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【投資初心者用マガジン④】ジャックとジルのエピソード~複利~

こんにちは!みかんです。

投資初心者用マガジン第4弾です!

今回は長期投資をするのであれば必須の知識、複利の話です。

長期投資家の中で有名な「ジャックとジル」のエピソードをご紹介します。

過去のマガジンは↓↓↓からご確認ください。


ジャックとジルのエピソード

弟のジャックと姉のジルのお話です。

弟のジャックは18歳から8年間、毎年50万円ずつ投資をしました。

ジャックの投資総額は8年間×50万円=400万円です。

このあとは一切追加せずにずっと放置しました。

一方、姉のジルは26歳から40年間、毎年50万円ずつ投資をしました。

ジルの投資総額は40年間×50万円=2,000万円です。

投資対象はどちらも同じ銘柄で、年間平均利回りを10%とします。

※年間平均利回りとは100円投資したら1年後は100円×110%=110円、2年目は110円×110%=121円、3年目は121円×110%=133円…となります。
この元金100円に10%の利益が加算され、それにも10%の利益が加算され続けることを『複利』といいます。

家庭の金銭学/リック・イーデルマン

みなさんに質問です。65歳時点で2人の総資産はどちらが多いでしょうか?







答えは、ジャックです。


■65歳時点の二人の資産

ジャック:2億5,878万円

ジル  :2億2,129万円

長期投資は時間が超重要!

この話を最初聞いたとき、「なんでやねん!」となりました(笑)

だってジャックは400万円しか投資していないのに、2000万円投資したジルより65歳時点でお金が多いって意味が分かりません。

でもこれが複利の凄まじさなのです。

ジャックがなぜジルよりお金が増えたのか。

それは18歳から26歳までのジルが投資していなかった期間に、ジャックは投資していたから。

以上!(笑)

つまり、長期投資を考えるうえで超重要な要因は時間です。

もちろん投資の世界は投資するお金の量も大切です。

100万円を年間利回り10%で運用すれば1年後には110万円。

1億円を年間利回り10%で運用すれば1年後には1億1,000万円。

私を含め一般的な家庭に育った人は、1億円なんて大金を投資に回すことなんてできません。

だとしたら時間を最大限味方につけた投資をすることが大切です。

ジャックとジルのエピソードから学ぶ教訓

ジャックとジルのエピソードは複利の凄まじさを学べるエピソードです。

このエピソードから学ぶべき教訓とは何でしょうか?

それは長期投資において投資を始めるタイミングは常に「今」である、ということです。

私の父は60歳を超えてからインデックス投資を始めました。

その時のエピソードはこちら!

父はよく言います。

父「もっと早く始めればよかったなー。」

私「気づいた時に始められてよかったじゃん!」

父「それもそうやな!」

幸いなこと?に日本の平均寿命は延び続けています。

女性が87歳、男性が81歳です。

インデックス投資を始めようか悩まれている方は、始めることを検討してみてください!

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