匂いで蘇る記憶
わたしは、空気の温度感とか香りで、その当時の似た香りを感じた日を思い出す。
朝、家を出る時の空気が”あっこの匂い、中学生の頃の入学式の時と似てる”
金木犀の香りを感じると、毎日の登下校で挨拶をしてくれたおばあちゃんを思い出すし
夕暮れ時の砂の混じった埃っぽい空気感を感じると、中学時代の放課後の部活を思い出す。
わたしにとって匂いは記憶と密接に繋がっていて
だからこそ、日々を過ごしてそんな些細な香りに気づいていきたい。
そう思った、5月晴れの朝でした。
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