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ep.9 おとぎ話の街オーデンセで体感するデンマークのローカルな暮らし

こんにちは!Airiです。

さて前回までのスウェーデン特集に引き続き、2023年10月の秋休みについての話題をお届けしようかと思います!🍂
(この原稿は当時書いていたものなので、記憶が新しいため筆が乗っていてノリがいい感じがよく出ていると思います笑。それではお楽しみください🤣)

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デンマークでは10月中旬が秋休みです。
聞くところによると、昔のじゃがいも収穫🥔のための休暇が名残となって今も秋休みの習慣があるんだとか・・・!!(なんだか日本の稲刈り休暇、田植え休暇みたいですね。)

秋休みの期間は大学も1週間休みなので、この休みを利用して前半はスウェーデンのストックホルム、後半はデンマーク第3の都市オーデンセへ行ってきました!

今回もストックホルムに引き続き、オーデンセの2泊3日旅の記録をつけてみたので、一緒に旅をした気分になって読んでいただければ嬉しいです🥰


1日目

電車移動~到着まで

まずはコペンハーゲン中央駅から電車に乗り、オーデンセまで約1時間半の道のりを電車でゆきます。実はこの日、大嵐が近づいていて、電車が止まるかもしれないなかでヒヤヒヤしながら行きました・・・(私が乗ったあとの2本くらい後の電車から運休になりました(゚Д゚)ヒェー!!)

コペンハーゲンがあるシェラン島から、グレートベルト・リンクという橋を渡り、フュン島へ移動します。海もしけっていたけど、綺麗だったなぁ・・・

オーデンセがあるフュン島への移動中。

ついに到着!
駅に降りた感じは、落ち着いていて優雅な街だなぁという印象です。

駅からの眺め
コペンハーゲンより静かで落ち着いている印象

さてさて、その日はパートナーの実家におじゃますることになっていたので、早速おうちへ移動。(おみやげに日本の抹茶クッキーとホタテ味のせんべいを持って行きました。抹茶のウケがやはり良かったです・・・!😂)

お昼ご飯

その後、お昼ご飯をいただきました。
白身魚のフライに、デンマークではポピュラーなカレー風味のマヨソースをかけたもの、豚肉のレバーペースト、バターなど。

デンマークに来てからお魚を食べる機会がなかった(魚、高いのです・・・海に囲まれているのに。)ので、とっても嬉しかったです!日本人にもこのソース人気出そうだなと思いました。マヨもカレーも日本の国民食と言っても過言では無いですからね・・・!

おばあさんのお宅へ

そして、その日はパートナーの父方のおばあさんのお誕生日だということで、少しだけおばあさんのお宅にお邪魔しました。他の親戚の皆さんも大勢集まっていて、わいわいと賑やかな様子でした。

トライしてみたリコリスキャンディー。思ったより美味しかったけど、進んで食べたいとは思わない笑・・・

少しだけ(ほんの少しだけ)知っているデンマーク語で、挨拶したり自己紹介したところ、途端に皆さんの顔がぱぁっ✨と明るくなったのが分かりました。デンマークでは多くの人が流ちょうに英語を使いますが、やはりデンマーク語で話すととても喜ばれるようです。

後から聞いたら、おばあさんが私の発音を褒めてくださっていたようで、とても嬉しくなりました。デンマーク語習得のやる気が出ました・・・。こういう経験って語学学習においては重要ですよね!

コンサートへ

コンサート会場の様子

その日の夜はジョン・ウィリアムズの映画音楽コンサートへ行ってきました!ハリーポッターのテーマやスターウォーズのテーマを聴けてテンションが上がったのと同時に、生のオーケストラの音を久しぶりに聞いて、癒されました。

夜ご飯

そしてそして・・・その日の夜ご飯は、デンマークの伝統料理フレスケスタイ(flæskesteg)をいただきました😋(実は超楽しみにしていたんです!!!)

