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政府に対して文句があるならパブコメを! すでに6万件越え!

「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」(案)に対するパブリックコメントは、5月7日18時まで匿名(氏名等は任意)で送ることができます。すでに、6万件を越える勢いです!

数の力

募集中のパブコメについては、下記の記事で取り上げました。

これまでに何度か感染症対策に関するパブコメがありましたが、2023年4月に行われた下記の募集は、締切の前日で1300件ぐらいしか集まっていませんでした。

ところが今回は、すでに6万件以上集まっています。提出フォームから意見を送ると受付番号が出るので、その番号で件数がわかるのです。

「意見なんて送っても、どうせ決まっているから・・・」と思う人もいるでしょう。けれども、国民がどれだけ関心を持っているかを示すことには、大きな意味があると思います。ほとんどの国会議員にとって重要なことは、次の選挙に受かることです。つまり、今のように国民を無視し続けていたら、次の選挙に受からないことを示す機会の1つとしても意味があると思います。

他国でも、「数の力」で勝ち取った事例があります。アメリカなどで培養肉が認可され始めている中、イタリアでは食文化や健康を守るために、培養肉や昆虫食の規制に対して50万筆の署名が集まりました(下記参照)。

そして、イタリア下院でも2023年11月16日、培養肉などの細胞性食品・飼料の生産や販売を禁止する法案を可決しました。

オランダは、約57.7%の投票率で、農業を守ろうとする一般市民の政党(BBB)が大躍進しました(下記参照)。

今、日本人に必要なことは、政府が行っていることに「関心」を持つことです! そして「関心」を持っていることを、政府に示すことだと思います。


パブコメ募集ページ

noteでも、多くの方がこのパブコメについて記事を書いています。入力の仕方や意見を参考にしつつ、一人ひとりが自分で考えて「自分の意見」を送ることが大切だと思います。

短くても、文章が変かなと思っても問題ありません。政府が出している文章も、変なのばかりです。直接入力していくより、メモ帳などのアプリに下書きをしてから、コピペした方がよいと思います。「機種依存文字は使えない」というエラーが出たり、うまくいかないケースもあるようです。

締め切りは5月7日18時ですが、ギリギリだとアクセスしにくいかもしれないので、送るなら今すぐに!