘘か本当かわからないような尾ひれがつき、彼らの日本のファンへ向けてきた愛も全て偽りだと、反日だと決めつけて批判するのは違うと思うのだ。彼らが今まで作ってきた音楽、パフォーマンスへのひたむきな努力、そしてファンへ捧げる愛は絶対に偽物なんかじゃない。日本が嫌いなのに、メンバーみんなで日本の曲を聴いて涙したり、プライベートで家族で京都旅行なんてしないだろう。

たった一度の過ちで多くの日本から反日のレッテルを貼られてしまったBTS。ワールドスターの彼らだって人間で、まだ20代の若者なのだ。ファンを心から愛し、いつも完璧な姿を見せようとしてくれる彼らは、今、どんな気持ちでいるのだろうか。多くの悪意が渦巻くこの日本に、ライブのために入国するのはとても恐ろしいと思うし、きっとTシャツを着たジミンくんは今頃凄く自分のことを責めていると思う。

私の見てきたジミンくんは繊細で、寂しそうな人によく気づく優しい人だ。そして、すぐに自分のことを責めてしまう。彼は、ちゃんと今、あの前が見えなくなってしまうんじゃないかと心配になるような糸目の笑顔を浮かべているだろうか。

過去に起きてしまったことは変えられない。日本と韓国の間の長年の深い溝も、簡単に修復できるものではない。

今、日本中の多くのARMYの人々は悔しくて遣る瀬無い行き場のない気持ちを抱えて苦しんでいると思う。

でもきっと、1番苦しいのは彼ら自身だ。
沢山悩んで、もしかしたら涙を流しているかもしれない。

今こそ私達ファンが今まで彼らに貰った沢山の幸せの恩返しをしたい。彼らの苦しみを、少しでも救ってあげたい。

辛くて苦しい。私達の手に余る大きな問題だから。でも、なにがあっても、私達の中には変わらない彼らへの愛は確かに存在するはずだ。

昨日よりも今日、今日よりも明日多くの愛を、彼らに伝えることこそが私達が今するべきことではないだろうか。

彼らの笑顔こそが私達の幸せで、希望の光だから。心無い言葉達を超えるぐらいの沢山の暖かい言葉を、彼らに届けたい。

心からの愛情があなたたちに伝わりますように。

私達ARMYは永遠にあなた達を愛しています。

#bts #アイドル
#エッセイ
#btsの日本活動を永遠に応援します


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