紫キャベツの酢の物、甘からのポテト、グレイビーソースのようなしょっぱいソースと共にいただきます

フレスケスタイとは、主にクリスマスに食べられている豚肉のローストのことで、今では年中関係無く食べられている家庭料理です。皮の部分がカリッカリに焼かれているのが特徴です。

皮の部分は香ばしくて、お肉はジューシーで、本当に本当に美味しかった…。ほっぺたが落ちるとはこの事か……!と心の底から思いました。美味しすぎて何度もおかわりしました(もともと大食い気味なのですが、デンマークに来て拍車がかかっております・・・やばいやばい)。


2日目

まずは朝ご飯をいただきました。

たくさんの食材が並んで、実に華やか!豪華!です

パンに合うものがずらりと並んだ食卓。チーズ、バター、ジャムと何種類もあります。中でも上写真の中央に写っている三角柱型のチーズがスモークチーズなのですが、これがもう、、、もう本当に美味しくて持って帰りたいくらいでした(コペンハーゲンではあまり見ない気がする)。(T-T)

また、デンマークではポピュラーという、ブラウンシュガーのケーキもいただきました(私は朝からケーキもいけちゃうタイプです)。これが優しい甘さで、ふわふわでたまらなかった!本当に何でもおいしいデンマーク。

ふたかけほどいただきました(もっと食べられる)(爆)


りんご狩りへ

朝食の後は、家族総出でりんご狩りへ行きました🍎。
なんでも、リンゴ狩りに行くのは恒例行事のようなものらしい。広大な果樹園に、列ごとに違う種類のリンゴの木が植えられていて、そこから良い見た目のものを厳選して収穫していきました。

美味しそうなリンゴがたくさんなっていました。
ちょっとすっぱくて爽やかな感じ
たくさんとれました!

オーデンセの中心部探検

そのあとはオーデンセの街散策へと出かけました。
ちょうどハロウィーンのイベント期間中で、仮装をした人がいたり出店があったりと、とても賑やかな様子でした。

水上バスがあるので、これに乗って中心部へと向かいました
めっちゃ寒かったけど景色が綺麗すぎた
ヨーロッパのハロウィーンらしい、中世らしい雰囲気が漂います
ホットチョコレートをいただきました。シナモンとカルダモンをかけてスパイスを効かせるのがデンマーク流?
もうクリスマスっぽい置物を売っている骨董屋さん
このポーズが可愛すぎて、ひとりお迎えしました・・・
オーデンセはアンデルセンの生まれた街です

アンデルセン博物館

そしてそして、念願のアンデルセン博物館へ!!
オーデンセに来たからには絶対に行きたかった場所です。

建築家の隈研吾さんが、博物館のデザインを担当したそうです

全員ヘッドフォンをつけて、立ち位置によって自動で流れる音声ガイドをたどりながら展示を進んでいく形式でした(残念ながら2023年10月時点では日本語音声ガイドは無かった・・・。この北欧人気に乗じて、日本語音声の提供してくれたらいいな!)

幼少期の貧しい様子、作品のインスピレーションをパリやコペンハーゲンでの経験から得ていく様子など、アンデルセンの生涯を体感しながら、作品ごとをモチーフにした空間もあって、とても盛りだくさんでした!

アンデルセンは自分の容姿に悩んでいたそう
私の大好きな話「エンドウ豆の上に寝たお姫様」をモチーフにした展示。こんなベッドで寝てみたい
でもこんな豆粒ひとつに気づける自信は到底ないので私は所詮一般ピーポー
親指姫をモチーフにした展示
たしかに。

まさに「体験型博物館」で、本当に博物館全体が、誰かに読んでもらっているおとぎ話の中にいるような感じでした。気になる方はぜひ行ってみてください!


3日目

最終日の3日目。めちゃくちゃ晴れました・・・!

この日の帰りの電車が10:30発とかだったので、急いで朝ご飯をいただき、オーデンセ駅からコペンハーゲン中央駅への帰路につきました。
(日当たりが良くて気持ちよくて、電車の中で爆睡しました)

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さてさて、いかがでしたでしょうか。
デンマークのローカルな秋の雰囲気を味わっていただけていたら嬉しいです😃!

引き続き、デンマークでの気づきや学びを徒然なるままに発信していくので、どうぞお楽しみに😄!

それではまた👋
Vi ses (^^)/~~~(デンマーク語で「またね」)



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