今回は「毒親の介護放棄をした場合、法律的にはどうなるのか？」について見て行きましょう。

毒親の介護放棄をした場合はどうなるのか？

受け入れがたいものの、法律的にはこうなります。

_＊_＊_

親の介護を放棄すると、法律上問題となる可能性があります。具体的には、「保護責任者遺棄罪」に該当する可能性があります。

「保護責任者遺棄罪」とは、扶助が必要な人物を置き去りにする犯罪で、この罪に問われた場合、刑法では3ヶ月以上5年以下の懲役が科せられると定められています。

具体的には、親が高齢や病気などで介護が必要な状態にあるのに、子どもが正当な理由なく介護を放棄した場合は、扶養義務を果たしていないとみなされ、保護責任者遺棄罪によって逮捕される可能性があるのです。

ただし、具体的な状況や法律の解釈には専門家の意見が必要です。法律に関する具体的な質問や懸念がある場合は、法律専門家に相談することをお勧めします。

また、介護に関する困難や問題に直面している場合は、地域の社会福祉協議会や介護支援専門員（ケアマネージャー）など、専門的な支援を提供する機関に相談することも重要です。

これらの機関は、介護サービスの利用方法や、介護の負担を軽減するための支援策についての情報提供、相談対応を行っています。介護は一人で抱え込まず、適切な支援を求めることが大切です。

ソクラテスさんは「悪法も法なり」と言ったことになっていますが、実はクリトンさんの後付けのごとく、こんな法律がまかり通るのもどうだかね～　というきもします。